和歌山県・熊野川流域の間伐材を有効活用。生育のために伐られた木から抽出したエッセンシャルオイル【サステナブルチャレンジ】

和歌山県・熊野川流域の間伐材を有効活用。生育のために伐られた木から抽出したエッセンシャルオイル【サステナブルチャレンジ】

サステナブルチャレンジとは?

オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? ご紹介するのは、森林資源を生かし、地域産業の成長を大切にして作られた、サステナブルで高品質な日本製アイテム。今回は和歌山県・新宮市生まれの、間伐材から作られたエッセンシャルオイル。間引かれた木が新たな価値を生んでいる循環に注目!

更新日:2021/04/01

今回のサステナブルチャレンジは“間伐材で作られたエッセンシャルオイルを選ぶこと”

間伐材で作られた『エムアファブリー』のエッセンシャルオイル

リラクゼーションサロンの運営からスタートし、地域資源を生かしたエッセンシャルオイルづくりなどを行う、和歌山県・新宮市の『エムアファブリー』。熊野川のほど近くでリラクゼーションケアに関わるなかで、以前から自然豊かな熊野の森の香りからエッセンシャルオイルを作りたいという考えがあったそう。

そんなとき、林業に携わる女性や熊野川町森林組合長に話を聞く機会に恵まれ、熊野の森林の現状を聞き、課題解決の一助になれないかと思ったのだとか。
「熊野材」「紀州材」が日本有数の高品質な木材として定評があることには変わらないものの、外国材参入の影響で、林業や森林に携わる人が減少傾向に。間伐が追いつかず、過密状態になった場所では、1本1本の木が軟弱になる。地面に日が当たらなった場所では、草が生えにくく、土砂災害の原因につながることも判明。
先人たちが守ってきてくれた今の素晴らしい木々の品質を継承すべく、混み合った木々を間引き、健康な木が育つ環境の手伝いができないかと考えたそう。

実情を知ったことで「アロマオイルを作りたい」の思いが、「森を守りたい。そのために香りを分けてもらおう」という思いへ変化。間伐材の活用法といえば建材が定説だったところに、アロマオイルづくりが参入することに。手作業で丁寧に抽出するアロマオイルはもちろん、蒸留後の植物は山や畑に還し、土壌の肥やしに。とことん命を大切に受け継ぐことにこだわっている。

香りが、世界に誇れる熊野の森が知られるきっかけになり、注目を集めることでこの土地の木々が生き続けられる循環が生まれたら・・・。製品づくりが地域の課題解決へとつながる、すばらしい試みに。

間伐材で作られた『エムアファブリー』のエッセンシャルオイル

熊野の間伐材から抽出した100%天然のエッセンシャルオイルは全5種。オイルを垂らして使える、クロモジの枝付き。近畿大学へ依頼した香りの研究も。その結果、熊野杉、熊野ヒノキから抽出される香りには体内リズムを整える成分が、熊野クロモジから抽出される香りには肌や関節にいい成分が見つかり、特許を取得。

木箱にも間伐材を使用。木箱職人や森のスペシャリストたちをはじめとする地域産業成長の一助にも。

どこにでも持ち歩くことができ、どんな状況でも心身を癒してくれるエッセンシャルオイルは、不安定な状況が続く今こそ、私たちに必要なアイテムかも。選ぶこと、使うことで、熊野の自然の有効活用に参加できるとしたら、どんなに嬉しいことだろう!

アイテムDATA

商品名:株式会社エムアファブリー「熊野の香り 木箱入りアロマオイル」
価格:熊野杉2860円、熊野ヒノキ(枝葉)2970円、熊野ヒノキ3080円、熊野色川ヒノキ3080円、熊野クロモジ4840円
主な販売場所:maffably、SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE売店kukulu SHOP、月野瀬温泉ぼたん荘売店など

【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ

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SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。

WRITING/KYOKO KASHIMURA

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