西川史子先生、デリケートゾーンのお悩みについて教えて!【おしゃべり保健室:第1回】
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西川史子先生、デリケートゾーンのお悩みについて教えて!【おしゃべり保健室:第1回】

更新日:2021/07/02

なかなか人に相談しづらいココロとカラダの悩み。オズモールは、そんな女性に寄り添うオンラインイベント「おしゃべり保健室」を隔月開催。6月16日(水)に開催された第1回は、形成外科医として活躍されている西川史子先生が登場。デリケートゾーンやVIO脱毛について、働く女性として・医師としての両方の目線から、お話しいただきました。収録映像と、参加者からの生Q&Aの二部構成で実施されたイベントの模様をレポート。

収録映像前編「デリケートゾーンの悩みやケア方法」

自分が思うほど、気にならない!?デリケートゾーンのニオイや黒ずみ

気になるテーマではあるけれど、なんとなく仲のいい友達との会話の中でも話題にしづらいデリケートゾーンのお悩み。
西川先生のもとには、デリケートゾーンのニオイや黒ずみ、かゆみなどさまざまなお悩みが寄せられるそう。

「ショーツなど布地が常に触れているデリケートゾーンはもともと黒ずんだり、かゆみが出やすいゾーン。ある程度は仕方ないと思っています」と西川先生。気になるニオイについても、「そんなに気にしなくても大丈夫!」とにっこり。

「自分のニオイが気になるという方は多くて、私のニオイを嗅いでくださいと言われることもありますが、実際に臭い人はほとんどいません。私の方が臭いですよ、とお伝えすると皆さん安心します(笑)普段のケアもゴシゴシ洗う必要はなく、体と同じように洗うだけで十分です」

参加者からは「乾燥が気になるときのケアは?」、「黒ずみが気になるんだけれど、手術する以外に対策は?」など、デリケートゾーンにまつわるさまざまな質問が寄せられた。
「基本的には湿っている場所なので、乾燥している=洗いすぎることで油分を取り除いてしまっているということ。今使っているせっけんなどを一度やめて、様子を見てみて。黒ずみについては、市販の美白クリームなどはありますが、個人的にはそんなに気にしなくてもいいのでは、と思います」

収録映像後編「VIO脱毛」

将来的に考えるとメリットが大きいVIO脱毛

デリケートゾーンについて気になるトピックといえばVIO脱毛。脱毛しても大丈夫?や、皮膚が柔らかい場所だからちょっと怖い・・・など不安は多いけれど、実際にVIO脱毛をしている西川先生の意見としては「メリットの方が多い」。
「下着を履いていなかった時代は毛が(デリケートゾーンを)守ってくれていましたが、いまはパンツが守ってくれていますよね(笑)水着を着るときに気にせずに済みますし、最近では将来的に介護されることを想定してVIO脱毛をする方も増えています。医療機関がVIO脱毛に使うレーザーは黒い色(メラニン色素)にしか反応しないので、白髪が生える前、早いうちの脱毛をおすすめしています」

参加者からの「痛いのでは?」という声に対しては、「塗るタイプの麻酔もありますし、様子を見ながらレーザーの強さを調整するので安心してください」とのこと。さらに、「医療脱毛をする上で気をつけるべきことは?」と質問があると「夏場、日焼けしているときの脱毛を避けること。日焼けしたお肌はメラニン色素が増えているため、レーザーが中まで届きません。妊娠中も避けた方がいいですね。病院選びも重要です。口コミや施術の流れなどを調べながら検討してみて」

イベント内、生Q&Aコーナーの様子

一人で不安を抱え込まず、気になることはなんでも相談してみて

イベントの最後には西川先生ご自身への質問も。西川先生と同い歳という読者からの、今後どのようなことに気を付けて過ごしていいのかという疑問には、私も知りたいよ(笑)と返しながらも、「カラダ的にもメンタル的にも落ちこみやすい年齢なので、どうすれば明るく前向きに過ごしていけるか試行錯誤中。いいことだけ考えるようにしています」と優しく回答。

今回、イベント中に寄せられたどんな質問にも丁寧に、かつポジティブな言葉で応えてくれた西川先生。
デリケートゾーンは人と比べることができない分、話題にしにくかったり、ときには不安になったりもするけれど、気になることがあればぜひクリニックでカウンセリングを受けてほしいとのこと。
「患者さんがいろいろな悩みを打ち明けてくださって、そこに寄り添えることに医者としての喜びを感じています。どんな悩みでも嬉しいので、なんでも相談してくださいね」
現在、西川先生は恵比寿にある美容皮膚科「シロノクリニック」に勤務中。もっと先生に相談したい!という人はぜひ受診してみて。

今月のアンバサダー:西川史子(にしかわあやこ)先生

1971年4月5日生まれ。神奈川県出身。聖マリアンナ医科大学医学部在学中に「ミス日本」を受賞。都内のクリニックに勤務するかたわら、タレントとしてテレビのバラエティ番組等、メディアでも活躍。現在は本業である美容医療の道を極めるべく、芸能活動はセーブしながら、医者とタレント、ふたつの世界で多忙な日々を送っている。

第2回のおしゃべり保健室は、横澤夏子さんをゲストに7/29(木)開催!

横澤夏子さんと語ろう!HSPや自分のココロとの向き合い方

「おしゃべり保健室」の第2回は、第2子妊娠も発表された芸人・横澤夏子さんが、精神科医である益子先生とともに、HSP(Highly Sensitive Person)や自分のココロとの向き合い方についてトーク。「繊細さん」の本でも話題になった「生まれつき、非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人」を指す言葉であるHSP。実際どんな人が当てはまるの? 向き合い方は? など素朴な疑問を掘り下げていきます。
またHSP以外にも、実は不安になってしまうことが多いという、横澤さん自身のココロのお悩みについても益子先生にアドバイスをいただきます。

イベント詳細

■イベント名:【参加無料オンラインイベント】横澤夏子さんと語ろう!HSPや自分のココロとの向き合い方
■日時:2021年7月29日(木)20:00~21:00(予定)
■会場:参加者各自のご自宅
■料金:無料
■参加募集人数:上限なし
■参加条件:オンライン環境がある方
■申し込み可能人数:1組1名
■横澤さんへの事前質問の応募締切:2021年7月15日(木)9:59

【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!すこやかなココロとカラダへ

不安定な状況のなかで気になる、ココロとカラダのプチ不調。病院に行くまでもない・・・と我慢してしまったり、解決策を探そうと思っても世の中には情報が溢れすぎていたり。そんな働く女性たちに寄り添う“保健室”のような存在をオズモールはめざします。
記事や動画、イベント・セミナーなどを通して楽しみながら学んで、ココロとカラダに向き合って、自分らしい美しい花を咲かせて。

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WRITING/MINORI KASAI

※記事は2021年7月2日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります