桜前線、銀座三越に上陸中! 春を運ぶ桜スイーツ厳選セレクト
2015年3月15日(日)17:00コメント 104

桜の開花に先駆け、デパ地下には桜を使ったスイーツが満開のよう。銀座三越でも、洋菓子だけで約30種類の桜スイーツがお目見え。桜の風味がスイーツ素材でも馴染みになった昨今、洋菓子にもその要素を上手に取り入れるパティスリーが増えてきている。銀座三越の洋菓子バイヤーの三宅さんも、「素材として桜を取り入れるというより、パティシエ自身が思入れやこだわりをもって、桜本来の香りや風味を最大限に引き出す素材の組合せを考えるように。和素材という枠にとらわれる事なく、洋菓子として完成されたスイーツに近づけてきたように思います」と言う。
銀座三越の桜スイーツを編集部が厳選して紹介。見た目も可愛い季節限定の桜スイーツは、女子会の手土産にしてもポイントが高い。紅茶やコーヒーは桜の風味を邪魔しないようにストレートで用意して、女友達とおうち花見を楽しもう。
桑の葉を使った珍しいスイーツ「桜のモンブラン」

西太子堂のパティスリー「パティスリー・エ・カフェ プレジール」からは、季節限定のモンブランが登場。写真の「桜のモンブラン」(540円)は、シェフの地元、福島県特産の桑の葉を使ったダコワーズに、イチゴ、和三盆の生クリーム、桜と白あんのバタークリームを重ねている。2015年3月18日(水)から24日(火)までの販売。
実はこのケーキ、三宅さんの今年のイチオシ。「砂糖より繊細な甘みを楽しめる和三盆のクリームと、洋菓子らしいコクがあるバタークリームの組み合わせは、まさに和洋折衷の成功例だと思います」(同)
ほんのりピンク色の桜あんクリームが味わい深い「シュー・サクラ」

パリ郊外のフォンテーヌブローに本店をもつ人気パティスリー「フレデリック・カッセル」は、てっぺんにちょこんとのった桜の花がかわいい「シュー・サクラ」(540円)を3月1日(日)から期間限定で販売。さくさくとしたクッキーシューと、バニラが香る濃厚なカスタードクリームと桜あんを合わせた生クリームの相性もばっちり。
同パティスリーではほかに、グリオットのミルクチョコレートガナッシュとアーモンドが香るパテを合わせた「ボンボンショコラ・サクラ」(1粒420円)、アーモンドクリームとグリオットをパイ生地でくるんだ「SAKURA」(432円)も提供している。
舌でとろけるふんわりフロマージュの「サクラ咲く」

明治記念館のオリジナルスイーツブランド「菓乃実の杜」は、毎年、デパ地下で季節限定の桜スイーツを展開。ピンク色のドーム型のムースケーキ、「サクラ咲く」(486円)を3月18日(水)から31日(火)まで銀座三越限定で販売する。
桜のフロマージュムースとイチゴのムースが2層になっている贅沢仕様。フロマージュムースはチーズのコクとともにしっかり桜の風味が感じられる味。その中に入ったフランボワーズのジュレの酸味が後味を爽やかにし、サイドに添えられた桜の花の塩漬けが味を引き締める。イチゴの赤と桜の花びら型のチョコレートが華を添えるケーキは、女子会アフタヌーンティーにぴったり!
桜のあんと生クリームの意外でおいしい組み合わせ「桜ロール」

堂島ロールが有名な「パティスリー モンシェール」は、銀座三越限定で3月18日(水)から「桜ロール」(1890円)を期間限定で販売。
桜あんと粒あん、求肥、生クリームのとろける甘さに、生地の外側に散らばる塩づけにした桜の花がアクセントを添える。ピンク色のスポンジ生地もお花見気分を盛り上げてくれる。人数が集まるピクニックのおやつにも役立ちそう。