グレイカラーとは?白髪染めとの違いも解説

ファッションカラーや市販の白髪染めとの違い
グレイカラーとは、美容院で行う白髪染めのこと。ブラウンや灰色がベースで色素量が多く、アルカリ性の薬剤なので髪の内部に色みがしっかりと残りやすく、市販の白髪染めと比べて色持ちがよいところが特徴。 一方、“ファッションカラー”と呼ばれるおしゃれ染めは、色や明るさの幅が広く、多彩な色みを楽しむことができるカラー。その反面、グレイカラーより色素量は少なく、髪の内部に色みが残りにくいので、髪質に合った薬剤を選択しないと白髪が染まりづらい。

美容院でグレイカラーを行うメリット・デメリット
■メリット
1.色持ちがよく、白髪がしっかり染まる
髪の内部に色みがきちんと定着するので、市販の白髪染めより1~2カ月はカラーをキープできる。
2.市販の白髪染めよりダメージレス
サロンのグレイカラーはアル+B78カリ性から弱アルカリ性と幅広く髪の状態に合わせて選定するので、市販の白髪染めより髪や頭皮に負担がかかりにくい。
3.ムラなく均一な色に染まる
髪質や髪色に合わせてプロがカラー選定して塗り方を調整するため、伸びてくる白髪ともなじみやすく、セルフよりムラなく仕上がる。
4.理想のカラーに近付ける
市販の白髪染めにできない、カラーの幅の調整ができるので色みと明るさの選択肢が広がる。例えば、グレイカラーとファッションカラーをMIXして希望の色みを実現することも可能。
5.髪質に合わせて薬剤を見極めてくれる
ダメージヘアの場合は、ブリーチをせずハイライトを使って明るくしたり、ケアブリーチを使用して負担を少なくすることもできるのが魅力。
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■デメリット
1.ファッションカラーよりダメージが強い
アルカリ成分が含まれるグレイカラーは、ファッションカラーと比較すると髪・頭皮に負担がかかりやすい。
2.カラーチェンジがしにくい
髪内部に色みがしっかり残るので、新しいヘアカラーをしたい場合はブリーチが必要。
3.色みや明るさに制限がある
ブラウンや灰色ベースのグレイカラーは、ファッションカラーと比較するとカラーの幅は狭く、明るさも出しづらい。