予定のない休日の午後、あるいは仕事が早く終わった日。このまま家で過ごすのがもったいないように感じたら、この連載の出番です。どこへ行くか迷ったときにぴったりなスポットをお届けする、夕方からの街歩き案内です。
料理に内装、コンセプトまで
多才な店主のセンスに浸りたい
色鮮やかな古着屋が軒を連ねる商店街で、真っ白なテントとミニマルな外観がひと際目立つ1 軒が昨年オープン。「高円寺アッカ」や「たべごと屋のらぼう」などで研鑽を積んだ齊藤剣さんが、和食×日本のナチュラルワインをテーマにした料理を提供。
「自分が好きなことや、今までの経験を活かして自分が背伸びせずにしっかりできることを、と思い今のスタイルになりました」と齊藤さん。店名の由来は、和食の“わ”=輪から来る“円”と、“縁”を大切にという思いから。
「実はこの物件も決まるとは思っていなくて(笑)。応募してみた最初の1件で決まったんです。本当に縁でした」。出汁を効かせたおつまみや土鍋ご飯を、1品からでもワインと合わせてコース仕立てで楽しむこともできます。店内もカフェのような落ち着いた空気が流れているので、外の喧騒を忘れてゆっくりと満喫してほしい。
回遊する魚のように
季節に合わせて訪れたい場所
特徴的な店名は、「循環する水のイメージを古着に重ね、不変さと新鮮さを併せ持つお店を作りたい」という思いから。
床に石を敷いたり、柱に小石を埋めたり、曲線のハンガーラックを特注したり。買い付けるアイテムはもちろん、川や水にまつわるさりげないこだわりが詰まった空間作りも相まって、買い物が楽しくなること必至。ぐるぐると回遊し、お気に入りを見つけよう。
地元気分で杯を重ねる
住宅街の隠れ家ワインバー
シェフとしてキャリアをスタートさせ、門前仲町の「深川ワイナリー」でワイン造りも学んだ店主の宮崎洪星さん。生まれ育った新高円寺に構えたのは、サーバーで注ぐタップワインが名物の小さなスタンド。
「ワインは腰を据えて飲む印象が強いので、サクッと楽しめるタップがいいなと思って」。1杯780円~と価格も気軽なので、自家製フォカッチャや季節のおつまみと合わせて、肩肘張らずに楽しんで。
uroko
ウロコ
TEL.090-7244-6825
住所/杉並区高円寺南3-25-13
営業時間/16:00~22:30(22:00LO) 土・日・祝14:00~
定休日/木、ほか月1水不定休あり
PHOTO/YUSUKE SHIRAI TEXT/HIROTO OKAZAKI
※メトロミニッツ2025年7月号「TOKYO EVENING HOPPING」を再編集して転載






