- 身近なのに意外と知らない銀行のこと。「大手銀行からネット銀行まで、ますます選択肢が広がってきている銀行選び。働く女子におすすめなのは、タイプの異なるふたつの銀行を使い分けること。まず、給料振込や公共料金引き落としなどに使うメインバンクには、自宅や会社の近くにATMがある大手銀行を。貯蓄や投資に使うセカンドバンクには、金利がお得でネットで手軽に管理ができるネット銀行がおすすめです」
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口座活用法
メイン口座+3つのサブ口座で
目的別にお金を貯めて「銀行は上手に活用すれば、お金が貯まる仕組みが簡単につくれます。まず実行したいのが、お金の用途別に口座を分けて管理すること。特に、貯蓄用口座はメイン口座と必ず別にして、引き出しにくい状況に置くことが貯めるための鉄則です。メイン口座のほかに図のように目的別に3つサブ口座をつくってお金を管理してみて」
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{ 口座の作り方 }
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デビットカード
口座から即時決済だから
使いすぎを防げる!「預金口座から即時に決済されるデビットカード。残高がないと使用できないので、使いすぎを防げるメリットがあります。利用額に応じて平均0.2~0.5%程度のキャッシュバックがあるなどお得な特典も」。さらに、1日の限度額が設定できるタイプがあったり、スマホで利用明細が手軽に確認できるなど、サービスも充実。
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- 「三菱東京UFJ-VISA デビット」なら海外ショッピングにも対応
- 「国内だけでなく、Visa加盟店ならどこでも使えるので海外旅行にも便利。海外のATMで現地通貨の引き出しも可能です」。毎月、利用額の0.2%を自動でキャッシュバック。
三菱東京UFJ-VISAデビット
- 年会費/初年度および23歳以下は無料、2年目からは1080円。ただし、2年目以降も前年1年間の利用額10万円以上などを満たせば無料に。
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ネット銀行
高金利でお得なネット銀行を
セカンドバンクに「ネット上で簡単にお金の管理ができるネット銀行は、まとまったお金の預け先にしたり、投資専用の口座を開いたりするセカンドバンクにおすすめです。店舗の銀行より人件費が少ないぶん、金利が高く設定されているのも魅力。ボーナス時期には、店舗の銀行に比べてかなりお得な金利キャンペーンなどもあります」
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{ ネット銀行の定期預金金利 }
ネット銀行名 3カ月 6カ月 1年 楽天銀行 0.080% 0.100% 0.120% セブン銀行 0.055% 0.055% 0.120% ソニー銀行 0.050% 0.100% 0.100% 住信SBI銀行 0.050% 0.100% 0.110% - ※2014年10月現在、預入金額が100万円未満の金利
- ※各行、表に記載のない預入期間のものもあります
- ※年利、税引前の利息です
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NISA
NISA口座を開設して、
少額投資にチャレンジ「NISAとは株や投資信託などの利益や配当金を一定額非課税にする制度。毎年100万円分の投資の売却益などにかかる、約20%の税金が非課税になります(右図参照)。銀行か証券会社でNISA口座を開く必要があり、口座はひとり一口座までですが、2015年1月からは口座の移動が可能になるので、銀行でつくった口座を証券会社に移動することも可能に」
※ただし、銀行のNISA口座では株式の売買はできません
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{ NISAの仕組みとは? }
- 現金なしでも買い物ができる便利なクレジットカード。「ただし、利用限度額の範囲内できちんと管理したうえで利用するのが鉄則で、リボ払いはできれば避けたほうが無難。そのうえで、金額の大きな買い物や毎月必ず支払う固定費などをカード払いにすると、効率的にポイントが貯まります。さらに、電子マネーやポイントカードと組み合わせたポイント獲得ワザを取り入れると、よりお得にポイントが貯まるはず」
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種類と枚数
交通系1枚と流通系1枚の
2枚持ちがおすすめ「ポイントが分散してしまわないように、枚数は2枚くらいにおさえるのが◎。種類は数多くありますが、働く女子がポイントを貯めやすいのが、通勤などに使う電車やバス、車関係でポイントが貯まる交通系。もうひとつは、デパートやスーパーなど日頃の買い物でポイントがたまる流通系。これらを各1枚ずつ持つのがおすすめです」
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{ おすすめのクレジットカード }
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- ビックカメラ
suicaカード
JR東日本での定期券購入やクレジットチャージで1000円につきビューサンクスポイントが6ポイント(15円相当)が付く。自動改札にタッチするだけのオートチャージ機能も。
年会費/初年度無料。
2年目以降477円(税別)。前年1年間にクレジット利用があった場合は2年目以降も無料 -
- ルミネカード
ルミネで利用すると5%オフに(一部、除外店舗、除外品あり)。年に数回の10%オフキャンペーンや、年間利用額に応じた商品券のプレゼントなど、お得な特典が満載で働く女子に大人気
年会費/初年度無料。
2年以降953円(税別)
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ポイントモールの
活用ポイントモールを経由して
クレジットカードのポイントUP「ポイントモールとはカード会社などが設けているショッピングモールのこと。モールを経由してネットショップで買い物をすると、各ショップのサイトで直接買い物をするよりクレジットカードのポイントがたくさんもらえます。さらにショップポイントがあるお店では、カードとショップのポイントで二重取りとなってお得です」
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{ ポイントモールの仕組み }
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ポイントの
三重取り電子マネーにチャージすれば、
ポイントの三重取りもできる「電子マネーにチャージするとクレジットカードのポイントが付くカード限定ですが、まずクレジットカードでSuicaにチャージし、ファミリーマートでSuicaを利用し、レジでTカードを提示すれば、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードと、それぞれのポイントがもらえ、三重取りしたことに」
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{ 三重取りの仕組み }
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{ おすすめのクレジットカード }
- Barbieカード
電子マネーのEdyにクレジットカードでチャージすると、ポイントが貯まるお得なカード。月額2000円以上利用すると、抽選で毎月10名にバービーグッズが当たる特典付き!
- イオンSuica カード
Suicaへオートチャージすると、ときめきポイントが貯まる。ときめきポイントはSuicaに交換することも可能
- 楽天カード
楽天Edyと一体型のクレジットカード。全国の楽天Edy加盟店で利用すると、200円につき1ポイントの利用ポイントがつく。
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- 楽天Edyを活用してポイントの四重取りも!
- 「クレジットカードで電子マネーEdy にチャージし、楽天市場と提携しているポイントモールを経由し、楽天市場でEdyで買い物をすると、下図のようにポイントの四重取りに!」
{ 四重取りの仕組み }
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公共料金を
カード払い公共料金や保険料も
ぜんぶカード払いにしよう「電気代やガス代などの公共料金や生命保険料などを銀行口座引き落としにしている人は、クレジットカード払いに切り替えるのがおすすめ。毎月、かなりまとまった額になるので、ポイントがより貯まりやすくなります」
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{ まだある!クレジットカード活用術 }
- 明細書をウェブに切り替えて割引に!
- カードの利用明細を郵送にしている人は、ウェブへ切り替えるとお得なサービスが受けられる場合も。明細が発行されるたびに20ポイントが付与されるカードもある。
- カード会社のHPで優待クーポンをゲット
- 意外と知られていないのが、VisaやJCBなどのカード会社の公式HP上での会員向けの優待クーポンサービス。提携店のレジで提示&カード払いすると、食事やショッピング時、割引に。