サイエンスアクアとは?メリットや向いている人も

PHOTO:manoharu(表参道)
サイエンスアクアとは?効果を解説
髪のうねりやパサつき・ゴワつきなど、質感や見た目の悩みに対して毛髪内部に栄養を浸透させて補修し、髪質の改善をめざす髪質改善トリートメントの一種。サイエンススクエアは医療で使用される特殊な水を使用し、髪に必要な脂質系アミノ酸を内部まで浸透させ、閉じ込めることで毛髪の形状を変化させ、ツヤのある美髪をかなえてくれる。

PHOTO:manoharu(表参道)
サイエンスアクアのメリット・デメリット
■メリット
・クセやうねりを改善し、ツヤ髪に導いてくれる
特殊なアルカリ電解水で髪のキューティクルを緩め、脂質系アミノ酸を取り入れることでうねりやパサつきのある髪を補修し、ツヤのあるナチュラルなストレートヘアに導いてくれる。
・ヘアカラーと併用できる
カラーと同時施術がかなうだけでなく、その効果を倍増してくれるので1日で髪質改善とカラーを完了させたい人にぴったり。
・繰り返し施術することで、持続力がUP
2回目よりも3回目と定期的に施術していくことで、より潤いのある美髪をかなえてくれる。
■デメリット
・通常のトリートメントよりも価格が高い
サイエンスアクアは特殊な最新技術の為、施術代は10000円前後と通常のトリートメントよりもコストがかかる。その分効果は高い。
・ブリーチやパーマを繰り返した場合は持続期間が短い
通常、1カ月間はトリートメントの効果を実感できるものの、ハイダメージを受けた髪の場合は持続期間が短くなる。トリートメントの頻度に関しても、通常のダメージヘアの場合は1カ月ごとでOKなものの、ブリーチを何度もしていて髪が切れそうなハイダメージヘアの場合は2~3週間で次の来店が必要になる。
・サイエンスアクアの種類によってはうねり、クセが改善できない
サイエンスアクアのラインの中でも酸熱トリートメントに含まれる成分(グリオキシル酸)が配合された製品については、髪のクセが伸びる。ただし、ベーシックなサイエンスアクアについては、ストレートパーマのようにクセが伸びるわけではなく、クセが少し弱まる感じの仕上がりなので、担当のスタイリストに仕上がりイメージを相談してから施術するのがおすすめ。

サイエンスアクアの失敗例とは?
・効果が持続しない
パーマやブリーチで極度なハイダメージを受けた髪の場合は、持続期間が1カ月持たない場合も。スタイリストにこれまでの施術の履歴を共有してどんな施術を選択すればベストか相談してみよう。
・カラーが色落ちする
サイエンスアクアをすると、キューティクルが開くのでカラーが落ちてしまったというケースも。同時施術するときは、サイエンスアクアを先に施術し、その後カラーを行うようにすると色持ちをキープできる。
・髪の毛が硬くなる、効果が実感できない
サイエンスアクアに含まれるグリオキシル酸は酸性の中でも強酸に分類されるため、スタイリストの技術や知識不足、髪が酸性に寄りすぎて硬くなるケースも。また、施術中の薬剤の塗布ムラや塗布不足によって、効果が実感できないことも。オズモールの掲載サロンなら、編集部が実際に足を運んで厳選したサロンばかりなので、技術力の確かなスタイリストが豊富。口コミをチェックして失敗のない施術を心掛けよう。

PHOTO:Hair Make CULMINE(銀座一丁目)
サイエンスアクアは、縮毛矯正やストレートパーマ以上に髪に負担がかからないので、ダメージを軽減しつつ髪をストレートにすることが可能。とは言え、縮毛矯正のように髪が完全に真っすぐになるのではなく、手触りがよくなり、髪の収まりがよくなる施術であることを理解しておこう。