中国と日本の魅力を“いいとこどり”
四谷で出会う新たな形のチャイニーズ
古き良き名店が軒を連ねる四谷・荒木町の車力門通り。その一角に佇む「の弥七」は、中華店のイメージを覆すカウンターを主体とした空間で、高級寿司店のような落ち着いた雰囲気で迎えてくれる。四季を取り入れた繊細な和食と、独特な香りで強弱をつけた中華、ふたつの魅力を融合させた料理で新たな美食の世界へ誘われて。
編集部の厳選ポイント
日本人が提案する日本人のための中国料理
スパイスや油で味を重ねる足し算の中華と、素材を活かすことを追求した引き算の和食、両極端の性質を持つものを引き合わせた料理。そのベースには、コク深い中華の出汁に昆布やカツオで和の風味を加えた“いいとこどり”のスープを使い、毎日築地へ出向いて仕入れる鮮魚や野菜などの食材を引き立てる。
コミュニケーションを大切にした空間作り
心がけているのは、料理も空間もシンプルであること。カウンター越しに自然と会話が生まれ、そこからゲストが求めるものを汲み取り柔軟に対応していけるのが個人店ならではの強み。
相手を選ばない豊富なお酒のラインナップ
日本人の感覚を取り入れた料理は日本酒とも相性抜群で、ワインも赤・白・泡それぞれ12種程度を常備。中華の枠を超えた楽しみが広がり、“通”の人にも満足してもらえるはず。
