この夏、海を満喫できなかった女子に! 脳内ビーチトリップできる3つの本をセレクト|ニュース

  1. オズモールTOP >
  2. OZネタ ラインナップ >
  3. この夏、海を満喫できなかった女子に! 脳内ビーチトリップできる3つの本をセレクト|ニュース
女の処方箋

【コラム】 ライフハック

この夏、海を満喫できなかった女子に! 脳内ビーチトリップできる3つの本をセレクト

2014年9月13日(土)時計アイコン17:00コメント 057

この夏、海を満喫できなかった女子に! 脳内ビーチトリップできる3つの本をセレクト

あっという間に残暑が終わって、すっかり秋の気分。結局、今年の夏は一度もビーチに行けなかった。美しい海を満喫できなかった・・・と残念に思っている女子もいるのでは? そこで、東京駅すぐのKITTEからカルチャー発信しているマルノウチリーディングスタイルのブックコンシェルジュ北田さんに「海に行った気持ちになれる本」をセレクトしてもらった! 秋の連休はカフェで、自分の部屋で、脳内ビーチトリップを楽しんでみて。

離島の海に脳内ビーチトリップ

『海からの贈物』アン・モロウ・リンドバーグ著/新潮文庫 464円

はじめて大西洋を飛んだ有名な飛行家を夫に持ち、自分も飛行家として夢を追い続けたアン・モロウ・リンドバーグ。母で妻、そして社会からも求められるばかりの彼女が、いつもの毎日から抜け出して離島で“女の幸せ”を考えていくストーリー。

「彼女が美しい海で貝殻を見つめながら、自分を探す本です。≪女はいつも自分をこぼしている。 そして、子供、男、また社会を養うために与え続けるのが女の役目であるならば、女はどうすれば満たされるのだろうか≫こういう部分は、これから結婚を考えている、すでに結婚している人には共感できるところかもしれません。短編だから読みやすいですよ」

普段着の海に脳内ビーチトリップ

『海に降る雨 (Agend'Ars3)』管 啓次郎著/左右社 1728円

知的好奇心をくすぐる本を、ゆっくりと読んで欲しいというマルノウチリーディングスタイルの北田さんが次に選んだのは、詩人・管啓次郎が海を描いた詩集!

「まず、『海に降る雨』というタイトルに惹かれました。詩を読んでから目をつぶって想像してみると、海にも空にも水がある。リゾート感はないけれど、普段着の海が見えてきます」硬質な文体の詩集なので、じっくり噛みしめながら、脳内トリップを楽しみたい。

果てしない海に脳内ビーチトリップ

『GRAIN OF LIGHT』フォトグラファー瀧本幹也/青幻舎3780円

最後に紹介するのは、地球の始まりから果てしなく続いていく“海”のリズムをとらえた写真集。「写真集はいちばん脳内トリップに向いている本なんです。とくにこちらは、海と光だけを大切に撮り下ろした本。人物が入っていなく情報が少ない分、想像力を働かせて読んでください」と北田さん。

ときには自然の雄大さを感じたり、ときには気持ちいい潮騒を感じたり。読む人の想像力でさまざまに変化する海を、旅してみて。

そのほかの「OZネタ」を見る

PR

ページTOP

TOP