コンサート、バレエ、観劇をより楽しむために知っておきたい心構えと、鑑賞のマナー
2015年7月31日(金)10:00コメント 091

クラシックコンサートやバレエなど、ハイカルチャーな体験をしてみたいと思うけど、どうも勝手がわからない・・・という人は多いはず。堅苦しく考える必要はないけど、最低限のマナーは大事。せっかくの機会も、周囲に迷惑な聴衆が1人いるだけで集中できず、全然楽しめないなんてことも。周りから白い目で見られないためにも、これだけは知っておきたいマナーをピックアップ!
いつもよりおしゃれな服装だと気持ちが上がる

まずどういう服装で行けばいいのかと迷ってしまう人が多い。実は高級レストランのようにドレスコートがあるわけではなく、基本的にはどんな服装でもOK。ただ、せっかくならちょっとおしゃれしてみて。その方がテンションが上がって、演奏までの気持ちが盛り上がるはず。レストランでディナーを楽しむような、エレガントなワンピースにアクセを付けて、パンプスぐらいでもいいかも。
大きな荷物があるときにはクロークに預ける

大きな荷物や、ガサガサと音が気になる買い物袋、雨で濡れたコートや傘なども、クロークへ預けておくのがベター。あと、基本的に演奏中は客席内へ入れないので、時間に余裕を持って着席しておくこと。できれば会場には30分くらい前に着いて、プログラムを読んだりしてゆっくり開演を待ちたい。
音をなるべく出さないよう配慮する

基本的なこととしては着信音やアラーム音の鳴る機能付きの機器はあらかじめ電源を切っておくのはもちろんのこと、プログラムをめくる音、話し声、キーホルダーの鈴の音、いびき(言語道断!)・・・これらはコンサートで懸念される騒音の例。実際に「私も気になったことがある」という人は多いのでは? とにかく極力音を出さないように配慮したいもの。
演奏の最中に咳が出そうになったらハンカチで抑える

もし、咳込みやくしゃみをしたくなったらどうしたらいいのか。そういうときはハンカチを口元にあてるなど、周囲への気配りを忘れずに。のど飴を舐めて咳を抑えるという方法も有効なので、もしものお守りでのど飴を持参しておくといい。もちろん、包み紙は破る際には音にも注意を払って。
クラシックコンサートは拍手のフライングに注意する

クラシックコンサートの場合、初心者がわからないのが、拍手のタイミング。実はそんなに難しいことではなく、基本的に演奏が終わり、指揮者のタクトが降りてからが目安だと思っていればOK。楽章の途中なのか、演奏が終ったのかが分からなければ、周りから拍手が聞こえてから合わせてするというのでも大丈夫。ポイントは焦らないこと。フライングに注意し、演奏の最後に残る音の余韻まで十分に堪能して。