ウイルスに負けない体をつくる!冬におすすめの漢方レシピ

ウイルスに負けない体をつくる!冬におすすめの漢方レシピ

冬の気配が近づいてきて、風邪やインフルエンザが気になるこれからの時季。無事に乗り切るためには、ウイルスに負けない抵抗力をつけたいもの。睡眠や食事など生活習慣を整えることが大切と言われるけれど、食事はどんなものを食べればいいの? そこで冬におすすめのレシピを漢方に詳しいカガエ カンポウ ブティック漢方カウンセラーの成田かおるさんに教えてもらった。

更新日:2020/11/11

エネルギーを蓄える機能を強化

エネルギーを蓄える機能を強化

東洋医学では体の機能を『五臓六腑』に分類して考えるけれど、ウイルスなどの病原体から体を守るために強化したいのが「腎」。

「腎はエネルギーを蓄える働きがあるので、弱ってしまうとウイルスに対抗する体力がなくなり、風邪などを引きやすくなるのです」(成田さん)
腎の機能を補うのが、ヤマイモやクコの実。黒豆も腎の働きを助けると同時に、体内を潤すので乾燥による風邪予防にもなる。そこでおすすめなのが、ヤマイモやクコの実、黒豆を使ったおかゆ。

●クコの実入りおかゆ

<材料:2人分>
ヤマイモ50g、クコの実10g(手に入らなければなくてもOK)、雑穀米1カップ(白米+市販の雑穀ミックスでもOK)、黒豆15g、干し椎茸2個、ホウレン草1/2株、油数滴、塩適量、コショウ少々

<作り方>
(1)米は研いで1時間以上おき、黒豆も水に1時間以上つけておく。
(2)ヤマイモは皮をむいて、1.5cm角に切る。椎茸はやわらかくもどし、薄く切る。
(3)ホウレン草は下茹でしておく。
(4)黒豆のもどし汁に水を加えて1ℓにし、大きめの鍋に入れて火にかける。沸騰したら(1)を入れる。
(5)再び沸騰したら弱火にし、油をたらしてふたを閉め、20分炊く。
(6)クコの実と(2)を加え、塩、こしょうで調味して、さらに20分炊く。
(7)(3)を細かく刻んで加え、火を止めて10分蒸らす。

〝気″の力を強くすればバリア機能が高まる

〝気″の力を強くすればバリア機能が高まる

「ウイルスなどが体内に侵入しないようにするためには、体の表面を巡っている気(エネルギー)の力を強くすることも不可欠」と成田さん。そのためには、サツマイモやナツメを使ったメニューが効果的だそう。

●サツマイモとナツメの炊き込みご飯
<材料:2合分>
サツマイモ150g、ショウガ(薄切り)1枚、ナツメ4粒(手に入らなければなくてもOK)、白米2カップ、もちあわ大さじ1、塩少々

<作り方>
(1)サツマイモはさいの目に切る。
(2)ナツメは手でちぎり、ショウガは千切りにする。
(3)米を研ぎ、炊飯釜に入れ、2合の目盛りに合わせて水加減する。
(4)もちあわ、サツマイモ、ナツメ、ショウガ、塩を加え、30分以上おいてから炊く。

サツマイモは特に皮の部分の栄養価が高いので、皮はむかずに調理して。胃腸の働きをよくするので、疲れていて食欲がないようなときにもおすすめ。

風邪を引きそうなときには体力回復スープを

風邪を引きそうなときには体力回復スープを

疲れがたまっていて体がだるく、なんとなく風邪を引きそうだと感じるときってない? そんなときにピッタリなのが「サムゲタン風スープ」。
「鶏肉や高麗人参は、気を補うので、体力の回復に役立ちます。疲れがたまっているときは、胃腸の機能も低下しがちに。鶏肉は胃腸に負担をかけにくいので、疲れているときの重要なたんぱく質源になります」(成田さん)

●サムゲタン風スープ
<材料:2人分>
ナツメ2個(手に入らなければなくてもOK)、高麗人参(スライス)4~5枚(手に入らなければなくてもOK)、鶏手羽元4本、ショウガ(薄切り)1片、ネギ(ぶつ切り)1本、ニンニク2片、塩・コショウ適量

<作り方>
(1)鍋にすべての材料を入れ、かぶるくらいの水を入れて強火にかける。
(2)沸騰したら弱火で1時間ほど煮込む。
(3)鶏手羽がやわらかく煮えたら、塩、コショウで味を調える。

病気になる手前で対処できるのが漢方のメリット。クコの実、ナツメ、高麗人参は、スーパーでは見つけにくいこともあるけれど、漢方ではおなじみの食材。見つけたらぜひ手に入れて、冬を元気に乗り切ろう!

教えてくれた人

成田かおるさん

漢方ビューティブランド「カガエ カンポウ ブティック日本橋髙島屋S.C.店」店長、漢方カウンセラー。同店にて、漢方薬からハーブティ、スキンケア、アロマまで、からだの内外からのトータルビューティケアを提案している。店舗は東京(上野・日本橋)、仙台、名古屋、京都で展開し、商品は銀座ロフトでも取り扱い中。

【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!すこやかなココロとカラダへ

毎日がんばる働く女性にプチ不調や悩みはつきもの。そこでみんなが気になる健康法やグッズ、食材やドリンク、悩みの解決法やメカニズム、取り入れたい習慣などを専門家やプロのお話しとともにご紹介。自分のココロとカラダに向き合って、健やかに私らしく。オズモールはそんな“働く女性の保健室”のような存在をめざします

こちらもおすすめ。ヘルスケアNEWS&TOPICS

WRITING/AKIKO NAKADERA

  • LINEで送る