脱プラスチックと森林保全に貢献できる竹のストロー。島根県安来市で誕生【サステナブルチャレンジ】

脱プラスチックと森林保全に貢献できる竹のストロー。島根県安来市で誕生【サステナブルチャレンジ】

サステナブルチャレンジとは?

オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? ご紹介するのは、繰り返し使える植物由来の日本製アイテム。今回は島根県安来市で生まれた「竹ストロー」。使い捨てが当然だったプラスチックストローを竹製に切り替えることが、地球に優しいアクションに。

更新日:2021/04/14

今回のサステナブルチャレンジは“繰り返し使えて林を守ることにつながる竹ストローを選ぶこと”

脱プラスチックと森林保全に貢献できる竹のストロー

コンビニやスーパーで販売されているフランクフルトやアメリカンドック、焼き鳥などに使われる竹串やアイスクリームの木製スプーンを製造する、島根県安来市の『ひろせプロダクト』。国内だけでなく、東南アジアへの輸出需要も高い業界屈指の企業として、環境保全を考えるように。まずは材料の見直しから。一般的な白樺材から、成長サイクルの短い竹材への転換をスタート。竹は生育が早く4〜5年で伐採でき、自然と新しい竹が生えてくる無限サイクルの素材だそう。しかも、ほかの木よりも高く成長することが多く、竹の周りの木の日光を遮って枯らしてしまうため、伐採することが森林環境を守ることに。

そんななか、代表取締役の鉄本学さんが2018年にフィリピンへ訪問。その際に、CO2削減、海洋汚染や生態系への影響へ配慮した、現地の徹底したプラスチック規制に驚いたとか。コンビニのレジ袋やプラスチック製の使い捨てカトラリー、食品トレイに至るまでが、すべて紙や木などの天然由来。でも、紙のストローは水分を含んでふにゃふにゃになって使いづらく、飲み物の味へも影響が出てしまうほど、使い勝手のいいものとはいえず。そこで思い付いたのが、自社の主力商品の竹串(竹棒)に穴を開けて、ストローを作ること。1年半以上かかった開発期間を経て、商品化へ。

脱プラスチックと森林保全に貢献できる竹のストロー

「竹ストロー」は製造工程で防カビ防腐剤の使用が一切なく、食品衛生法をクリアしているため、体にも優しい商品。コーティングのありなしがあり、コーティングありが繰り返しの使用向き。一般的なストローサイズの直径7mmと、スムージーなどが飲める直径10mmの2サイズ展開。穴としてくり抜いた部分は竹串になるという、技術力を生かした無駄のない構造も驚き!

耐水性があって丈夫、そして飲み物の味を損なわない竹ストローを使うことが、お茶相手と環境問題を話すきっかけになるかも。再生可能資源の生活用品を、ニュースタンダードにする流れに協力してみよう。

アイテムDATA

商品名:株式会社ひろせプロダクト「竹ストロー」
価格:コーティングなし20本入り330円、コーティングあり20本入り550円など
主な販売場所:スーパーまるおか(群馬県高崎市)、みしまや(島根県松江市)ほか

【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ

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SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。

WRITING/KYOKO KASHIMURA

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