コーヒーたった1杯でタイムトラベルしてみました。レトロを感じる3軒とは?
2014年9月20日(土)17:00コメント 174

足を踏み入れると、目の前に広がるのはノスタルジックな喫茶店の風景。つやりと輝く重厚な家具、品格漂うアンティークの調度品、そして、耳をなでるクラシックの音楽・・・。ここ「椿屋珈琲店」は、喫茶文化が流行した大正時代がモチーフ。当時の人々のように、時を忘れてゆったり過ごせる優美な時間が流れている。
自慢はサイフォンで丁寧に抽出される椿屋ブレンド。目の前でカップに注がれるサービスにも、心ときめく。コーヒーを供するカップは、ロイヤルコペンハーゲン。ちょっと背筋を伸ばして、いつまでもこの空間に身を置いていたくなる。
銀座には、そんなレトロな気分に浸れる店がたくさん。1杯のコーヒーとともに古きよき時代を味わって。
椿屋珈琲店 銀座本店

コクと自然な甘みが心地よい椿屋ブレンド930円
コンセプトは“脱日常”。和と洋が調和した大正ロマンの雰囲気の中、マイスターが1杯ずつサイフォンで淹れるコーヒーが楽しめる。上品な甘さの自家製ケーキや特製ビーフカレーと一緒に、くつろぎの時間を。
トリコロール 本店

創業当時から愛され続けるアンティークブレンドコーヒー。エクレアとセットで1190円
重厚な回転扉を押して店内へ。アンティークの調度品をしつらえたクラシカルな空間は、パリの老舗カフェのよう。ネルドリップで丁寧に抽出されたコーヒーと、凛と美しい自家製ケーキを味わえば、うっとり夢見心地に。
カフェ・ド・ランブル

コーヒーとエバミルクの2層が美しい、シャンパングラスでいただく琥珀の女王820円
御年100歳の店主・関口一郎さんは、今でも毎日豆を焙煎する現役。生豆の選別から焙煎、抽出まで、独自に研究を重ねたコーヒーを求めて全国からファンが集う。昭和の残り香が漂う空間で、極上の1杯を味わって。