秋バテによる疲れやせき・のどの痛みは、ツボ押しでケアしよう

秋バテによる疲れやせき・のどの痛みは、ツボ押しでケアしよう

暑さがやわらいで過ごしやすい季節になってきたのに、なぜか最近疲れが取れない・・・。そんな悩みを抱えているなら、秋バテのせいかも。いったいなぜ涼しい秋にバテてしまうのか、漢方に詳しいカガエ カンポウ ブティック漢方カウンセラーの成田かおるさんに、その原因とツボによる解消法を教えてもらった。

更新日:2020/09/23

秋バテは夏の疲れが回復していないのが原因

秋バテは夏の疲れが回復していないのが原因

暑さで大量の汗をかく夏。東洋医学では、汗をかくと一緒に気(き=エネルギー)も体外に放出されると考えられているため、夏が終わる頃になると体は気が不足した状態になっているのだそう。

「気が不足した状態のまま秋を迎えると、秋の乾燥した空気の影響を受けて体調を崩しやすくなります。これが秋バテの原因といえるでしょう」(成田さん)

疲れが取れない、眠れない、のどが痛む、せきやたんが出るといった症状が気になるなら、秋バテの可能性を考えたほうがいいかも。特に秋分前後のこの時期は、季節の変わり目となるために心身への負担が大きく、秋バテの症状が出やすいのだそう。

対策としてまず意識したいのは、主食をしっかり食べて不足している気を補うこと。特に朝食を抜いている人は、できるだけ朝にお米を食べるようにしてみよう。さらに、秋の乾燥から体を守るために潤いを補うヤマイモ、ナッツ類、ハトムギ、梨などを積極的に取ることもおすすめ。

「季節の養生法としては、夏は体力を使って活動的に過ごし、秋は体力を温存して静かに過ごすのが理想とされています。秋になって涼しくなってきたとはいえ、活動的に動いて体力を使いすぎると体調を崩しやすくなるので、趣味や読書などで静かに楽しむ時間を増やすようにしてみてください」(成田さん)

足裏のツボと頭頂部のツボを押して秋バテを解消

足裏のツボと頭頂部のツボを押して秋バテを解消

秋バテを予防、改善するためにまずおすすめしたいツボは、足裏にある「湧泉(ゆうせん)」。エネルギーが泉のように湧き出すといわれていて、不足している気を補って疲れを取り、疲れにくい体に整えてくれるのだとか。

「血行が悪いと代謝が悪くなるため疲れが取れにくくなりますが、湧泉のツボは血行もよくするので、疲れが解消され、元気が回復しやすくなります」(成田さん)

土踏まずの少し上にある、足の5本の指を曲げたときにくぼむ部分を、両手の親指を重ねて強めに押しもんで。1回10秒、10回繰り返そう。

また、あわせて頭頂部の中央にある「百会(ひゃくえ)」のツボも押すとより効果的。両耳の一番高いところに左右の手の親指をあてて中指を頭頂部に向けて伸ばし、両中指が当たった場所を1回6秒、10回押そう。気の巡りがよくなって、全身の倦怠感が解消されるはず。

せきやたん、のどの痛みには「天突(てんとつ)」のツボ

せきやたん、のどの痛みには「天突(てんとつ)」のツボ

秋バテの影響でせきやたん、のどの痛みなどが気になる場合は、「天突(てんとつ)」のツボを押してみて。左右の鎖骨の間にあるくぼみにあるツボで、乾燥した空気で傷めたのどをケアすることができるのだそう。

「乾燥した空気はのどや肺を傷め、呼吸器の気の巡りを悪くしてしまいます。天突のツボを押すと、呼吸器の気の巡りがよくなり、のどや肺の不調をやわらげることができます」(成田さん)

天突のツボに人差し指をあて、のど元から下方向に押そう。のどが苦しくならないように力を加減して。1回6秒、10回押してみて。


秋冬の寒い季節を健康に過ごすためには、今のうちに秋バテをリセットしておくことが大切。ツボ押しケアで、疲労回復しておこう。

教えてくれた人

成田かおるさん

漢方ビューティブランド「カガエ カンポウ ブティック日本橋髙島屋S.C.店」店長、漢方カウンセラー。同店にて、漢方薬からハーブティ、スキンケア、アロマまで、からだの内外からのトータルビューティケアを提案している。店舗は東京(上野・日本橋)、仙台、名古屋、京都で展開し、商品は銀座ロフトでも取り扱い中。

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WRITING/TOMOKO OTSUBO

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