季節や年齢を問わず人気の焼肉。いつもさまざまな種類の肉をオーダーしているものの、部位については詳しくない・・・という初心者必見! 人気部位の説明とおいしい食べ方を、焼肉のプロフェッショナル「薩摩 牛の蔵」総料理長の山本成典さんが教えてくれました。今回はミノについてご紹介。
ギャラリー13 ミノ
コリコリの食感はまるで貝柱のよう
淡い甘さと品のいい味わいはモツの王者
牛の4つある胃袋の第一胃。引き締まった身のコリッとした張りのある歯ごたえがいい。厚切りでも薄切りでもそれぞれに食感が楽しめる。
下ごしらえの際、繊毛が密生している皮を剥ぎ、そのままでは硬くて食べにくいため、包丁で切れ目を入れる。この切り開いた形が茅などで編んだ雨合羽「蓑」に似ていることから、この名が付いた。
プロが伝授
おいしい焼き加減&食べ方は!?
食感を楽しむためには、焦げる前に食べるのがポイント。2秒を目安に頻繁に転がしながら焼く。よく転がして焼くことで、ミノを焦がさず、パサつきをおさえておいしく仕上げられる。
ミノには包丁で切れ目を入れているケースがほとんどなので、この切れ目がしっかり開いたら食べ頃のサイン。

教えてくれたのは・・・「薩摩 牛の蔵」総料理長・山本成典さん
渋谷駅から徒歩5分、井の頭通りを進んだ先に構える、上質な焼肉店。鹿児島県から直送される食材、特に絶大の信頼を置く蔵元から手に入れる極上の霜降り和牛を味わえるとあって、足しげく通う常連客も多い。
※現在は閉店しております
- 住所
- 東京都渋谷区宇田川町31-1 HULIC & New SHIBUYA5F
- 営業時間
- 月~金11:30~15:00(14:30LO)、17:00~23:00(22:30LO)
土日祝11:30~15:00(15:00LO)、15:00~23:00(22:30LO)
- 定休日
- 年末年始
- 交通アクセス
- JRほか「渋谷駅」より徒歩5分
- お店の詳細を見る
- ※閉店
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よくある質問
焼肉でミノを注文してみたいのですが、独特の食感が苦手だったらどうしよう、と少し不安です。初心者でも美味しく楽しめるような、おすすめの食感の楽しみ方や、失敗しない焼き方を教えていただけますか?
ミノは「コリコリ」とした貝柱のような歯ごたえが特徴で、淡い甘さと上品な味わいが楽しめます。初めての方でも美味しく召し上がっていただくには、焼きすぎないことが大切です。2秒を目安に頻繁に転がしながら焼いてみてください。包丁で入れた切れ目が開いたら食べ頃のサインですので、焦がさずに召し上がれます。
ミノが「モツの王者」と称される理由について、もう少し詳しく知りたいです。一般的なモツと比べて、どのような点が特別なのか教えていただけますでしょうか?
ミノが「モツの王者」と呼ばれるのは、牛の第一胃でありながら、その引き締まった身から生まれるコリコリとした独特の食感と、モツ特有の臭みが少なく、淡く上品な甘みがあるためです。他のモツとは一線を画す、洗練された味わいを持つことから、多くの焼肉ファンに愛される部位となっています。厚切りと薄切りで異なる食感も魅力です。
友人や大切な人との焼肉で、ミノをスマートに、そして一番美味しい状態で提供したいと考えています。焼き加減を完璧に見極めるための、プロならではのコツがありましたらぜひ教えてください。
ミノを最も美味しく召し上がるには、焦げ付かせずに素早く焼き上げることが肝心です。網の上で2秒ごとに裏返すように頻繁に転がして焼いてみてください。こうすることでパサつきを抑え、独特の食感を最大限に引き出せます。また、ミノに入っている切れ目がしっかりと開いたら、それが食べ頃のサインとして見極められますので、ぜひ試してみてください。
最近、ヘルシーな食事を心がけているのですが、焼肉も楽しみたいと思っています。ミノは胃袋とのことですが、健康を意識している人にとって、どのような魅力がある部位なのでしょうか?
ミノは牛の胃袋の中でも第一胃にあたり、その特徴は脂が少なく、引き締まった身にあります。コリコリとした食感が楽しめる一方で、淡い甘さと品のいい味わいが特徴で、他の肉に比べてあっさりと召し上がれます。カロリーや脂質が気になる方でも、安心して焼肉の醍醐味を味わえる選択肢の一つとして、ミノをおすすめできます。
焼肉を食べるたびに、ミノというユニークな名前が気になっていました。何か特別な由来があるのでしょうか?その背景を知ると、もっと味わい深く感じられそうです。
ミノという名前は、その下ごしらえの方法に由来しています。ミノは本来硬いため、食べやすくするために包丁で切り開くのですが、この切り開いた形が、昔から使われている茅などで編んだ雨具「蓑(みの)」に似ていたことから、この呼び名がついたとされています。名前の背景を知ると、一層ミノへの親しみが増しますね。






