最近話題の「副業」って?確定申告が必要なの?トレンドや注意点を初心者向けにわかりやすくFPが解説

あと数万円、収入が増えたらお金が貯められるのに・・・。そんなときに頭に浮かぶのが「副業」。最近よく聞くけれど、どんな手段があるの? 始める場合の注意点は? 時間やスキルをお金に換える副業の最近のトレンドや注意点について、ファイナンシャルプランナーの氏家祥美さんに教えてもらいました。

更新日:2020/07/05

まずは副業規定を確認。手軽なのは、スキマ時間に稼げるアルバイト型の副業

まずは副業規定を確認。手軽なのは、スキマ時間に稼げるアルバイト型の副業

氏家さんによると、副業を考えたときにまず確認するべきなのが勤務先の「副業規定」だそう。
「勤務先の規定で、副業が禁止されている場合や、副業をする場合には届け出が必須となることもありますし、本業へ支障を与えないための注意事項などが定められていることも。副業のために本業を失っては本末転倒ですから、最初にチェックしておきましょう」(氏家さん)

副業が問題なかったら、どのように探せばいい?
「スマホの普及に伴って、副業探しがとても手軽にできるようになっています。検索すると、1日だけ、週末だけの条件でも、接客、データ入力、テレアポ、販売、仕分け作業、引越、清掃、介護、試験監督、イベントスタッフなどさまざまな求人が見つかります。多くの場合、事前に登録や面接などが必要ですが、同じところで働く場合、2回目以降はよりスムーズにいくでしょう」(氏家さん)

好きを仕事に!ステップアップとしての副業も考えよう

好きを仕事に!ステップアップとしての副業も考えよう

アルバイト以外の副業はどんなものがあるの?
「最近は個人でモノやスキルの販売がしやすくなり、『スキルを活かした仕事がしたい』という人や、『将来の独立・起業に向けて実績を積みたい』という人に人気の副業になっています。

例えば、趣味はアクセサリー作り、ミシンで洋服を作るのが得意といった人は、ハンドメイド作品の販売サイトなどを使えば、ネット上で作品を販売できます。掲載の初期コストが必要ないので手軽にお試しできるのが人気のよう。作家デビューして趣味がお金になるとやりがいもありますし、ニーズを意識した商品づくりで売上アップも見込めるでしょう」(氏家さん)

モノの販売以外ではどのようなものがあるの?
「最近は多様なスキルを持つ人とユーザーをマッチングするサイトがあります。WEBデザインやシステム構築、ロゴデザインやイラストの制作、原稿執筆、翻訳など、多様なスキルが販売されています。工夫次第でいろんな活用ができるでしょう」と氏家さん。

年間20万円を超える所得があったら確定申告が必要に

年間20万円を超える所得があったら確定申告が必要に

他に気を付けておくことはある?
「本業以外の雑所得が1年間で20万円以上超えると、確定申告が必要になることに気をつけましょう。本業以外のアルバイト、株の売買による利益、WEBでの副業など、収入源が複数ある場合にはその合算が20万円を超えると申告が必要になります。

ただし、ここでいう20万円とは『所得』ですから、ハンドメイド作品のように原材料費がかかる場合には、売上から諸経費を引いた金額が対象になります。売上が25万円あったとしても、原材料等の諸経費に8万円かかっていれば、所得は17万円ということに、申告不要となります」と氏家さん。

確定申告は1月1日から12月31日までの所得や税額を、税務署に申告する手続きのこと。
「この期間の所得が20万円を超えた場合には、翌年の2月16日から3月15日の間に、税務署で手続きをします。やり方は、確定申告時期が近付けば税務署でも教えてもらえますから、入出金の明細やかかった経費がわかる領収書などを、必ず保管しておきましょう」(氏家さん)

教えてくれた人

氏家祥美(うじいえよしみ)さん

ハートマネー代表。
ファイナンシャルプランナー・キャリアコンサルタント。家計の見直し相談や講演活動を通じて、お金の基礎知識を伝えている。お金だけじゃない『幸福度の高い家計づくり』を総合的にサポートしている。zoomなどを使ったオンラインでの家計相談も受付中。

【マネー特集】働く女性のお金のハナシ

【マネー特集】働く女性のお金のハナシ

先行き不透明な時代、多様化するライフスタイル。お金に関して、漠然とした不安は感じるけれど、分からないことだらけ。みんなどうしてるの? 気になるけれど、聞きづらい。情報も多すぎて、どれが私に合っている話なのか、見分けもつかない。そこでOZmallが女性たちに、これから先も“私らしく”過ごしていくために必要なお金の新常識を提案します。

  • LINEで送る