ファッションが気になる秋!おしゃれ感覚を磨ける洋書を専門家がセレクト
2015年9月12日(土)22:00コメント 031

羽織ものが欠かせなくなってきたこの頃。秋物アイテムをチェックしている人も多いのでは? 9月21日は、銀座・三越呉服店で日本初のファッションショーが1927(昭和2)年に開かれたことから、ファッションの日なのだとか。なにかとファッションが気になるこの季節、洋書でファッションセンスを磨いてみるのもいいかも。そこで、神宮前で洋書専門のブックカフェ「BOOKS BUNNY」のコンシェルジュ・伊藤さんに、オシャレセンスが磨ける洋書を3冊選んでもらった。ファッションの流行は繰り返すもの。プロの美的感覚を掴んで、オシャレ度もアップさせよう。
アンディ・ウォーフォールからファッションセンスを学ぶ

「アンディ・ウォーフォールがファッションアイテムをデザインしていたことを知らない方もいらっしゃるかもしれないですね。描かれたものは、今見てもかわいいし、最近では、Tシャツのモチーフとして使っているものもあるんですよ。表紙のイラストもかわいいので、部屋に飾ればインテリアのアクセントになりそうですよね。ファッション好きな女子にプレゼントしても喜ばれると思います」
著者は、バーニーズニューヨークのクリエイティブディレクターなどとして活躍する、サイモン・ドゥーナン。アンディ・ウォーフォールが描いたファッションにまつわるイラストを集めた1冊。
『Andy Warhol Fashion』Simon Doonan著/Chronicel Books
ファッション小物“サングラス”の歴史をひも解く、超レア本

「30年代の映画スターが巻き起こしたブームや、60年代のヒッピースタイルなど、年代ごとにサングラスの歴史をまとめた1冊です。これはなかなか手に入らない、超レア本なんですよ。その時代時代のアイコンといえるサングラスを写真で紹介しているので、サングラス好きにはたまらないはず。サングラス使いのお手本として活用できそうなスタイルも紹介していますよ」
オシャレのアクセントとしてアクセサリー代わりに使うこともあるサングラス。現在では必須となった、ファッションアイテムの歴史をひも解いた1冊。
『sunglasses』/Univers
音楽シーンからわかる、かっこいいファッションを知る

「反抗的なファッションスタイルができあがったルーツを音楽シーンからひも解いた1冊です。ファッショナブルな音楽と、デビッド・ボウイといったアイコンから生まれた、かっこいいファッションを紹介しています。世の中の常識に囚われない人たちの考え方が反映されたファッションは、斬新だし、魅力的なのでは? 紹介している内容は少し尖っていますが、さまざまなインスピレーションを感じられると思いますよ」
アヴリル・ラヴィーンやサラ・ジェシカ・パーカーなどのファッションを手がける、デザイナー兼音楽家のKeanan Duffty ら3名によって執筆。
『REBEL REBEL: Anti-Style』Keanan Duffty、Paul Gorman、B.P. Fallon著/UNIVERSE BOOKS