良質な木灰を作るときに出る灰汁を無駄なく活用。京都に伝わる温故知新なエコ洗剤【サステナブルチャレンジ】

良質な木灰を作るときに出る灰汁を無駄なく活用。京都に伝わる温故知新なエコ洗剤【サステナブルチャレンジ】

サステナブルチャレンジとは?

オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? ご紹介するのは、古くからの知恵を見直し、活用術に改めてスポットを当てたサステナブルな生活必需品のカタチ。今回は京都府京都市で良質な木灰を作るときに出た灰汁を活用したエコ洗剤「灰の雫」。“もったいない”から生まれた生活の知恵に注目して。

更新日:2021/04/14

今回のサステナブルチャレンジは“用途が広い自然由来のエコ洗剤を選ぶこと”

良質な木灰を作るときに出た灰汁を活用したエコ洗剤「灰の雫」

京都で120年続く老舗木灰問屋から取り寄せた灰から作る灰汁を、エコ洗剤「灰の雫」として提案するのは、『はいのわ』の岡本𠮷広さん。茶道の盛んな京都では、茶道の炉に使う灰を扱う灰屋さんの存在が生活に根付いているという。灰汁を作る工程は、木を燃やして灰にし、ふるいにかけた後、水に1〜2日浸け、フィルターでこすのが大まかな流れ。灰は商品として売られるが、灰のアルカリ成分が浸透した灰汁は捨てられていたのだそう。昔の生活を紐解いてみれば、灰汁は食器洗いや洗濯に使われてきたというのに、それは“もったいない”・・・そう感じた岡本さんは、エコ洗剤として提案、販売することを決めた。

国産落葉樹の木灰と水だけでできた灰汁は、山菜のアク抜きや色出し、豆を炊くときに入れるなど、料理にも使われるほど安心安全な素材。高濃度のアルカリ水溶液だから、油汚れや血液汚れにも効果を発揮する強い洗浄力を持つエコ洗剤として、日常のさまざまなシーンで活躍できる。さらに殺菌や消臭の働きもあり、洗濯の際に部屋干ししてもにおわず、部屋のふき掃除に使っても効果的といいことづくめ。

洗濯も食器洗いもふき掃除も、毎日のことだからこそ、流した先にある海を汚さない選択ができたら、使う私たちも地球も心地がいい。自然の循環の中で人が暮らす知恵を、生活に取り入れてみては?

木の種類によって色が異なる「灰の雫」。PH11.0以上のものはブナやナラ、クヌギ、色が濃くPHが13.0以上もあるものはカシノキを使用。PH11.0以上のタイプは、日々の食器洗いや洗濯、換気扇の掃除に。PH13.0以上のタイプは、とくに頑固な油汚れや洗面器にこびり付いたアカの浸けおき、風呂カビ汚れの大掃除に。泡立ちがないので、初めは物足りなさを感じるかもしれませんが、その分すすぎが楽なのも特徴。なるべく無駄を生まないようにと、再利用のペットボトルに詰めているのもこだわりの一つ。

火鉢や囲炉裏が暮らしの中にあった時代には当然のように使われていたという、自然由来のエコ洗剤。“もったいない”から生まれた生活の知恵で、心も家もスッキリ気持ちいい毎日へ!

アイテムDATA

商品名:はいのわ「灰の雫(灰汁)」
価格:PH11.0以上500㎖700円、1ℓ900円、2ℓ1500円、PH13.0以上500㎖1000円、2ℓ3500円
主な販売場所:オーガニック&つながるマーケット・しが、スタジオ凛、ふたは、MISOBAほか

【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ

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SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。

PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/KYOKO KASHIMURA

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