ステーキ、焼肉、鉄板焼きなどで和牛を楽しむ人は大勢いるけれど、銘柄と言われるとまだまだハードルが高いもの。そこで、オズモール&お肉のプロが日本の名だたる銘柄牛を解説! 産地や血統、エサや環境などが合わさっておいしく育った銘柄牛の特徴をとらえて、自分好みのお肉を見つけてみよう。今回は「神戸ビーフ」。銘柄で選べるようになれば、あなたも和牛マスターに一歩近づけるはず。
赤身に入り込んだとろけるサシが絶品
厳しい基準をクリアした高品質の神戸ビーフ
日本三大和牛にも数えられている「神戸ビーフ」は、2009年にアメリカのメディアが発表した「世界で最も高価な9種類の食べ物」に選ばれたこともあるほど、世界中で注目されている。
そもそも神戸ビーフとは、さまざまな和牛のルーツとなっている兵庫県の但馬牛の中から、さらなる条件をクリアした選りすぐりの牛のこと。外来種とかけ合わせることなく純血を守っている但馬牛であること以外にも、未経産の雌牛もしくは去勢済みの雄牛で、枝肉の重さが499.9kg以下、生まれも育ちも出荷するまでのすべてを兵庫県内で行うなど、ブランド牛の中でもいちばん厳しいと言われている品質基準を設けられており、それこそが神戸ビーフの希少さと独自のおいしさを物語っている。
但馬地方の質の高い柔らかな牧草とミネラル分が豊富な水がある恵まれた土地で、農家さんに丹精込めて育てられた神戸ビーフ。きめ細かく甘みのある肉質と、人肌でとろけるサシが赤身に細かく入り込んだ極上の味を、ぜひご堪能あれ。

教えてくれたのは・・・株式会社 小島商店 取締役副社長 小島康成さん
創業85年、日本唯一の仔牛専門の肉卸として始まった小島商店。現在は和牛と国産仔牛を取り扱い、銀座三越と新宿伊勢丹に店舗を構える。お客様の多様性に応えられるように「ここにしかないもの」を求めて、今でも全国に足を運び直接仕入れた厳選のお肉を届けている。特産松阪牛や近江牛、飛騨牛、雪降り和牛尾花沢など、数多くの銘柄牛がそろう。
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思わず食欲をそそる、目にもおいしい肉料理。臨場感たっぷりの鉄板焼きや、肉汁あふれるジュ―シーなステーキ、塊肉をワイルドに楽しめるシュラスコなど、わざわざ足を運んでも食べたい絶品肉料理をご紹介。毎月29日は「ニクの日」と称して、肉好きの女友達や彼と至福の“肉会”を楽しもう。
よくある質問
特別な日のディナーで、世界に誇る神戸ビーフを最高の状態で味わいたいのですが、その魅力や他にはない特別なポイントを教えていただけますか?
神戸ビーフは2009年にアメリカのメディアから「世界で最も高価な食べ物」に選ばれたほどの希少価値と、独特の美味しさを兼ね備えております。兵庫県産の但馬牛の中から特に厳しい品質基準をクリアした選りすぐりの牛肉で、きめ細やかな肉質と、人肌でとろける甘みのあるサシが特徴です。特別な日に召し上がることで、その極上の味わいはきっと忘れられない体験となるでしょう。
初めて神戸ビーフを購入する際、その品質をしっかりと見極めるために、どんな点に注目すれば良いでしょうか?具体的な選び方のコツがあれば教えてください。
神戸ビーフは、但馬牛の中から厳選された牛で、純血を守り、未経産の雌牛か去勢済みの雄牛であることが基準です。また、枝肉の重さが499.9kg以下、生まれから出荷まで兵庫県内で育てられている点も重要です。これらの厳しい基準があるため、信頼できる専門店での購入をおすすめいたします。小島商店様の銀座三越店では、品質の高い神戸ビーフを取り扱っています。
せっかくの神戸ビーフですので、自宅で調理する際に、このお肉の繊細なサシや甘みを最大限に引き出すためのおすすめの調理法やポイントがあれば教えてください。
神戸ビーフの特徴である、きめ細やかで甘みのある肉質と、人肌でとろけるサシを最大限に楽しむには、シンプルな調理法が最適です。ステーキや焼肉などで軽く火を通し、肉本来の旨みを引き出すのがおすすめです。焼きすぎず、中心がほんのり赤みを帯びる程度で、とろけるような食感と甘みをご堪能いただけます。
日本三大和牛の一つである神戸ビーフですが、他の一流和牛と比較して、特に際立つ独自性や歴史的な背景はどのような点にありますか?
神戸ビーフの際立つ独自性は、その非常に厳格な品質基準にあります。さまざまな和牛のルーツである兵庫県の但馬牛の中から、純血を守り、特定条件下で飼育されたものだけが「神戸ビーフ」と認められます。また、2009年には「世界で最も高価な食べ物」に選ばれるなど、その世界的な評価の高さも、他の和牛との大きな違いの一つと言えるでしょう。
大切な方への贈り物として神戸ビーフを考えています。その希少性やブランドの信頼性はどのように保証されているのでしょうか。安心して贈るための情報を知りたいです。
神戸ビーフは、生まれも育ちも出荷まですべて兵庫県内で行われ、但馬牛の中でも特に厳しい品質基準をクリアした牛のみが認定されます。具体的には、純血の但馬牛であること、未経産の雌牛か去勢済みの雄牛、枝肉の重さも細かく規定されています。これらの厳格な管理体制が、神戸ビーフの揺るぎない希少性と信頼性を確かなものにしています。
WRITING/AYA MATSUO







