足をのばしてでも訪れたい、エシカルホテル3選!本格的な農業、坐禅体験や地産地消への取り組みも【サステナブルチャレンジ】

足をのばしてでも訪れたい、エシカルホテル3選!本格的な農業、坐禅体験や地産地消への取り組みも【サステナブルチャレンジ】

サステナブルチャレンジとは?

オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? 日常の喧騒から逃れ、非日常のひとときを楽しめるホテルや温泉旅館。今回は、そんなホテルのなかから人や地球環境、地域のためにサステナブルな取り組みを進めている、足をのばしてでも行きたいエシカルホテルをピックアップ。訪れることで、だれかの笑顔や幸せにつながるなんて素敵。ぜひいつかのホテル選びの参考にしてみて。

更新日:2021/05/11

今回のサステナブルチャレンジは“人や地球環境、地域にやさしいエシカルホテルを選ぶこと”

今回のサステナブルチャレンジは“人や地球環境、地域にやさしいエシカルホテルを選ぶこと”

最近よく耳にする“SDGs(エスディージーズ)”という言葉。それに代表されるのが、「サステナブル」な暮らし方。直訳すると「持続可能な」という意味で、社会や暮らしから害のあるモノコトを排除し、ハッピーな未来につなげていこうという思想のこと。

そんなサステナブルな動きはホテル業界にも広がっている。エシカルホテル、エコホテルと呼ばれ、アメニティの使い捨てを廃止したり、リネン類を自然素材に切り替えたり、地産地消を推進したり・・・。地球環境に優しい選択をするホテルが増えている。

それによってたくさんの廃棄物を減らせることも大きいけれど、ホテルがサステナブルを導入することは社会への“ライフスタイルモデルの提案”という意味でもその役割は大きい。つかの間でも環境や人に優しい暮らし方を体験することで自らの暮らしを振り返るいい機会になるはず。今回は、そんな人や地球、社会にやさしいエシカルな遠方ホテルをご紹介します。

足をのばしてでも訪れたい、エシカルホテル3選

日本初のアグリツーリズモリゾート!栃木県・那須高原「星野リゾート リゾナーレ那須」

エシカルホテルとして、まず注目したいのが栃木県・那須高原にある「星野リゾート リゾナーレ那須」。観光と農業を組み合わせた日本初のアグリツーリズモリゾートとして2019年に誕生。敷地内にはラグジュアリーな宿泊施設とともに、本格的な農業を体験できる野菜畑、ハーブ農園、田んぼがある。

「ゲストにアクティビティとして農業を楽しんでいただき、農業に興味を持っていただいたり、その土地の魅力をお伝えするのが我々の目指すところです」と総支配人の松田さん。

ホテルの目玉である農業アクティビティ「ファーマーズレッスン」は、いわゆる収穫体験のみではなく、その日に必要な農作業の解説を聞き、実際にゲストも作業を担い、その作業にどのような意味があり、日々の積み重ねで作物が育っていることを知るというもの。

「手間暇かけて、人が作業を担うことで、環境に負荷をかけず、自然を守っていくことができるということをお伝えしたい」

今年から新プロジェクト「お米の学校2021」もスタート。ホテルに隣接する田んぼでスタッフとゲストが年間を通じてお米作りに取り組み、お米や田んぼがある風景の魅力、田んぼの役割などに触れられるという。

この他にも、客室の水をウォータージャグにしたり、歯ブラシのリサイクル、畑や田んぼでは環境負荷の少ない栽培方法の採用など、環境に優しい取り組みや工夫をしている。

ホテルに訪れたら、ぜひ農体験に参加してみよう。作物を無駄にしない農家の暮らしをヒントにしたワークショップやさまざまな種類のハーブを自由に摘んでオリジナルハーブティを楽しんだり。夕食や朝食で地元野菜をほおばり、ランチは石窯ピッツァづくりをするのもいい。

「ホテルへの宿泊を通して、少しでも楽しみながら、農業の営みに触れ、自然の豊かさを感じていただけたらうれしい」

サステナブルなポイント

・日本初のアグリツーリズモリゾート
・地元生産者と宿泊者をつなぐサービス
・充実した農業アクティビティ
・ペットボトルフリーをめざし、ホテルアメニティを詰め替え式へ
・お米づくりのリアルを体験できる「お米の学校2021」

モノを大事にするエシカルライフに触れる。群馬県・薬師温泉「かやぶきの郷薬師温泉 旅籠」

かやぶき屋根や囲炉裏といったノスタルジックな情景、自噴する源泉・・・。群馬県・吾妻郡東吾妻町にある「かやぶきの郷薬師温泉 旅籠」も注目のエシカルリゾート。

プロデュースするのは、「循環型社会の実現と地域社会への貢献」をスローガンに活動する株式会社エコ計画。産業廃棄物のワンストップサービスを提供するかたわら、「日本の古き良きものを残すことは循環型社会実現の一助になる」という創業者の思いから、古き良き日本文化を継承する旅館をオープンさせた。

最大の特徴は全国各地のかやぶき家屋を7棟移築し、宿泊棟や食事処に活用していること。広大な敷地の中のかやぶき集落は見て回るだけでも楽しい。また、かやぶき屋根は通年収穫でき、通気性・断熱性に優れ、雨音が小さいなどいいこと尽くし。60~70年は持つし、古くなったら畑に帰る。日本人が実践してきたすばらしいエコシステムである。

この他にも、敷地内の階段に旧国鉄で使われた枕木を再利用したり、館内に江戸時代の古民具や古美術品を展示している。また、食事で地元食材をふんだんに使った「囲炉裏会席」や蕎麦職人手打ちの蕎麦を使った「蕎麦会席」がいただけたり、サイズがバラバラでスーパーに並べられない朝取れの野菜「ふぞろいの野菜たち®」をお土産に購入することもできる。

「自然と共存し、ものを大切に使う文化はSDGsの精神に通じる。ここで日本古来のサステナブルな生活様式を思い起こしてもらえたら」

サステナブルなポイント

・全国各地からかやぶき家屋を7棟移築。宿泊棟や食事処、土産物店などに活用
・敷地内の階段などに旧国鉄の枕木を再利用
・囲炉裏を使った食事に地元の食材を活用。地域活性化及びCO2排出量削減に貢献
・規格外の野菜「ふぞろいの野菜たち®」を販売
・雇用面でも地元に密着、外国人も採用

肩肘を張らないサステナブルライフを体験できる、京都・河原町「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」

サステナブルな暮らしといってもピンとこない・・・そんな人におすすめが、京都・四条河原町にある「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」。滞在しながらサステナブルなライフスタイルを実践できる、SDGsに視点をおいた体験型ホテルとして注目を集めている。

「実は、運営する京阪グループはSDGsが話題になる以前から循環型社会に寄与したライフスタイルをめざす取り組みを始めていました。それを具現化したのがこの場所。ストイックになりすぎず、肩の力を抜いて人にも、自然にも、いいものを。“GOOD NATURE”というコンセプトにはそんな思いが込められています」と広報の中久保さん。

ホテルに足を踏み入れると、京都の繁華街とは思えない自然あふれる空間に驚く。内装には天然素材がふんだんに使われ、使い捨てのアメニティは極力カット、レストランで出る食品廃棄物は堆肥化して契約農家に使ってもらうなど、さまざまなサステナブルの取り組みをしている。また、ホテルとしては世界で初めて環境や健康に配慮したWELL認証を取得し、国際的なグリーンビルディングであることを示すLEED認証も関西の商業施設で初めて取得。誰にとっても快適で潤いのある空間に・・・という、その姿勢もすばらしい。

滞在中に心豊かになれる体験もできる。ヨガや坐禅に参加してリフレッシュしたり、スタッフによる館内ツアーでサステナビリティについて学んでみたり。1~3階の商業施設で、地元の新鮮な有機野菜や果物、オリジナルのエシカルコスメなどのショッピングを楽しむのもいい。健康的でよいものを自分らしく取り入れるライフスタイルを体験することで、“自分が心地良く感じられるようなサステナブル”を選択できる感性が養えそう。

「今までエコやオーガニックに関心のなかった方々にもサステナブルなライフスタイルを広めていきたい。ここでの体験が毎日の生活のなかに1つでも多くの“GOOD NATURE”を考えるきっかけになればうれしいです」

サステナブルなポイント

・世界初となる環境や健康に配慮した建物が認定されるWELL認証を取得
・世界基準の環境評価ツールであるLEED認証を関西ではじめて取得
・使い捨てアメニティの削減
・地産地消への取り組み
・朝ヨガ・坐禅・瞑想・ネイチャーウォークなどのアクティビティの開催

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SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。

WRITING/KANO NUMATA

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