朝4時、熱を帯びる、日曜の三崎朝市へ_ローカルモーニング~朝の景色【連載】

ローカルモーニング三崎朝市

ローカルの日常を訪ねる「ステイケーション」。滞在中に出会える、その町ならではの朝の風景をフォトグラファー嶋崎征弘さんの一枚の写真と文でお届けします。今号は、三浦市にある三崎朝市を訪ねました。

更新日:2021/03/20

 午前4時10分、三崎港。師走の日曜日、日の出前の空からはまだ星がちらほら。街灯の下は、この時間にしては驚くほどの人影が行き来している。
 港の朝はさむいぞ!とよく聞いたものだが、風もなく優しい寒さ。
 辺りは依然真っ暗で、港脇の道を進むと、少し向こうにオレンジ色の光がはみ出していた。
 会場は、祭りのような活気で満ちている。港とのコントラスト。魚、三浦野菜、朝採れ卵、各店大将たちの、年輪を重ねた太い声…。
 あっという間に小1時間が過ぎ、人出もピークに。テント下は、両手に袋を抱えた買い物客が絶え間なく行き交う。その少し上、東の空は茜色、西の空は天色と静かな朝を迎えていた。
 自分も気がつけば、カメラを首にぶら下げ、両腕にまぐろと野菜を抱えていた・・・。

今回訪れたスポット:神奈川県三浦市「三崎朝市」

地元の人々の日々の食卓を
潤す「三崎朝市」。ご自慢
のまぐろや地魚、新鮮な三
浦野菜、卵、パンなどを販
売する約20 店が並ぶ。マ
グロ丼も人気

三崎朝市

TEL.046-881-4488
神奈川県三浦市三崎5-3806先
営業時間:毎週日5:00 ~ 8:30

ローカルモーニング 鎌倉あの朝

写真と文 嶋崎征弘

フォトグラファー、長崎県佐世保市生まれ。西澤崇氏に師事後、2014年に独立。本誌をはじめ、雑誌、広告などで活躍中

PHOTO&TEXT/MASAHIRO SHIMAZAKI
※メトロミニッツ2021年2月号「ローカルモーニング」より転載 

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