和もんぶらんに赤とんぼの飴細工。ハイアット リージェンシー 東京と大三萬年堂HANAREがコラボした和のアフタヌーンティー

「大三萬年堂 HANARE」といえば、兵庫県たつの市で創業360年の歴史を誇る老舗和菓子屋・大三萬年堂の新ブランド。

2日間かけて手作りした大三萬年堂秘伝のあんこを使いながらも、見た目のかわいらしさが目をひくこちらと、名だたるスイーツの名店で活躍した「ハイアット リージェンシー 東京」佐藤料理長のコラボで、今回の和のアフタヌーンティーが実現したのだそう。

和もんぶらん

月夜をイメージした黒塗りのお盆の真ん中には、佐藤料理長のスペシャリテ「モンブラン」を和テイストにアレンジした「和もんぶらん」。

大三萬年堂の白あんに和栗を加えたオリジナルのマロンクリームと、洋栗のマロンムースが重なり合い、和洋2種類の栗が楽しめる。アクセントの真っ赤なカシスソースには、赤シソの甘酸っぱさが隠れていてこれがなんとも里山らしい。

生どらやき

大三萬年堂秘伝のつぶあんとなめらかなシャンティクリームを合わせ、もっちり生どらやきでサンド。餅つきをするうさぎが住む満月に見立てた一品。

ようかんのパイサンド ゆず風味、赤とんぼの飴細工

赤とんぼの飴細工がちょこんとのった「ようかんのパイサンド」。大三萬年堂のあんこから作られた味わい深い甘さのようかんに、柚子のほのかな香りと酸味を利かせ、サクサクのパイ生地でサンド。ようかんだけで食べて、パイ生地や飴細工と一緒に食べてと、いろいろな楽しみ方ができそう。

お月見りんごのムース、マロンけーき、洋梨のまかろん

十五夜に供える月見団子をイメージした「お月見りんごのムース」は、ホワイトチョコレートムースを真っ白な求肥で包んで、りんご飴に見立てた果実感のあるムースをトッピング。

マロン味のパウンドケーキをチョコレートでくるんだ「マロンけーき」は、まるで本物の栗のよう。佐藤料理長お得意のマカロンは、ミルクチョコレートガナッシュに洋梨の風味をプラスした「洋梨のまかろん」でいただける。

BLTC ロール、かぼちゃとフォアグラのフラン ポルト酒の香り、かぼちゃカレーパン

「カフェ」大滝料理長が監修した絶品セイボリーは、かぼちゃ尽くしの4品。ポルト酒の芳醇な香りとなめらかな食感を味わえるかぼちゃとフォアグラのフランや、かぼちゃ風味のミニカレーパン、さっぱりとした味わいの BLTC ロール。

バターリッチなアメリカンビスケットは、かぼちゃとレーズンを練りこんだもの。自家製のオレンジジャムのほのかな酸味やマスカルポーネクリームと合わせて召し上がれ。

オズモール編集部が「ハイアット リージェンシー 東京」のカフェで「和ふたぬーんてぃ ～秋の里山～」を試食してきました。

大三萬年堂の十三代目で新ブランドHANAREを展開している安原伶香さんと、銀座「マキシム・ド・パリ」「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」と名だたるブランドで活躍してきた佐藤料理長のコラボ。これは見逃せません。

ルックスにもこだわるお2人なので、月夜をイメージした黒塗りのお盆に、もみじのチョコレートや赤とんぼの飴細工、稲穂も添えられてなんとも芸術的。

もちろん大三萬年堂の秘伝のあんこを使ったスイーツは、格別の味わい。いろいろな隠し味や香りを探してみるのも楽しいですね。