ガラスの中の世界観にうっとり。
「SLOW HOUSE」のテラリウム
左)丸いガラスベースの中は、数種の多肉植物や砂利、石などがレイアウトされていて、まるで自然の一部を切り取ってきたかのよう。テラリウムアレンジメント18750円 右上)ビーカーの中に植えられた、小さなサボテンのテラリウム4320円。お部屋のインテリアに2~3個を並べておくだけでオシャレ感がアップ 右下)戦前に建てられた古い倉庫をリノベーションした広々とした館内。洗練された家具や雑貨なども豊富で、インテリアコーディネートのイメージが湧いてきそう
センスのいい衣食住のアイテムが揃う、天王洲アイルの運河沿いに佇む「SLOW HOUSE(スローハウス)」。館内にフレッシュな空気感を生み出しているのが、NYなどで活躍するプランツアーティスト、川本諭さん主催の「GREEN FINGERS(グリーンフィンガーズ)」によるグリーンたち。なかでも注目が、春夏のインテリアにぴったりの“テラリウム”。テラリウムとは、サボテンや多肉植物などのプランツをガラスベースやビーカーなどの中にレイアウトする飾り方で、透明感あふれる涼しげで上品な雰囲気を演出できる。「ドライフラワーも一緒に入れたりと、組み合わせるものでまったく違う世界観が楽しめるのも魅力です」(店長の本荘さん)
吊り下げるだけで一気にオシャレ!
「niko and ... TOKYO」のハンギング
左)ヨーロッパの蚤の市で買い付けたワイヤーバスケットに、緑のビーズのようなエメラルドネックレスが映える。プランター1200円、ディスキディア・フォルモサ3000円 右上)ジグザグした葉っぱがユニークなサボテンの一種、ジグザグカクタス。ラフな風合いのアンティークポットとマッチ。プランター4200円、エピフィルム・アングリガー4500円 右下)東京・武蔵小山にあるインテリアショップ「TRANSHIP(トランシップ)」が運営。多彩な種類のグリーンのほか、一緒に飾りたくなるアンティーク雑貨なども充実
カフェに飾られているような、アンティーク×ボタニカルの落ち着いたインテリアを探しに訪れたいのが、原宿にある「niko and... TOKYO(ニコアンドトウキョウ)」の旗艦店。アパレルや家具などトータルで展開する店内の一角に、アンティーク家具や雑貨とグリーンが揃うコーナーが。特に目を惹き付けるのが、天井から吊り下げられた多肉植物やサボテンたち。シャビーな質感のアンティークの容器などから顔をのぞかせている様子がなんともいい感じ。「場所を取らずに楽しめるのがハンギングの魅力。カーテンレールに引っ掛けるだけで、お部屋に抜け感をつくってくれますよ」(スタッフの神戸さん)
セミオーダー感覚でつくれる
「Spoonbill」の寄せ植え
左)モダンなガラスポットに、多肉植物のアエオニウムをレイアウトした上品なデザイン。根もとに敷き詰めた白い石がアクセントに。8100円 右上)ビビッドな黄色い鉢がかわいい寄せ植え。ミルクブッシュ、ユーフォルビア ホリダ、ユーフォルビア、チョベリバ、クラッスラ テトラゴムが植わっている。ポットを組み合わせているから、気分で入れ替えて多彩な表情を楽しむのもいい。20520円 右下)2Fフロアにはオランダの人気インテリアブランド、PTMDのショップを併設。スタイリッシュな花器がいっぱい
フラワーアレンジメントやデコアートなど、自分のセンスを形にするのが好きな人は、青山にあるフラワーとグリーンのショップ「Spoonbill(スプーンビル)」へ。ガラス張りのスタイリッシュな店内には、充実したボタニカルと、デザイン性の高い器が100種以上も。「愛らしいビジュアルが人気の多肉植物の寄せ植えがおすすめです。先に器をチョイスし、好きな苗をセレクト。世界にひとつのボタニカルインテリアがつくれますよ」(スタッフの大輪さん)。初めてでもボタニカルプランナーの店員さんに相談しながら素敵に仕上げられるので、ぜひトライしてみて。