福間洸太朗のクラシックガイド

名曲の聴きどころを解説。ピアニスト・福間洸太朗のクラシックガイド #06

更新日:2020/08/14

憧れのクラシックコンサート、鑑賞したいけれど難しそうなんて思っていない? 名曲が作られた背景や聴きどころを知れば、きっとクラシック音楽がぐっと身近に感じられるはず。そこで金曜日は隔週で、ピアニスト・福間洸太朗さんのクラシックガイドをお届け。ピアノの実演を交えながらの貴重な解説で、名曲の世界にうっとりと酔いしれて。

(C) Marc Bouhiron

クラシックの枠を超えて活躍中。ピアニスト「福間洸太朗」とは?

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(C) Marc Bouhiron

福間 洸太朗(ふくま こうたろう)

パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学、コモ湖国際ピアノアカデミーにて学ぶ。20歳で日本人で初めてクリーヴランド国際コンクールで優勝し、第39回日本ショパン協会賞を受賞。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホールほか、クリーヴランド管、モスクワ・フィル、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など国内外の著名オーケストラとの共演も多数。

最近では映画「蜜蜂と遠雷」でピアノ演奏を担当し、羽生結弦やステファン・ランビエルとのコラボレーションやパリ・オペラ座バレエ団のエトワール、マチュー・ガニオとの共演など、クラシックの枠を超えて活躍している。実力はもちろんのこと、容姿端麗で親しみやすい人柄も、ファンが多い理由のひとつ。現在ベルリン在住。

金曜日はクラシック音楽に触れよう。福間洸太朗がクラシック音楽を丁寧に解説

(C) Kotaro Fukuma

#06 チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23」

クラシックガイド第6回は、ピョートル・チャイコフスキー作曲の「ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23」をご紹介。1875年にボストンにて初演された本作品は、全3楽章からなり、協奏曲の伝統的な形式にとらわれることなく自由な形で作曲されている。福間さんが実演を交えながら、楽曲のポイントを丁寧に解説しているので、初めて聴くという方でも気軽に楽しめるはず。クラシック音楽の知識を学びながら、数あるピアノ協奏曲の中でも極めて人気の高い名曲の音色に酔いしれてみて。

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タイトル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番、第24番、第32番
収録楽曲
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
1)ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op. 31, No. 2 「テンペスト」
2)ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op. 78 「テレーゼ」
3)ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
演奏
福間洸太朗(ピアノ)
レコーディング・データ
ワイヤストーン・コンサート・ホール(2019年10月28日~30日 、イギリス)
価格
CD 2500円、配信(通常音質)1800円、配信(ハイレゾ)2500円 ※いずれも税抜
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WRITING/MEGUMI OGURA

※記事は2020年8月14日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります