カカオの廃材から生まれた“新しいチョコレート”!? 食の概念を覆す、 最新スイーツを実食レポ【サステナブルチャレンジ】

カカオの廃材から生まれた”新しいチョコレート”!? 食の概念を覆す、 最新スイーツを実食レポ【サステナブルチャレンジ】

サステナブルチャレンジとは?

オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? 今回は、「食べることが地球のためになる」をコンセプトに、まだ光が当てられていない食材に注目して生まれた“新感覚チョコレート”を編集部Sが実食レポ。見た目はまるでチョコレートなのに、カカオ生産時に捨てられてしまう殻や葉、枝のみだというから驚き。カカオ農家に思いを馳せながら、新しい味わいを体験してみては。

更新日:2021/04/28

今回のサステナブルチャレンジは“カカオの廃材で作られた新感覚スイーツを味わうこと”

杉や竹から生まれたスイーツも!食の概念を覆す「地球料理-Earth Cuisine-」プロジェクトとは

杉や竹から生まれたスイーツも!食の概念を覆す「地球料理-Earth Cuisine-」プロジェクトとは

今回スイーツの開発を手掛けたのは、住生活関連サービスを展開するLIFULLの飲食事業で、麹町にカフェを構える「LIFULL Table」。食を通じて社会問題を解決すべく、食べることで地球のためになる、まだ光が当てられていない食材を見つけるサステナブルなプロジェクト「地球料理 -Earth Cuisine-」を2018年に始動。

こちらのプロジェクトで今まで生まれてきたスイーツは、どれも新しいものばかり! 

2019年に第1弾として登場したのは、なんと“杉”が使われた「Eatree Cake 〜木から生まれたケーキ〜」。日本全国の山や森で問題となっている間伐材に着目し、香り豊かな杉を原料として開発した特別なウッドパウダーを使用。手に取った瞬間からふわりと香る杉のフレーバーとしっとりとした食感が魅力のまったく新しいパウンドケーキで、注目の若手シェフ・田村浩二さんが監修したことでも話題に。

さらに昨年販売した第2弾では、なんと“竹”に注目! 日本人になじみのある竹だけど、近年需要低下により放置された竹林が増え続けていて、森林の荒廃や獣害の発生などが社会問題になっているのだとか。そんな放置竹林に着目し“食べることでこの問題を解決する一助になれば”との想いから「BAMBOO SWEETS -竹害から生まれたガレット-」を開発。サクサクとした竹の食感とバターが生み出す香ばしさで“竹を味わい尽くす”という未知のスイーツに。

社会問題となっている素材にフォーカスし、生み出された新感覚のスイーツたち。これまで口にしたことのない未知の食感に出会うとともに日本の社会問題に目を向けるきっかけにも。

2050年にはチョコレートがなくなる?カカオの廃材から生まれた新感覚“チョコレート”を編集部Sが実食レポ

2050年にはチョコレートがなくなる?カカオの廃材から生まれた新感覚“チョコレート”を編集部Sが実食レポ

そして今回、注目の第3弾スイーツが発表されるということで、編集部Sが発表会に潜入! 

仕事の休憩など自分への甘いご褒美にパクっと食べたくなるチョコレート。でも実は2050年には食べられなくなるかもしれない「チョコレート危機」が訪れると言われているんです! そんなの耐えられない!

カカオを原料とする商品の大量生産・消費、価格低迷によりカカオ農家の多くが貧困に悩まされていること、チョコレートの原料を生産する際にカカオの7割もの部分が廃材となって捨てられていることなど、カカオ業界にはさまざまな問題があるのだそう。

そこで、今回の第3弾では、なんと“カカオの廃材”に着目。廃材となる部分をおいしく味わうことができれば、カカオ業界の活性化につながる、と考えたのだそう! これまで誰も思いつくことのなかった、“カカオの廃材に新たな食材としての価値を与える”ことにチャレンジすることに。

このプロジェクトに協業し、カカオ農園の現地についてよく知るWhosecacaoの福村さんは、「廃材を食べると聞いて突飛なアイデアだと思いましたが、廃棄されてしまう部分も食としておいしく味わうことが、カカオ豆自体の農薬や農家の貧困などの問題解決につながり、未来にもやさしい循環のカタチになるのでは」とのこと。

こうして、カカオの廃材のみでつくられた2種類の新感覚“チョコレート”が誕生。見た目は本当に普通のチョコレートのよう!

私が気に入ったのは、チョコレートのように溶け感のある形がかわいい「ECOLATE TABLETTE」(1760円)。なんとカカオの殻が33%も使用されているのだそう! チョコレートの世界大会、国内予選で総合3位など多数の受賞をしている上妻正治シェフは「カカオを使わずにチョコレートを作るのは初めての試みでした。何度も試行錯誤を繰り返して、完成するまでとても大変でした」とのこと。

パウダー状にすりつぶされたカカオ豆の殻は舌触りがおもしろい新触感! カカオとココナッツの風味が口いっぱいに。時間を置くと味のカドがとれてよりまろやかになるそう。

もうひとつは、数々の名店でシェフパティシエを経験した実力派の江藤英樹シェフこだわりの一品。廃材となってしまうカカオの殻、枝、葉とそれぞれ違う部分を使用して作られた3種類の一口スイーツ「ECOLATE CARRE」(2200円)。特に衝撃を受けたのは、枝部分を20%も使用したもの! 食べた瞬間ふわりと木々の香りが広がり、まるで森の中にいるような感覚に。食感も楽しく、大人の味わいを楽しめました。

カカオの廃材から作られた新感覚の“チョコレート”。これまで廃棄されていた新しい食材から生まれた新感覚スイーツを味わうことでカカオ農家の一助に。カカオ農家に思いを馳せながら、今まで食べたことのない廃材をおいしく食べて、環境問題に貢献してみては。

■スイーツ詳細情報

商品名:ECOLATE TABLETTE(エコレート タブレット)
価格:1760円

商品名:ECOLATE CARRE(エコレート カレ)
価格:2200円

購入場所:LIFULL Tableオンラインショップ限定

【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ

/sdgs/sustainablechallenge/

SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。早速実践して、一緒にサステナブルな暮らしをはじめてみませんか?

※表示価格は税込み金額となります
PHOTO/AYA MORIMOTO WRITING/SAKURAKO HORIKAWA(OZmall)

  • LINEで送る