初めてのパーソナルカラー診断にチャレンジ【学校では教えてくれなかったこと】

初めてのパーソナルカラー診断にチャレンジ【学校では教えてくれなかったこと】

更新日:2021/08/31

自分の個性を活かしてくれるというパーソナルカラー。イエベ・ブルベなどよく聞くけれど、よくわかっていないかも・・・。そんな素朴な疑問を解消するべく、今回はオズモール読者を代表して「東京女子部」の@harukamboさんがパーソナルカラー診断に挑戦! 個室美容室「ディアローグ下北沢店」のスタイリスト・佐竹かのさんに教えていただきました。

1人ひとりの体が生まれ持った色や雰囲気から、調和する色を診断
教えてくれた個室美容室「ディアローグ下北沢店」のスタイリスト・佐竹かのさん

1人ひとりの体が生まれ持った色や雰囲気から、調和する色を診断

パーソナルカラーとは、人間が生まれ持った肌や目、髪などの色、顔立ち、雰囲気などからその人に似合う色を診断する方法のこと。主に春・夏・秋・冬の4つに分類され、自分のタイプを知ることで似合う服やメイク、髪の色が選びやすくなるだけでなく、肌を明るく見せる、第一印象UPなどの効果も期待できるそう。

1人ひとりとの対話を大切にするディアローグでは、ほとんどのスタイリストがパーソナルカラー診断の講習を受けていて、カラーリングの際にその人にぴったりのカラーを提案している。

「例えば、同じブラウン系でも、スプリングの方に似合うのは明るく鮮やかな色味、サマーの方は柔らかさのある色味、オータムの方は少しトーンを落とした落ち着きのある色味、ウィンターの方はコントラストのはっきりしたカラー・・・とお肌がきれいに見える色に微妙な違いがあります。ただ、一般的には自分のパーソナルカラーに似合わないとされている色でも、お肌の色に合わせてカラーをミックスすることもできるのでご相談くださいね」(佐竹さん)

まずは自分の肌のベースカラーを知ろう
左が青みがかったピンクで右がコーラル系のピンク。右のほうが肌になじんで見える

まずは自分の肌のベースカラーを知ろう。似合う色がわかると、コスメ選びの参考にも

まずはベースカラーの診断から。コーラル系のピンクと青みがかったピンク、2色のピンク色に塗られたシートに両手を乗せ、どちらの色が肌をきれいに見せるかをチェックする。
「コーラルピンクの方がきれいに見える方はイエローベース、青みがかったピンクの方がきれいに見える方はブルーベースになります」(佐竹さん)

さらに、ベージュ系のトーンを集めたシートを肌に当てながら、どのカラーがその人に一番近いかという診断する。
「わずかな差なのでご自身ではわかりにくいかもしれませんが、黄色みがかったカラーの方がお肌をきれいに見せてくれるので、@harukamboさんはイエローベースだということがわかります。自分のベースカラーがわかるとファンデーションやアイシャドウ、チークを選ぶときの参考にもなりますよね」(佐竹さん)

さらに細かく、自分のパーソナルカラーを診断

さらに細かく、自分のパーソナルカラーを診断

ベースカラーがわかったら、オリジナルチャートを使って春・夏・秋・冬のタイプを診断。自分の瞳の色や、顔の印象(大人顔or童顔)など、自分ではわかりにくい質問については佐竹さんが客観的な視点からアドバイスしてくれる。
瞳の色が明るい茶色で、手のひらや指先の血色の色がピーチピンク~オレンジなどの結果から、@harukamboさんはスプリングタイプと診断。チャートによると、イエローベース・スプリングタイプの人はライトブラウンやコーラルピンクなど、全体的に明るく、黄色みがかったカラーが似合うそう。
「なるほど、こうやって診断していくんですね!」と@harukamboさん。

ちなみに、日本人に最も多いのはブルーベース・サマータイプ。こちらはローズピンクやピンクベージュ、ラベンダーなどフェミニンなカラーが似合うとされていて、ヘアカラーはモノトーン寄りの方が、肌色が映えるのだとか。

診断結果をもとに、ヘアカラーをセレクト
店舗ではパーソナルカラーごとに、おすすめヘアカラーを画像で用意

診断結果をもとに、ヘアカラーをセレクト

早速、自分のパーソナルカラーをもとに似合うヘアカラーをカウンセリング。
「スプリングタイプの方には、9~13レベルの明るいトーンで、はっきりと鮮やかな色、暖色系の温かみのある色が似合うと言われています。ヘアカラーチャートだけではわかりにくいので、実際の画像も参考にしてみてくださいね」(佐竹さん)

(左)カラー前(右)カラー後

肌色が明るく、透明感のある仕上がりに!

今回、@harukamboさんが選んだのは佐竹さんがおすすめする鮮やかなピンク系のカラー。施術前と比べると、確かに、顔の周りがパッと明るく華やかな印象に! 長くカラーを楽しむには、アミノ酸系のシャンプーを使うのがおすすめだそう。
「キュートでやわらかい、@harukamboさんの第一印象に合わせて明度のあるピンク色を選びました。少し退色しても楽しめるように工夫していますが、ご自宅でのケアでより長く楽しんでいただけると思います。日傘などの紫外線対策や、髪を濡れたまま放置しないことも重要です」(佐竹さん)

「自分に似合う色をわかりやすく教えていただき、勉強になりました。今回のような明るいピンク系は初めて挑戦したのですが、施術後、鏡を見たら自分でも顔の周りの印象が明るくなったのがわかって、すごく嬉しかったです。自分に似合う色をベースに、オレンジ系やアッシュ系にも挑戦してみたいですね」(@harukamboさん)

【特集】学校では教えてくれなかったこと

【特集】学校では教えてくれなかったこと

学校でも社会に出ても誰も教えてくれない、お金のことや体と心のこと、SDGsのこと・・・。大人として知っておきたいことをオズモールでピックアップ。編集部または読者がチャレンジする様子を、レクチャーを交えて丁寧にわかりやすく紹介します。

PHOTO/AYA MORIMOTO、WRITING/MINORI KASAI

※記事は2021年8月31日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります