おすすめも紹介！秋葉原にご当地グルメ満載の「B-1グランプリ食堂」がオープン
2015年7月13日(月)
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その土地でしか食べることができない“郷土料理”や“ご当地グルメ”は、旅ならではの楽しみ。それらを10数種類まとめて味わえる贅沢なグルメスポットが都内に生まれたそう。
2015年7月10日（金）、秋葉原駅電気街口すぐのJR山手線線高架下に、「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE（アキオカ キャラバン）」がオープン。こちらはご当地グルメで“まちおこし”を目指すイベント「B-1グランプリ」が都内で初めて作った常設公認店で、愛媛県生まれの「今治焼豚玉子飯」（写真上・500円）をはじめ、14種類のご当地グルメをいただける。
「B-1グランプリを主催する『愛Bリーグ』に加盟する約70団体に指導を受けたスタッフが、それぞれのグルメを調理して提供します」とジェイアール東日本都市開発の久保さん。
フード販売するトレーラー7台とキッチンカー、ドリンク専用トレーラーの2台、テーブル100席ほどが150mに渡って並ぶ会場は、屋外だけど高架下だから、雨の日でも大丈夫。フードは会場中央の販売機で食券を現金で購入するか、トレーラーでスイカを使って支払い、ドリンクはトレーラーで現金かスイカで買うスタイル。
「来場前にスイカのチャージをしておくと、スムーズにお食事を楽しんでいただけます」（同）
14種類あるご当地グルメのどれを食べるか悩む・・・という女子のために、編集部がおすすめメニューをセレクト。「アサヒエクストラコールド」（500円）や「ご当地ハイボール」（400円）とともに楽しんで。
注目グルメ１ 三重県の人気給食メニュー「津ぎょうざ」
「津ぎょうざ」（300円）は、1985年頃に三重県津市で教育委員会の栄養士が、小学校の給食メニューとして生み出した料理。「1個でお腹いっぱいになるサイズ」というコンセプトで考案されたので、大きさは直径15cmもあり、また、効率よく調理するために揚げ餃子なのだとか。
具材はお店によってさまざま。ここでいただける「津ぎょうざ」には、豚肉、ニラ、玉ネギ、ニンニク、ショウガがたっぷり。ジューシーな味わいでビールが飲みたくなる一品。
注目グルメ２ ドラマ『あまちゃん』で有名になった岩手県の「久慈まめぶ汁」
岩手県岩手県久慈市山形町（旧山形村）の郷土料理である「久慈まめぶ汁」（300円）は醤油ダシの汁物で、キノコやニンジン、ゴボウなどの野菜、焼き豆腐、カンピョウなどが入って、具だくさん。いちばんの特徴は、クルミと黒砂糖をくるんだ小麦の団子「まめぶ」。“まめまめしく、健康に”という意味が込められていると言われ、この地域では江戸時代から行事やお祝いの食事でよく作られてきたそう。
クルミが香ばしさを、黒糖が優しい味の汁に甘みを添えるこちらは、シメの一杯におすすめ！
注目グルメ3 サトイモがあっさり風味！岩手県の新名物料理「北上コロッケ」
岩手県北上市産の食材をふんだんに使った“新名物料理”の「北上コロッケ」（2個300円）。市内ではサンドイッチにはさんだり、そばやうどんにトッピングしたりと、さまざまな食べ方で親しまれているとか。
気になるコロッケの具材は、粘りが強くコクがある「二子サトイモ」、「きたかみ牛」と「白ゆりポーク」の2種類のブランド肉、県内一の生産量を誇る「アスパラガス」の4種類。サクっとした衣と粘りが強い口当たりが特徴で、サトイモのあっさりした味わいが夏にぴったり。
焼きそばや汁物、酒の肴・・・こんなグルメも気になる！
オープン時のラインナップには、焼きそばが4種類も。写真右は、福島県双葉郡浪江町で親しまれている「なみえ焼そば」（500円）。通常の約3倍あるという太い麺はもっちり食感で、濃厚ソースの相性も抜群。「一味唐辛子を振りかけるのが、“通な食べ方”です」（同）
また、写真左は、青森県八戸市を中心に食べられてきた郷土料理「八戸せんべい汁」（300円）。小麦粉と塩で作った鍋用の「南部せんべい」は、しこしことした独特の食感でびっくり！
酒の肴なら、甘辛いタレをからめた「甲府鳥もつ煮」（400円・写真奥）を。こちらは2010年にゴールドグランプリを受賞したご当地グルメで、山梨県甲府市では“蕎麦屋の定番メニュー”なのだとか。こりこりした歯ごたえが特徴的。
ちなみに、フードメニューは固定ではなく、順次入れ替えて提供する予定だそう。気になるメニューを見つけたら、ぜひ早めに立ち寄って。
