大ヒット!無印良品「発酵ぬかどこ」の人気の秘密とは?おすすめの使い方も

ごはんのお供やお茶請けにぴったりの“ぬか漬け”は、日本が誇る伝統食のひとつ。2018年に発売された無印良品の「発酵ぬかどこ」は、手間がかかるというぬか漬けのイメージを覆し、お料理初心者でも手軽に楽しめるとして大人気。そこで今回は、無印良品の調味料などの企画を担当する、株式会社良品計画の日向桃子さんに、人気の秘密やおすすめの使い方を教えてもらった。

更新日:2019/10/21

発酵ぬかどこ 1kg 890円

購入したその日から“ぬか漬けデビュー”できる!

無印良品の「発酵ぬかどこ」は、店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうほど大人気の商品。もともとは、世界中で永く使われてきた“永遠の定番”ともいうべき雑貨や家具、食品などをセレクトする「Found MUJI」の中で扱ったのが始まりだったそう。2018年に定番商品として販売を始めたところ、大ブームとなり、多いときで月に約7万個を売り上げることも。

「この『発酵ぬかどこ』は、抗菌性の高い乳酸菌を使って発酵させているもので、初めてでも味が決まりやすいのが特徴です。ファスナー付きのパックに入っているので、一般的なぬか漬けに必要な“捨て漬け”や、専用容器の準備も不要で、購入したその日から漬けることができます。初めてぬか漬けに挑戦する若い世代の方から、生活習慣の変化とともに一度はぬかどこを処分したけれどもう一度漬けたいという年配の方まで、幅広いお客様が使ってくださっているので、本当に嬉しいですね」(日向さん)

毎日混ぜなくてもいいから、ラクラク!

「発酵ぬかどこ」の最大の人気の理由は、あらかじめぬかに食塩や昆布などを合わせた状態で発酵させてあるから、開封後すぐに野菜を漬けられること。また、ぬかどこは毎日混ぜなくてはいけないから面倒くさい・・・というイメージがあるけれど、こちらは週に1回程度混ぜればOK。冷蔵庫の野菜ポケットなどに入れておけば、混ぜ忘れることもなさそう。野菜の水分が出てぬかどこが柔らかくなってきたら、ペーパータオルなどで余分な水分を吸い取って、味噌くらいの固さを維持しよう。

「繰り返し漬けていくうちに発酵が進んで、味わいがまろやかになります。味が薄いなと感じたら、補充用のぬかを足したり、塩や昆布、唐辛子、陳皮などを加えて自分好みにカスタマイズするのもおすすめです」(日向さん)

アイデア次第でいろいろなぬか漬けが楽しめる

ぬかどこに漬ける野菜は、おなじみのキュウリやナス、大根、ニンジンをはじめ、ズッキーニやパプリカ、アスパラガスなどの洋野菜を漬けてもおいしい。漬けておく時間は野菜や好みの味わいによっても変わるけれど、きゅうりなら12〜18時間、大根は18〜24時間くらいが目安。

「実は、野菜以外の食材でもぬか漬けができるんです。例えばアボカドやチーズ。社内で密かに人気なのは、ゆで卵のぬか漬けです。ほかにも、しっかり水気を切った木綿豆腐を漬けると、チーズのような食感になっておいしいんですよ。パックを2つ購入して、野菜用、お肉やお魚用と分けているスタッフもいます」(日向さん)

無印良品

世界に「感じ良いくらし」を発信する無印良品。2019年4月には、有機栽培や減農薬などの旬の野菜や果物も販売する“食”にフォーカスした世界旗艦店「無印良品 銀座」をオープン。質の良さにこだわった衣類や生活雑貨に加え、乾物や調味料など、昔ながらの作り方で作られている本当にいいものを見直そうという思いから、醤油やお味噌など、日本の伝統的な基礎調味料も取り揃えている。

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PHOTO/TAKASHI KATO、KATSUMI SATO WRITING/MINORI KASAI

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