首こりを鍼灸師が徹底解説!つらい首こりの原因やセルフケア、プロによる施術法とは?

首こりを鍼灸師が徹底解説!つらい首こりの原因やセルフケア、プロによる施術法とは?

ひどくなると頭痛にも繋がってしまう首こりに、悩んでいる人も多いのでは。そこで、首こりが起こる原因や予防方法、セルフケア、プロによる効果的な施術方法などを「アロマはりきゅう YUTORICH」の鍼灸師・本間文恵さんに聞きました。自分でツボ押しをしたり、蒸しタオルで予防したり、プロの手で鍼灸やマッサージをしてもらったり。今すぐ始められるセルフケアや日々に取り入れやすい施術で、つらい首こりにさよならを!

更新日:2021/05/11

首こりについて

肩こりとは違う、首こりとは?

首が動かしづらい、後頭部が重くて痛いなどの症状がある首こり。肩こりが僧帽筋と呼ばれる肩から背中にかけての筋肉が原因である一方、首こりは後頭下筋群という頭から首にかけての小さな筋肉がこり固まることで引き起こされる。首こりを放置してしまうと血行不良が続き、頭痛が起こりやすくなる場合も。また、さらにひどくなると吐き気を感じることもあるので、早めのケアを心掛けよう。

首こりが起きる原因

首こりは、パソコンやスマホの長時間使用、猫背、眼精疲労、ストレスなどにより、血行不良によって筋疲労を起こしていることが原因。つまり、血行不良によって後頭下筋群という首の付け根にある小さな筋肉が固まってしまっている状態を指す。放置すると血行不良が続いた状態になるので、頭痛が起こりやすくなる。また、ひどくなると筋肉とともに神経が圧迫され、自律神経が乱れて吐き気を感じることも。

首こりの対処・ケア・治療法

肘のツボ押しでセルフケアをする

自分でケアするなら肘のツボ押しがおすすめ。押すのは、肘を曲げてできる曲がりじわの先端にあるツボ「曲池(きょくち)」。5秒で押して5秒で離す、を1回につき5セット行ってみよう。肩こり、首こり、目の疲れなどに効果的なツボなので、症状が気になったときに押してみて。

着衣マッサージを受ける

整体やもみほぐしなどプロによる着衣マッサージも、首こりのケアには効果的。鍼灸院での着衣マッサージでは、首こりや眼精疲労に効果的と言われている後頭部にあるツボ「天柱(てんちゅう)」や「風池(ふうち)」を押し、症状を楽にしていく場合も。着衣マッサージは鍼灸院やマッサージ店で受けられるため、自分に合ったお店を見つけてメンテナンスをしよう。

オイルトリートメントを受ける

首こりには、鍼灸院やマッサージ店などで受けるプロによるオイルトリートメントもおすすめ。頭の付け根やデコルテや肩甲骨周りを重点的にケアしていく。

アロマトリートメントでは使用する精油の種類はさまざまだけれど、なかでも血行促進して筋肉のこりを和らげるのはもちろん、集中力をアップしてくれる効果があるローズマリーベルベノンをブレンドしたものが効果的。施術後は、首も頭もすっきり!

鍼灸を受ける

日本で古くから伝えられてきた東洋医学に基づく鍼灸を使った施術。エネルギーのルートとも言われる経絡の流れに沿って点在するツボに鍼やお灸を施術するのが特徴的。首こりがある場合は、首にギュッと“気”が集中している状態と言えるため、鍼をしたりお灸で温めたりして“気”を散らしながら、全身のバランスを整えていく。施術後は体全体がポカポカして首の重だるさや痛みが減り、動かしやすくなるはず。

首こりの予防

首のストレッチをする

首こりをケアするなら、長時間パソコンやスマホを見続けるのはNG! 1時間パソコンやスマホを見たら休憩を取り、首のストレッチをして意識的に体を動かそう。首のストレッチは、まず頭の後ろに両手を組んで、組んだ手を前に押すようにする。そのとき、首が手の力に負けないよう真っ直ぐの姿勢をキープするのがポイント。30秒ぐらいを目安に行うと、首が軽くなる。

蒸しタオルで後頭部を温める

首こりの予防には、後頭部を温めるのがいちおし。濡らしたタオルをジッパー付きビニール袋に入れて電子レンジで約1分加熱し、蒸しタオルを作る。蒸しタオルをジップロックに入れたまま乾いた別のタオルで覆い、後頭部を温めて。

首のこりにまつわるQ&A

肩こりと首こりの違いはセルフチェックでわかりますか?

感じる症状の違いでわかります。肩こりは、肩がなんとなく重い、肩が張っている感じがする、肩が痛い。首こりは首が動かしいづらい、後頭部が重くて痛いといった症状があります。どちらも放置すると血行不良が続いた状態になるので、頭痛が起こりやすくなり、ひどくなると吐き気を感じることもあるので、早めのケアが大切です。

お話をお伺いしたのは、鍼灸師・本間文恵さん

東洋医学に基づいた鍼灸とアロマを融合させた施術が受けられる「アロマはりきゅう YUTORICH」の鍼灸師・本間文恵さん。気持ちがよくて結果を出す施術を得意とし、がんばる女性の心と体をサポートする。

WRITING/NOZOMI SUZUKI、ILLUSTRATION/HARUKA OSHIMA

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