半熟カステラが最旬スイーツ！＜トレンド通信＞

定番おやつのカステラから進化した、“とろ～りふわふわ”の新食感・半熟カステラ。親しみやすい卵と砂糖の素朴でやさしい味わいに、日本人好みのしっとりとろける食感が加わって、今人気急上昇の注目スイーツ。ブームに火を付けたパティスリーの半熟カステラのほか、人気店からは和風味など豊富なバリエーションや、トッピングとともに楽しめる進化系が登場している。さらに都内では、発祥の地・ポルトガルの本場の味が楽しめるレストランやカフェもあちこちに登場。　これは、今食べておかないと話題に乗り遅れそう！

各種メディアに取り上げられ、人気急上昇の『ママン・ラトーナ』の半熟カステラ。秘伝の製法とパティシエの絶妙な火加減で１つひとつ丁寧に焼き上げられるスイーツは、たっぷりの新鮮な卵黄、やさしい甘さの三温糖、仏・ブルターニュ産のゲランドの塩を使用し、匠の火加減で焼き上げて素材の旨さを引き出している。切り分けると中央部分はとろ～り半熟、外側はしっとりふわふわでペロリと１ホール完食できそう。濃厚な卵風味のどこか懐かしい 、でも新鮮な味わいに感動するはず。

大人気の『（窯）ハレノヒ』からは、和風味の凹（ぼこ）カステラ抹茶大納言味が登場。抹茶ベースの生地に丹波大納言あずきがたっぷり入って、さらにカステラの中心には、半生状態に仕上げた濃厚な卵生地がたっぷり。日本の抹茶とポルトガルのカステラの組み合わせがなんとも新鮮。さらに、和系カステラからもうひとつ。JR東京駅改札内 エキュート東京にオープンしたばかりの新店舗『Hana SYUMPOO』の室町半熟かすてらは、和三盆糖と塩を効かせ、旨味に奥行きを創り出して仕上げた、風味に和を感じる逸品。和菓子のような繊細な甘さとふわふわ、しっとり、とろ～り変化する口どけはスイーツ好き必食と言えそう。

ポルトガル料理と100種以上のワインが愉しめる『ヴィラモウラ』のパオン・デ・ローは、半生生地のしっとり感と焼き加減がポイント。『Cafe&Meal MUJI 新宿』のパンデローは、半生一歩手前の絶妙なしっとり感。映画館の地下にあるので、デート後に立ち寄ってみて。『Cafe de Portugal Queen of THE coast』は、代官山にあるポルトガルカフェ。ポルトガル出身のクリスティーナさんが手作りするパオン・デ・ローは、まさしく本場の味！　銀座で27年の老舗カフェ『銀座みもざ館』の銀座半熟カステラは元祖半熟スイーツの決定版。独自アレンジの半熟加減がクセになる。お店ごとに個性が光る半熟カステラを食べ比べして♪