楽しいイラスト動画で解説!歌舞伎三大名作のひとつ「仮名手本忠臣蔵」

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歌舞伎をもっと身近に感じてもらうべく、小難しそうなストーリーを現代風にアレンジしてお届けする「恋する歌舞伎」。今回は、元禄1701年に起こった赤穂浪士の討ち入り事件を題材にしたドラマである「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」から3作品をご紹介。歌舞伎ライター・関亜弓さんのわかりやすい解説と、思わず笑ってしまうカマタミワさんの超訳イラストで楽しんで。

更新日:2020/08/12

「仮名手本忠臣蔵」五段目「山崎街道鉄砲渡し/二つ玉」・六段目「勘平腹切」

すべては自分が蒔いた種。忠義な青年の後悔と懺悔

塩谷判官(えんやはんがん)の家来、早野勘平(かんぺい)には、腰元のお軽(かる)という恋人がいる。勘平は、主人が高師直(こうのもろなお)を斬りつけるという一大事が起きた日に、お軽と逢い引きをしていた。勘平はその身を恥じて自害をしようとするが、ひとまずお軽の故郷に身を寄せ猟師となった。ある夜、勘平は猪と間違えて、人を銃で撃ってしまった。あわてた勘平は、倒れた男を介抱しようと懐に手を入れる。すると、大金の入った財布が! ストーリーの続きは動画でチェックしてみて。

「仮名手本忠臣蔵」七段目「祇園一力茶屋」

祇園での遊蕩三昧は、世間をあざむくパーフォーマンス

京都祇園の一力茶屋に大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)という侍が入り浸っている。彼は主人の仇を討つという噂がありながら、連日酒を呑み、遊興にふけっている。ある晩、1人になった由良之助は、先ほど息子・力弥(りきや)が運んできた大事な手紙を、周囲に気を配り慎重に読み始める。ところが、2階で酔い醒ましをしていた遊女・お軽に手紙を見られてしまう! さらに床下には、なにものかが潜み、手紙を盗み読んでいる・・・。色街で遊ぶ由良之助の本性はイラスト動画で確認して。

「仮名手本忠臣蔵」九段目「山科閑居の場」

母の情、男たちの覚悟。そして、娘・息子の恋心

加古川本蔵(かこがわほんぞう)の娘・小浪(こなみ)は大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)の息子・力弥(りきや)と婚約者同士。小浪は母・戸無瀬(となせ)とともに力弥の屋敷に「お嫁にきました」と訪ねてくる。ところが、力弥の母・お石は「お宅の娘さんとは釣り合わない」などと理由をつけて断る。しかし、小浪はかねてより力弥に思いを寄せていたこともあり、引き下がらない。大曲として知られる九段目は、親子の縁、武士の苦悩と若い恋人たちの哀しみが折り重なった繊細な一場である。

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