家業を継ぐわけでも、暖簾分けでもなく、新たに町中華を開店させる店主がいます。この時代にあえてなぜ? 町中華という食文化の継承者の挑戦と想いを追いました。
極上のカジュアルさでいて元気を
与えられる店でありたい
塩は、ミネラル分が多くまろやかなベトナムの天日海塩を選んでいます。そのためか、還暦越えのファン層も厚く、「こんなに優しい中華は初めて」と感激されることもあります。
「食べて、飲んで、話をして。僕が救われたように、1人でも多くのお客様に元気を与えたいと思っています」
澁谷飯店
TEL.070-8583-0851
住所/東京都墨田区東向島2-6-7
営業時間/12:00~14:30(14:00LO)、17:00~21:00(20:00 頃LO)※ 予約がなければ18:00~
定休日/月・火(ランチは平日のみ)
生まれ育った町に根ざし
みんなに愛される店になりたい
渾身の中華そばで
町へ恩返しすることを決意
小学校3年生から高校3年生まで、柔道一筋に歩んできた渡邉瑶平(ようへい)さん。部活を引退すると、柔道への情熱をラーメンへ切り替えました。
塩ラーメンが人気の新宿「麵屋翔」の店主・大橋望さんの人柄に憧れ、修業に入ること10年。調理のイロハから始め、店長となるまで成長を遂げます。
30歳で独立することを心に決め、自家製麵の醤油ラーメンで知られる秋葉原「麺処 ほん田」でも経験を積み、今年3月に独立を果たしました。
舌触りのいい麺は、一人前150gと食べ応え十分。それでいて、破格の500円なのには理由があります。
「小学生でも500円玉を握りしめて食べに来られるくらい気軽で、門戸の広い店になりたいと夢見ています」
町中華 然~いつかは僕の夢~
TEL.03-6912-4671
住所/東京都板橋区栄町21-12
営業時間/11:00~15:00(14:30LO)、17:00~22:00(21:00LO)
定休日/月(祝の場合は翌火休)
PHOTO/AHLUM KIM WRITING/YUMIKO NUMA
※メトロミニッツ2025年9月号より転載






