
肩のこりや冷え、肌荒れなどのカラダ悩み、放っておいていない? そんなお悩み女子におすすめなのが「鍼灸施術」。すっきり活動的な健康美ボディに近づくために、鍼灸施術でお悩みケアをはじめよう

- 鍼は痛くないの?
- 一般的には細い鍼を使うため、痛みはほとんど感じることはありません。ただし、その日の体調や体質など、個人差があるため、刺激を感じやすい人もいます。刺激が心配な人は、担当の先生に相談してみましょう。
- どんな鍼を使うの?
- 鍼は直径0.10㎜~0.34㎜程度の太さがあり、長さは10㎜から長いもので105㎜があります。女性に使用する場合は、細めの鍼が一般的ですが、体質やお悩みに合わせて、さまざまな太さ、長さの鍼を使います。
- ディスポーザブル(使い捨て鍼) ってどんな鍼?
- 1本ずつパッキングされているものが多く、1度使ったら廃棄するため、衛生的なのがメリットです。近年はこのようなディスポーザブル(使い捨て鍼)を使うサロンが多くなりました。
- サロンによって施術方法は違うの?
- 近年では、鍼は主に東洋医学、中医学、西洋医学などに基づいて行う場合が増えています。そのサロンがどれを主に取り入れているかで施術方法が異なります。例えば東洋医学の場合、カウンセリングや触ったりすることで体の状態を確認し、その人のお悩みに合わせた施術を行います。そのため、施術内容や所要時間は施術を受ける人やサロンによって異なります。
- 「美容のための鍼」と「お悩みケアのための鍼」の違いはあるの?
- “不調などをケアした先に美しさがある”と考えられるので、まず「気」「血」「水」の流れを整え、カラダの循環バランスを整えることがキレイへの第一歩です。美肌や小顔などキレイを目指す「美容のための鍼」と、肩こりや疲れ、冷え、むくみなどをケアする「お悩みケアのための鍼」の鍼灸施術はさまざまですが、東洋医学では、全身のお悩みや不調をリフレッシュするなど、「カラダの循環バランスを整えて、美しくなる」という考え方には違いはほとんどありません。また、部分的に施術を行うものもありますが、美容だからと言って顔だけ行うのもでもありません。カラダの状態や体質に合った施術を受けるためにも、担当の先生と相談してみるといいでしょう。
- 鍼を打つには資格が必要?
- 鍼による施術を行う「はり師」のほか、灸による施術を行う「きゆう師」も国家資格が必要です。また国家試験を受けるには、専門学校などの養成施設で3年間学び、規定の単位を取得し、合格しなければなりません。専門の知識と技術を持つ、これらの国家資格取得者と医師だけが鍼灸を施術できます。また、「あん摩マッサージ指圧師」も同様に国家資格です。
- 鍼のあとが残ったりしない?
- 鍼のあとが残ることはほとんどありません。ただし、個人差はあります。内出血しやすい人は一時的にあとが残る可能性があるため、カウンセリングの際にあらかじめ担当の先生と相談してください。特に美容鍼の場合、肌が刺激に敏感な顔などに施術するので、深め、強めの鍼を希望をする場合には要注意。初めての人は、まずは体の施術から始め、自分の体質を確認することも大切です。
- 施術を受けられない場合はある?
- 持病や体質によっては、鍼が適さないケースもあります。まずは、かかりつけの医師に相談をしてみるといいでしょう。鍼には古くから、刺さない鍼「鍉鍼(ていしん)」を用いた施術などもあります。体に鍼を刺す施術が向かない人は、刺さない鍼もなども施術の選択肢として加えるといいでしょう。
- 施術の前後にお酒を飲んで大丈夫?
- 鍼灸マッサージ施術をすると全身の循環がよくなります。それだけお酒などに酔いやすくなり、いつもより気分が悪くなってしまう可能性もあります。施術当日の飲酒は控えたほうがいいでしょう。
- 施術後に効果的なホームケアはある?
- 1回の施術でも体のこりや不調はある程度は楽になりますが、ひどいコリなどの場合は、すぐに完全にほぐされた状態には至りません。定期的な施術でケアする方法もありますが、なかなか通院できない人は、セルフケアなどもおすすめ。無理のない通い方、回数、予算なども、担当の先生と気軽に相談するとセルフケアとの相乗効果も望めると思います。
- どんなセルフケアが必要?
- お悩みや状態によってセルフケアを行う場所や方法は異なりますが、一般的には、市販されているお灸やストレッチ、セルフケアマッサージなどがあります。担当の先生に、今の自分に合った方法を聞いてみるとよいでしょう。
- お灸のあとが残ったりしない?
- 最近ではあとになりにくいお灸を使っているサロンが多くなっています。あとがつくタイプのお灸もあるので、あとを残したくないという方は、あらかじめサロンの担当の先生に相談してみてください。

※鍼灸施術はサロンにより内容が異なる場合があります
※効果効能、痛みや反応などには個人差があります