ディズニー映画『アラジン』をオーケストラ×生歌×映像で楽しむ  指揮者・出演者来日インタビュー

ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2019

Presentation licensed by Disney Concerts. ©Disney
※ステージ写真は過去の公演です

この秋、ディズニーの不屈の名作『アラジン』が「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2019」でメインの演目に上演決定! 大スクリーンの映像×フルオーケストラとNYのブロードウェイで活躍するヴォーカリストたちの生演奏で、どんなパフォーマンスが繰り広げられるのか楽しみ。そこで、指揮者のリチャード・カーシーさんとジャスミン役のサンティーナ・ウンバハさんに見どころを聞いてきました。

更新日:2019/07/13

すべてがマジカルな経験!特にバラエティの豊かさは世界中でも例を見ないほど

――まず、今まで指揮してきたブラッド・ケリーさんより、バトンを受け継いで迎えた記念すべき最初の年ですが、今のお気持ちは?

リチャード:とてもエキサイティングな経験をさせてもらっています。オーケストラとともに演奏し、お客さんと向き合い・・・。ブラッドさんからのアドバイスに「オーケストラを信じなさい」という言葉があったんですが、実際にやってみると、彼らのレベルはとても高く、素敵なミュージシャンが集まっていた。気負うことなく、そのままを出してもらえば素敵な演奏になるとわかりました。

サンティーナ:私はディズニーのコンサートということしか知らず、「春の音楽祭」を初めて観客として観たんですが、実際には約60人のオーケストラがいて、コンサートの終わりにはお客様と一緒にライトを振って「星に願いを」を歌ったりと、とってもエモーショナルな体験でした。オーケストラを見ていても楽しかったし、リチャードさんの指揮もうっとりしたし、ヴォーカリストたちの声にも。また、お客様の反応が本当に素晴らしかった。すべてがマジカルな経験でした。

――「ディズニー・オン・クラシック」はオズモールユーザーにも大変人気の公演です。その魅力はどんなところだと思いますか?

リチャード:まずはプログラムのバラエティの豊かさでしょうね。これは世界中でもなかなか例を見ないものです。つまり、今回でいうと、パークの曲「ワン・マンズ・ドリーム」からスタートして、数十分後にはディズニー映画『ファンタジア/2000』の映像を流しながら、それに合わせて「ローマの松」の演奏。クラシックかつ壮大な世界を繰り広げ、第2部では『アラジン』の全編をお送りしてストーリーを楽しみながら音楽も楽しんでもらう。

――贅沢ですね。この時間にこれだけのものを。

リチャード:本当にそう。短い間にいろんな感情が込み上げてくる。そういうコンセプトです。

「フレンド・ライク・ミー」が楽しくてとっても好き。“ジャスミンの人生”にも注目を

――『アラジン』を含めいろんな楽曲が入ってますが、特別気に入っているシーンはありますか?

リチャード:『アラジン』のストーリーの始まる部分で、「ひと足お先に」という曲がありますが、それが好きです。いわゆる『アラジン』の映画のイントロダクション的な要素があって、それでいてエンターテインメント性もある。アラジンがどういう人なのかを歌詞の中から伝えることもできる。あと、実はジャファーが好きです(笑)。自己中心的なところもあれば、それがユーモアにもつながる。もともと悪役が好きなんだけど、特に好きなキャラクターですね。

サンティーナ:ジーニーの「フレンド・ライク・ミー」という曲もとっても楽しくて、金管セクションがすごく盛り上がる所が大好きです。でも、やっぱり私の演じる“ジャスミンの人生”にとても共感します。ジャスミンは美しくなんでも持っているプリンセスだけど、ちょっと意固地なところがある。そんな彼女が物語が進むにつれ、アラジンという男性に出会い、全く違う自分を見つけて喜びを見い出すの。自分に置き換えても共感できる部分です。あと、実写版の『アラジン』が上映されたこの年に公演できるのも特別なこと。実写版からの曲も演奏できたらいいですね。私の歌うシーンも増えますし(笑)。

――それは楽しみですね! 

ピピン

その瞬間だけの“ライブ感”が最高!音楽にどっぷり浸かって楽しんで

――ディズニー・オン・クラシックのおもしろさや難しさを教えてください

リチャード:たくさんありすぎて(笑)。全部楽しい挑戦ではありますが、ひとつ目は、僕が普段NYで指揮している『オペラ座の怪人』は22人のオーケストラですが、それでもミュージカルの世界ではかなり大きい。それが「ディズニー・オン・クラシック」では約60名もの人数で、いろんな楽器のカラーが出てくる素晴らしさ。あと、ミュージカルの場合だと、オーケストラピットにいるのでステージの歌手を見ながら指揮ができるのですが、「ディズニー・オン・クラシック」の場合はオケを指揮しているその後ろに歌手がいるので、彼らの声や息づかいを耳で聴きながら、いかにオーケストラの演奏とマッチさせるかという難しさがあります。

――どうやって練習するのでしょうか?

リチャード:NYで練習をしてから来日するんですが、ピアノを弾きながらヴォーカリストの練習をしています。どのタイミングで息を吸うかや、動きの確認など全体像を把握し、来日してからオーケストらと合わせます。その時に、もちろんヴォーカリストとは、どういう物語でどんな伝え方をするかということを打ち合わせするのですが、実際演奏してみるとライブなので毎回感じ方が違うんです。例えば、チェロが弾く音のラインによってヴォーカリストがハッとなにかに反応した場合は、息を短めにとって歌ったり。そういうのを聴いてオーケストラに伝えることでうまく流れるようにする。大変だけど、とってもエキサイティングですね。

――かなり難しそうですね

リチャード:すべてが同時に起こり、ライブ中も常になにか起きているんです。考えて指示を出そうとすると終わってしまうので、ほぼ瞑想のようにハートで感じながら自動的に動く。そんな感じです。

――その高揚感というかワクワクした感じは、観客のそれと似ていそうですね。

サンティーナ:まさに私としてもめざしているところで、“ストーリーを伝える”ということ。それがオーケストラは楽器で、私達は言葉を使ってメロディとともにお送りしています。

――注目すると面白いというポイントはありますか?

リチャード:隠れミッキーみたいなことですね(笑)。今回選ばれた8人はとても素敵なヴォーカリストたちが集まっているので、コンサート全編を通してそれぞれの個性を発見してほしいです。また、「ローマの松」という第一部の最後にお送りする『ファンタジア/2000』の曲があるのですが、ここには隠れミッキーみたいなものが100くらいある。つまり、オーケストラの音楽の編成の中に、例えばフルートの音が出てきたら、フレンチホルンがあり、豊かなコントラバスの音も・・・と、ある意味“3Dの経験”というか、立体的に音楽が何層にもなっている。そのわずか10分の中に、ロマンチックな要素もあり、爆発的なエネルギーも隠れている。さまざまな要素がミックスしているんです。それを意識して聴いてほしいです。

サンティーナ:私はさっきリチャードが言った言葉に共感したのですが、シンプルに感じてほしい。我々がみなさんをガイドしてストーリーに誘うので、むしろ音楽にどっぷり浸かって楽しむという姿勢で聴いていただきたいです。もちろん歌うことは英語で言葉は違うかもしれないけど、音楽がその代わりをなしてくれるだろうし。そのように楽しんでもらえたら、とっても嬉しいです!


毎回大好評の「ディズニー・オン・クラシック」ですが、プログラムの充実ぶりに秋の公演の期待度がさらにアップ! ちょうどホリデーシーズンなので、自分へのご褒美に友達や家族を誘ってぜひ足を運んでみては?

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毎年大人気!ディズニーの名曲をオーケストラ×生歌×映像で楽しむ大人のための音楽会

Presentation licensed by Disney Concerts. ©Disney ©1992 Disney
※ステージ写真は過去の公演です

ディズニーの名曲をフルオーケストラの演奏とNYブロードウェイで活躍するヴォーカリストたちの生歌とともに楽しめる大人のための音楽会「ディズニー・オン・クラシック」。今回は、ディズニーの名作『アラジン』を7年ぶりに全編フィーチャー。スクリーンに映し出される名場面やスペクタクルな演出に見惚れながらディズニーの夢の世界に浸って。春にも好評を得て終了したコンサートチケットを、この秋も特別に確保。早めにゲットして!

PROFILE

リチャード・カーシー/ Richard Carsey
指揮者、編曲者、ピアニスト、俳優としてニューヨークで活躍。
「オペラ座の怪人」のブロードウェイ公演および全米ツアーの指揮者を務めるほか、ベン・スティラー主演のブロードウェイ・ミュージカル「The House of Blue Leaves」のミュージック・スーパーバイザーやブ ロードウェイ・ミュージカル「A Minister’s Wife」の音楽監督を務めるなど、ミュージカル界の名指揮者。
2019年春、「ディズニー・オン・クラシック ~春の音楽祭」にて、ディズニー・オン・クラシックの新指揮者としてデビュー。
サンティーナ・ウンバハ/Santina Umbach
『アラジン』ジャスミン役
ブロードウェイミュージカル『マンマ・ミーア!』でアリ役を務め、オフ・ブロードウェイでは『Dear Jane』(ジル役)、『Mad Libs Live!』に出演。
『エビータ』の米国地方公演では主役のエバ・ペロン役に抜擢され、そのほか『プリンス・オブ・エジプト』(ネフェルタリ役)や『イン・ザ・ハイツ』(ニーナ役)、『Great American Trailer Park』など、数多くのミュージカルに出演。また、テレビ・映画などの映像作品や朗読など、活動の幅を広げている。愛猫に「ジャスミン」という名を付けるほど、子供の頃から『アラジン』のジャスミンに強く憧れており、パワフルな演技力と、バラードにピッタリな温かい歌声で今回ジャスミンを演じる。

『ディズニー・オン・クラシック ~ まほうの夜の音楽会 2019』

スポット名
東京国際フォーラム ホールA /すみだトリフォニーホール
住所
<東京国際フォーラム ホールA>
東京都千代田区丸の内3-5-1

<すみだトリフォニーホール>
東京都墨田区錦糸1-2-3
交通アクセス
<東京国際フォーラム ホールA>
JRほか「有楽町駅」より徒歩1分、「東京駅」より徒歩5分 (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)

<すみだトリフォニーホール>
JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩5分、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口より徒歩5分
キャスト
指揮/リチャード・カーシー
ヴォーカル/サンティーナ・ウンバハ ほか
オーケストラ/THE ORCHESTRA JAPAN
ナビゲーター/ささきフランチェスコ

※出演者は変更になる場合があります
公演日程
<東京国際フォーラム ホールA>
2019/11/15(金) ~ 2019/12/20(金)

<すみだトリフォニーホール>
2019/12/12(木)
料金
<東京国際フォーラム ホールA>
S席8800円、A席7300円、B席5800円

<すみだトリフォニーホール>
S席8500円、A席6900円、B席5400円
ホームページ
『ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2019』HP

WRITING/KANO NUMATA

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