東北復興チャリティも!蔵王産クリームチーズ100%の「ケーク・フロマージュ」新登場
2014年10月20日(月)22:00コメント 154

創業して45年の老舗洋菓子店アンリ・シャルパンティエから、新作スイーツ「ケーク・フロマージュ」が発売された。素材と食感にこだわり、理想に近づけた自信作。おいしいだけじゃなく、新作にはある思いが込められていると知り、早速、探ってみることに。
メイン素材のクリームチーズは、宮城県の蔵王産の新鮮な牛乳とクリームからつくられたナチュラルチーズで、なめらかでまろやかな味わい。蔵王産のチーズを使用する理由は、牛の飼育環境にもある。「牛は暑さに弱いため、ある程度の標高で涼しい気候が、おいしい牛乳づくりには欠かせない。牛はストレスにも弱く、おいしい水や新鮮な空気に囲まれた環境でのびのびと育つことが大切で、環境ひとつで牛乳の“おいしさ”に大きく影響します」と蔵王酪農センターの担当者。そんな牛たちにとって、蔵王はまさに好環境。おいしい牛乳&チーズができるという訳だ。
その食感にもこだわりが。開発担当のパティシエたちが、「焼き菓子だけれど、生のチーズケーキのようなしっとりした食感と味わいにすること」を目指して試作を重ねる中、焼き上げても水分が逃げにくい特徴を持つ“しろあん”に着目。材料にしろあんを使うことで、生のチーズケーキのようなしっとり&なめらかな食感が楽しめる、「ケーク・フロマージュ」が誕生した。
今回は、商品・販促企画課の岡田春菜さんが、特別におすすめの食べ方を教えてくれた。「常温でも十分おいしいのですが、冷やすことでしっとり感が強調されます。これからの季節、お風呂あがりに暖かい部屋で、冷やした『ケーク・フロマージュ』にバニラアイスを添えて、デセール風に味わうのも楽しいですよ」
さらにこちらは、東北復興支援プロジェクト「スマイルフォー東北 - フロム芦屋」の商品の1つ。実は、その売り上げの一部が東北の復興支援活動を行っている団体(ソウル オブ 東北、日本国際民間協力会)に寄付され、また、2015年4月からは宮城調理製菓専門学校の学生への奨学金にも使用される。お菓子を通じて東北の魅力を発信し続けたいというアンリ・シャルパンティエの、東北復興への思いが込められたスイーツともいえる。
そんな「ケーク・フロマージュ」は、1月までの限定販売。ハロウィンやクリスマスなど、ホームパーティの手土産にも喜ばれそう。おいしくて、チャリティにも協力できて、いいこと尽くし。ぜひこの機会に味わって!