実は間違っていた?洗顔後の“化粧水の浸透タイム”が乾燥につながる理由
2016年1月17日(日)00:00コメント 168
洗顔をした後、顔全体に化粧水をつけて1分ほど浸透させる。化粧水の美容成分を肌の内側に届けるため、毎日実践している女子も少なくないはず。そんなスキンケア法に警鐘を鳴らすのは、コスメコンシェルジュとして活躍している小西さやかさん。
「実は、化粧水の浸透はわずか0.02mmの肌の角層部分まで。肌の深部にまで浸透させるのは難しいと言われています。化粧水は大部分が水分で作られていて蒸発しやすいので、塗ったあと待つ必要はありません」(同)
逆に、時間を置くほど肌表面の水分は逃げていくので、乾く前に美容液またはクリームなどを重ねて、水分が逃げないようにフタをすることが大切なのだそう。
また、スキンケアをふたつのアイテムに絞ることで、手間や時間が減るうえ、お金の節約にもつながるとか。
「保湿のためのスキンケアアイテムといえば、化粧水と美容液、乳液、クリーム。でも、時短や節約を考えるなら、美容成分を多く含んだ化粧水と、油分を多く含んで白濁している美容液か乳液、またはクリームのいずれかでもOKです」(同)
さらに、特におすすめなのは、高価なスキンケアアイテムを販売している大手メーカーのセカンドライン。
「セカンドラインのアイテムは、価格が手頃でも高級品と同じ行程で開発されているもの。そのため安全基準が高く、効果が期待できるものが多いのです」(同)
そして、30代あたりで感じる初期老化の乾燥小ジワは、ワセリンなどラップ効果が高い油分や、潤いキープ力が高いセラミドで保湿してあげて。
正しい知識を得ることで、キレイ&節約が実現できる! さっそく毎日のスキンケアに取り入れてみよう。