年度末が近づいてくると、「有給消化しなくっちゃ」なんて言葉が社内に飛び交うオフィスもあるようだけど、実態はきちんと毎年有給休暇を消化している人は3割弱。なかには、「休日出勤の代休すら消化できない」「毎年繰り越すけれど、減ったためしがない。買い取り制度もないので損」なんてハードワークな人も。逆に「計算して有給を取得していたのに、年始にインフルエンザにかかり、有給が足りなくなり欠勤扱いで減給・・・」というパターンも。会社によっては、有給休暇をすべて消化することを義務付けているところもあったり、厚生労働省が2016年4月から企業に年5日分の有給消化を義務付ける方針を出したりと、世間的にはお休みが取りやすくなる傾向にありそう。とはいえ、年度末の忙しいときにあわててまとめて取ったりして周囲に迷惑をかけないように、計画的に取得したいもの。
【有給休暇を消化するためには?】
◆忙しくない時期に旅行に行く。仕事は普段からきっちり、正確に(あーたすさん/事務)
◆私の会社では、余り・捨てということは出来ず、必ず取らなくてはならないものになっています(ぴよさん/ホテル営業)
◆使い切るオーラを常に出します。前職場は、毎年20日の有給を捨てるのが当たり前だったのですが、私が総務に異動してから「有給を取らせない、またはその空気を醸し出すこと自体が、基準法違反、パワハラ以上の部下いじめだ」とアナウンスして、かなり改善しました(とんさん/サービス)
◆1日休暇はとりづらいので、2時間ずつとか半日にしてとる(かいじゅうさん/教育関連)
◆労働組合がうるさいので、全員が半ば無理矢理消化しています(ルルさん/運輸業)
◆普通に、熱やインフルエンザで使ってしまっている(ぶーんさん/メーカー・事務)
◆月に1回は必ず取る、もう毎月何日って決めて周知していてもらう(凜子さん/経理)
◆休暇をとるために、普段の仕事を3倍速でやっている(にゃおすさん/広告・事務)
【わが社ではこんな休暇制度あります】
◆アニバーサリー休暇。1年に1回好きな日お休みがもらえます(きょんぺいさん/事務)
◆年に1度、1週間どのタイミングでも休みがとれる。また、指定休暇という半期に1日の休暇や人間ドッグ休暇等、制度休暇がとても充実している。また、勤続年数が一定に達した年には、1週間休みがさらにもう1度とれる制度がある(nonblackさん/保険)
◆未婚者は誕生月に1日、既婚者は結婚記念日のある月に1日有給が取れます(samisamiさん/営業)
◆誕生日や記念日など好きな日を年に1回登録しておき、その日は優先的に有給休暇が取れるもの。会社イベントや月末であっても、むしろ強制的に休みになる(ここたんさん/サービス業・事務)
◆会社の創立記念日、なんらかのボランティアに参加する時は特別に有給(モモ吉さん/事務)
◆年に2回5連休とらなくてはいけない。加えて5年毎に5連休もしくは10連休のリフレッシュ休暇(かおりんさん/損保)
◆アニバーサリー休暇の理由に「失恋記念日」で申請して通った同僚がいる(ゆうかさん/不動産・事務)
会社の風土や環境によってさまざまな休暇の実態。本来は法律で定められた権利なのだけれども、仕事の状況や周囲の状況によっては取りづらい人も少なくないよう。特に、将来子供が欲しいと思っている女性にとって、必ず大きな課題となってくるのが「産休・育休」の制度。休暇だけでなく、補助金のことや子供の看病の時の休暇、時短制度なども知っておきたいもの。働く女性を応援する制度がどんどん充実してきている日本。最近よく言われる「ワークライフバランス」などと合わせて、知っているようで知らない、便利なキーワードをまずはチェック!
モテ女子の共通項といえば「笑顔」。キラキラ輝く笑顔は、職場だけでなく、初対面だって男性たちの心をズキュンと射止めるもの! 1日のほとんどを過ごす会社にいるときにずっと笑顔でいられる仕事なら、きっと毎日がもっと楽しいものに。そんな素敵な毎日を過ごすために、転職という道を選ぶ女性も多いのだとか。たとえば「好きなこと」を仕事にすると考えるのもひとつの手。未経験だけど勉強になる毎日を過ごしているという、先輩転職者の声を参考にしてみて!
「好きなことを仕事にできたら」と憧れるなら、それを実現するための一歩を踏み出してみよう。好きな業界ややりたい職種で調べるのもいいし、「ワークライフバランスを大切にしたい」「転勤なし」「フレックス」というような希望するライフスタイルで探すのも最近のトレンド。ほかにも「語学を生かしたい」「キャリアアップしたい」「未経験からチャレンジしたい」なども人気のキーワードなのだそう。まずはお仕事情報をチェックしてみて!