エンタメ植物園「HANA BIYORI」HANA・BIYORI_全景  PC

新感覚のフラワーパーク「HANA・BIYORI」がオープン!よみうりランド遊園地に隣接

更新日:2020/03/03

2020年3月23日(月)、東京・稲城市のよみうりランド遊園地に隣接した緑豊かな日本庭園にオープンする「HANA・BIYORI(はなびより)」は、新感覚のフラワーパーク。関東最大級となる花のシャンデリアや日本初の常設での花とデジタルのアートショー、植物園のスターバックスなど、見どころ満載。いろいろな角度から楽しめる植物園は、毎日がお花見日和!

※昨今の情勢により、当初の予定よりオープン日が変更になりました

エンタメ植物園「HANA BIYORI」館内・吊り花
フラワーシャンデリア ※イメージ

花のシャンデリアや壁面花壇など360度花に囲まれる空間

いつ足を運んでも、満開のお花見体験ができる「HANA・BIYORI」。植物園の中心に位置する1500㎡の温室には、ベゴニアをはじめ、ペチュニアやゼラニウムなどの色鮮やかなフラワーシャンデリア(吊り花)がずらり。その総数は300鉢以上にものぼり、関東最大級。

長さ20m、高さ2m以上の壁面花壇にはフォーチュンベゴニアをはじめとする花々が咲き誇り、床面の花と合わせると360度花に囲まれた空間が広がる。どこを見ても絵になるのが嬉しい。

さらに、屋外エリア「四季の庭」と「セコイアの庭」には、1万7000本もの季節の花が植えられていて、季節ごとのお花見も楽しみに。

エンタメ植物園「HANA BIYORI」プロジェクションマッピング
花とデジタルのアートショー ※イメージ

日本初!植物園で常設の花とデジタルのアートショー

日本で初めて、植物園で常設される新感覚の花とデジタルのアートショーにも注目を。光が差し込むガラスの温室が暗転すると、そこには花とデジタルアートがコラボレートする、驚きの世界が広がる。

今回のデジタル演出は、高輝度プロジェクターや立体音響システムを使ったもので、「イマーシブ(没入型)空間の創造」がテーマ。壁面に加えて、シンボルツリーやフラワーシャンデリアなどにも映像を投影することで、植物の新たな魅力が見られるのも見どころのひとつ。

約10分間のショーは、平日は4回、土日祝日は6回開催の予定。幻想的な非日常の空間が、入園すると無料で楽しめる。

エンタメ植物園「HANA BIYORI」コツメカワウソ
左/コツメカワウソ、右/オリジナルグッズ ※イメージ

コツメカワウソのかわいさに癒される「カワウソびより」も

人気のコツメカワウソを展示するスペース「カワウソびより」もあり、その愛らしいしぐさを間近で見ることができる。

森の木陰をイメージした空間のなかで、自然の樹木のようなスロープから滑り降りたり、水の中の洞窟を通り抜けたり、穴から顔を出したり。のびのびと遊ぶ姿を見ているだけで、心が癒されそう。

ここでは、1日3回の「えさやり体験」(1回300円)ができるほか、入園者なら誰でも参加できる「ふれあい体験」(平日1回、土日祝日2回、雨天時は室内開催)も行われる。

館内の「お土産びより」では、ぬいぐるみなどコツメカワウソのオリジナルグッズや、フラワーシャンデリアをデザインモチーフにしたグッズなどを多数販売。ここでしか買えない記念品をゲットして。

エンタメ植物園「HANA BIYORI」アクアリウム×花 水槽展示
アクアリウム×花 ※イメージ

花と緑に魚も!沖縄の海を再現した大型アクアリウムも登場

外洋からサンゴ礁に駆け上がる海底丘陵を再現した、長さ8mの海水水槽も設置。なかでは、沖縄の海を彩るカクレクマノミ、チョウチョウウオ、キンギョハナダイなど、約50種1200匹のトロピカルな海水魚を見ることができる。

もうひとつの、地殻変動によって隆起した岩組みを表現した3mの水槽には、緑鮮やかな水草が揺れる。水草の緑と、優雅で華やかな海水魚、そしてアクアリウムの上に広がるフラワーシャンデリアと、日常では見ることのできない幻想的な空間が美しい。

また、園内の花々を使って作るフラワーアレンジメントや人気のボトルテラリウムなど、「花」と「植物」に関するワークショップ(2000円~、当日会場で申し込み、定員に達し次第終了)も日替わりで楽しめるとか。興味のある人は、ホームページでチェックしてみて。

エンタメ植物園「HANA BIYORI」スターバックス
カフェエリア ※イメージ

植物園では日本初出店!花と緑のスターバックスコーヒー

飲食スペースには、植物園のなかに出店するのは日本初というスターバックスコーヒーが登場。STARBUCKSのサイネージを本物の植栽で表現しているのも、ここだけ。

コンセプトは、「New life style with coffee」。花と緑に囲まれた空間にふさわしいボタニカル・カフェで、定番の「スターバックス ラテ」(Short 374円~)などとともに、非日常の体験を楽しめる。

美しい植物と隣接するアクアリウムが融合したカフェでは、いつものティーブレイクも、ひと味違った時間になるかも。

エンタメ植物園「HANA BIYORI」日本庭園
左/釈迦如来殿 右/多宝塔

貴重な文化財と四季折々の自然が楽しめる日本庭園

園内の日本庭園には、貴重な文化財がいくつも配置されている。注目は、妙見菩薩像(みょうけんぼさつぞう)と聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)で、いずれも国の重要文化財に指定された名作。

スリランカの寺院を模して作られた「釈迦如来殿(しゃかにょらいでん)」には、お釈迦様の仏舎利(お骨)と聖髪(髪の毛)が一緒に収められている。

ほかにも、京都御所から移築されたという「聖門(ひじりもん)」や、17世紀に創建された多宝塔などがあり、情緒あふれる庭園で歴史散歩が楽しめそう。

「春にはよみうりランドオリジナルの多摩緋桜をはじめ約100本の桜、初夏はほたる観賞など、一年中、四季のうつろいを存分に体感できます」と広報担当者さん。四季折々の花日和を、新感覚のフラワーパークと屋外の自然で、同時に楽しもう。

DATA

スポット名
HANA・BIYORI
電話番号
0449668717 0449668717 よみうりランド:HANA・BIYORI 代表
住所
東京都稲城市矢野口4015-1 (よみうりランド遊園地隣接) Map
営業時間
9:30~17:00
※時期により変動あり
交通アクセス
京王線「京王よみうりランド駅」より無料シャトルバスあり(28人乗り、15分間隔)、もしくは徒歩10分 
※徒歩の際は「よみうりV通り」または「巨人への道(階段)」を利用
休園日
4/21(火)、5/27(水)・28(木)、6/16(火)~18(木)、7/14(火)、8/4(火)、9/14(月)・15(火)・24(木)・25(金) 
※10月以降は要問い合わせ
入園料
大人(中高生以上)1200円、小人(3歳以上~小学生)600円
駐車場
約400台 
※HANA・BIYORII利用者は2時間無料、以降30分300円、当日最大1,500円
※物販売店およびカフェ1店舗で1000円以上利用の場合、追加1時間無料
ホームページ
HANA・BIYORI  公式ホームページ

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WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)

※記事は2020年3月3日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります