ウラク青山が一流ホテルと呼ばれる理由＜OZのプレミアム予約　ホテル＞

外苑前の高級会員制クラブ「ウラクアオヤマ」。「ウラク」という名前は織田信長の実弟で茶事を好んだ粋人、織田有楽斎（おだうらくさい）から。茶の湯の「おもてなしの心」と、その場としての「茶室」の在り方を大切にした有楽斎。その心を現代に置き換えて、さりげなく行われる上質な接客、プライバシーやセキュリティを第一にしたサービスへと受け継がれている。外観はあえて目立たせず、館内に一歩入ればヌーボークラシックで統一された上質でくつろげる空間。レストラン、フィットネス＆スパ、ラグジュアリーホテルを備え、1992年の開業以来、国内外のVIPや企業からなる会員がゆったりと落ち着ける「都心の隠れ家」として愛されている。

建物の６、７階は「都心の別荘」をコンセプトにした全20室のゲストルーム。通常は厳しい審査を受けた会員のみが宿泊できるこの空間は、ＯＺのホテル予約を経由することで特別にステイが可能に。ホワイトでまとめられたノーブルなスタンダードダブルルーム（36m2）、ゆったりとしたソファセットをしつらえたセミスイートサイズのデラックスツインルーム（60m2）はどちらも、大理石＆ゴールドで縁取られたゴージャスなバスルーム付き。バスタブでゆったりと手足を伸ばせば、まるでハリウッド映画のヒロイン気分。普段は国内外のセレブたちがリフレッシュする空間で、都心とは思えない上質な静けさに包まれながら誰にも邪魔されない休息を。

石畳を思わせる模様のじゅうたんを進み、格子など和のテイストをモチーフにしたエレベーターで８階へ。メインダイニング「ジョアン」は、織田有楽斎が作った茶室、如庵（じょあん）にちなんで命名された、おもてなしの空間。アペリティフが楽しめるウエィティングバーの奥に広がる店内は、鏡を多用した上品なインテリアが印象的。厨房では日本料理の料理長、西洋料理のシェフが腕をふるい、卓をともにしながら１人はフレンチ、１人は懐石といった贅沢なオーダーができるのもこのお店ならでは。やわらかな灯りに包まれながら、しっとりと大人な夜を過ごして。

９～11階の３フロアを使ったフィットネス＆スパは、宿泊時に限り3150円で利用可能（平日10:30～22:00）。最上階・11階には本格的な25ｍ×４レーンのスイミングプールとジャグジーがあり、天窓から自然光が降り注ぐ日中はまるで屋外でスイミングを楽しんでいるかのよう。そして夕暮れ以降は癒しの空間に。９階には有酸素運動や筋力トレーニングができるマシンが備わり、数・内容とも充実。メンバーにはプライベートレッスンやパーソナルストレッチも。10階にはゆったりとくつろげるリラクゼーションルームが完備。健康を気遣うセレブリティのニーズを満たすハイクオリティな施設で、心と体のリフレッシュをしてみては？