毛穴の開きの原因は?頬・顔・眉間など毛穴を引き締める方法を美容皮膚科医が解説

毛穴の開きの原因は?頬・顔・眉間など毛穴を引き締める方法を美容皮膚科医が解説

加齢とともに少しずつ気になってくる、頰や鼻の周りの開きっぱなしの毛穴たち。メイクのりはよくないし、ファンデーションで隠そうとすると毛穴落ちして余計目立ってしまうことに。つるんとした毛穴レスな肌をめざしたい・・・。そんな毛穴の開きに悩む人へ、美容皮膚科「銀座小町クリニック」院長・萩島恭子先生に聞いた、毛穴の開きの原因や対策をご紹介。

更新日:2021/06/03

毛穴の開きについて

毛穴の開きとは?

鼻の周りを筆頭に、皮脂分泌が活発なところに多い「毛穴開き」。本来閉まっているはずの毛穴がぽっかり広がっている状態で、ポツポツとした凹凸のある肌はお手入れをしていない印象を与えてしまうし、メイクのりが悪くなり、ファンデーションで隠しきれないのも厄介なところ。しかも、広がったところに汚れがたまりやすくなって、放っておくと角栓や頑固な黒ずみへと進行していってしまうので早めのケアが大事!

毛穴の開きの原因

毛穴開きは、間違ったスキンケアやストレスなどいろんな原因から引き起こるもの。生活習慣も大きく関係していて、喫煙や睡眠不足、極端なダイエットなどが影響したり、日焼けや肌の乾燥、自律神経の乱れから皮脂分泌が過剰になり毛穴が広がったりすることも。また、加齢によって肌だけでなく毛穴もたるむため、毛穴が目立つと感じる原因になってしまっている可能性もある。

毛穴の引き締め法・ケア方法・治療法

クレンジング、洗顔で汚れを優しく落とす

毛穴とは、いわゆる“くぼみ”。そこに汚れがたまらないよう、過剰に分泌された皮脂や古い角質をその日のうちに取り除くことが大事。そのための基本はクレンジングと洗顔。朝と夜、洗顔料をよく泡立てて、優しく洗い、皮脂汚れをすっきりと洗い流して。ただし1日に何度も洗ったり、ゴシゴシ肌をこするように洗ったりするのはNG。肌が乾燥し、過剰な皮脂分泌につながって、さらなる毛穴の開きに繋がってしまう。

収れん化粧水で毛穴を引き締める

洗顔後の肌は、毛穴が開いて無防備な状態。そこで、肌をキュッと引き締めてくれる「収れん化粧水」を取り入れてみて。アルコールやビタミンC導入剤など肌を引き締める成分が含まれていて、毛穴が開いている人にぴったり。この他にも、テカリを防止したり、角栓を予防したりしてくれるので、過剰な皮脂に悩まされている人にもおすすめ。アルコールが入っているものが多いので、肌が乾燥しやすかったり、洗顔後に肌がつっぱりやすい人はアルコールフリーだったりオーガニックのものをチョイスして。

毛穴美容液でケアをする

収れん化粧水で肌を整えた後に取り入れたいのが、肌の古い角質を剥がれやすくし、肌の代謝を上げる美容液や、毛穴を引き締めたり過剰な皮脂分泌をコントロールしてくれたりするビタミンC入りの美容液。特にビタミンCは多方面に効くパワフルな成分なので、シミや乾燥小じわ、くすみ、ハリなどいろんな肌トラブルにアプローチできるのも嬉しい。毎日継続して、普段から毛穴をつまらせないケアを心がけよう。

イオン導入を受ける

過剰な皮脂分泌を抑えてくれるビタミンCは毛穴開きに欠かせない美容成分。でも、普通に塗布するだけじゃなかなか浸透しないもの。そこで取り入れたいのが「イオン導入」。肌に微弱な電流を流しながらイオン化した高濃度ビタミンCを肌の奥底へ届けてくれる。その浸透率は、ただ塗布したより50倍以上! 最近は、エステやクリニックのほか、自宅で使える高浸透タイプも増えてより手軽になっている。

光フェイシャルを受ける

肌の内部に特殊な光で刺激を与えることで、肌質の改善が図れる医療マシン。コラーゲンの生成を促し、代謝を高めることで、毛穴の開きを減少させる効果がある。このほか、肌にハリを出したり、シミやくすみを薄くしたり、顔を引き締めたりと、マルチにアプローチできる。月1回、5回前後ワンクールが目安。照射は20分程度と短く、肌への負担が軽めで、痛みもマイルドなため、美容マシン初心者でもトライしやすい。

毛穴の開きの予防

油分過多な食事をしない

毛穴開きの原因である皮脂は体内から分泌されるため、普段食べている食事の影響も大きい。ファストフードや揚げ物といった油脂の多い食べ物は皮脂の分泌量が増えると同時に、毛穴つまりの原因になるので控えたい。逆に、皮脂の分泌を抑制するビタミンCを含む緑黄色野菜や果物や、皮脂を分解する作用や抗酸化作用によりアンチエイジング効果が期待できるビタミンB2を含む豚肉や鶏肉、青魚は積極的に摂取しよう。

無理やり角栓を押し出さない

毛穴のつまりを見つけると、つい指と指でぎゅっと押し出したくなるけど、一時的に角栓が取れたように見えても、引き締めケアをしっかりしないと、ぽっかり穴が空いたまますぐに汚れがたまってしまうことに。さらに広く毛穴が開いてしまったり、肌を摩擦することで色素沈着して黒ずんで見える原因につながったりすることも。開いた毛穴に余計に皮脂がつまりやすくなって、症状がさらに悪化してしまうのでやめておこう。

ファンデーションの厚塗りをしない

毛穴の開きを隠そうとファンデーションを厚塗りすると、一見カバーできたように見えても、時間が経つと皮脂が分泌され、この毛穴の真上の部分だけ皮脂が崩れ落ちてしまい、より目立つことになる。毛穴開きをカバーしたければ、毛穴の凹凸をボカしてくれる専用下地を仕込んで、ファンデーションを薄めに。鼻まわりの毛穴の開きを目立たなくしてくれる、光拡散効果のあるハイライトやコンシーラーなどの投入もおすすめ。

毛穴の開きのQ&A

毛穴の開きはセルフケアで治せますか?

毛穴トラブルの中でも初期段階である毛穴開きは、正しいセルフケアをすればキュッと引き締めて目立たなくすることは可能。ただし、肌深部の乾燥が原因の可能性もあるため完治は難しいです。医療用レーザーやピーリングなどで真皮層にある皮脂腺へのアプローチをした後に、アフターケアとしてセルフケアを行うことが望ましいです。 ケア方法を詳しく見る

毛穴の開きを感じやすい年代はありますか?

いちばん目立つ年代は20代後半から30代。10代・20代は皮脂の分泌量は多いものの、ターンオーバーも正常化している人が多いため、皮脂分泌が引き続き多く、生活習慣によりターンオーバーが乱れやすい20代以降の方が、毛穴の開きは起こりやすいです。

男性も毛穴の開きが起きることはありますか?

男性は女性よりも皮脂腺が発達していて、乾燥・紫外線・肉や揚げ物中心の食生活・喫煙・飲酒・加齢など、生活習慣が原因で皮脂が過剰に分泌されやすい傾向にあります。女性に比べてスキンケアがおろそかになっていることも多く、毛穴が開きやすいです。 毛穴の開きの原因を詳しく見る

お話をお伺いしたのは、医師 萩島恭子さん

銀座小町クリニック・院長、日本抗加齢医学会専門医。東京女子医科大学他で美容皮膚科・総合臨床医として勤務したのち、2006年に銀座小町クリニックを開業。美肌治療全般を得意としており、リピート率80%と患者からの信頼は絶大。

WRITING/KANO NUMATA、ILLUSTRATION/HARUKA OSHIMA

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※記事は2021年6月3日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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