夜空にきらめく星々。この輝きは、はるかかなたの遠い宇宙で放たれた星の光が長い年月をかけて地球に届いたもの。この神秘的な美しさは、“ホンモノの星空”でなければ味わえない! そこで、宙ガール・プレスの岩城さんが、初心者でも楽しめる夏の星の観賞法&観測スポットをご紹介。この夏は、“ホンモノの星空”のもと、2人の恋を輝かせて
夜空にきらめく星々。この輝きは、はるかかなたの遠い宇宙で放たれた星の光が長い年月をかけて地球に届いたもの。この神秘的な美しさは、“ホンモノの星空”でなければ味わえない! そこで、宙ガール・プレスの岩城さんが、初心者でも楽しめる夏の星の観賞法&観測スポットをご紹介。この夏は、“ホンモノの星空”のもと、2人の恋を輝かせて
夏の日没は19時頃。1時間ほど経つと空が暗くなるので、この時期の観測は20時以降がおすすめ。満天の星空が見たいなら月の出や月の入り時間も気にしてみて! 月が出ていると月明かりで星が見えにくくなってしまうので、月も星空も観測するのか、ずっと満天の星空を眺めたいのか、計画を立ててから出かけるのが◎。
夏の夜は虫が多いので、肌の露出を避け、長袖&長ズボンで。特に山間部や標高の高い場所は、夏でも冷え込むから、パーカーなどの上着を忘れずに。また、夏の地面は夜露に濡れていることがあるので、ピクニックシートや折りたたみチェア、簡易ベッドなどを持っていくと、彼とリラックスして星空観測が楽しめそう。
もちろん肉眼でも星空観測はOK。目が暗さに慣れてくると星がたくさん見えるようになるので、星々が集まった天の川や夏に多く見られる流れ星を眺めて。 星がもっと見たいなら、双眼鏡を使って明るい星を見てみましょう。赤色、黄色など星にもいろいろな色があることや、美しい景色など肉眼では見えない星々の存在に気付くことができますよ。 右上画像:ニューフォレスタHR8×42WP 36750円
星空観測にぴったりなのが、街灯やビルの明りといった強い光が少なく、空が広く見渡せるところ。ひと足のばして出かけるなら、高原エリアがおすすめ。標高が高くて湿度の低い場所は、空に近いうえ、空気も澄んでいて、星空観測には申し分ない環境♪ ただし、安全な場所を選んで、私有地などには入らないように気をつけて。
おすすめは八ヶ岳のふもとに位置する、清里、富士見高原、原村、野辺山などのエリア。この辺りは標高が高く、夏でも空気がカラッとしているので、星空観測にはぴったり。樹木が茂っている林道などでなければ、いたるところからきらめきいっぱいの星空を観測できるはず。
街中は明るいうえ樹木が多く、空が開けていないので、満天の星空を求めるなら北軽井沢へ。特に鬼押し出し園の周辺は見渡しがよく、壮大な夜の風景は感動もの。軽井沢駅周辺なら、軽井沢・プリンスショッピングプラザなどがある南口側のほうが、空が広く感じられて星が見やすい。
星空がきれいと評判の谷川岳だけれど、かなり山深いため、初心者の星空観測には不向き。そこで参加したいのが、夏から秋にかけて谷川岳天神平で開催されている「星の鑑賞会」。ガイドの解説や望遠鏡などもそろっているので、ビギナーにはうってつけ。
「星の鑑賞会」詳細をチェック!
軽井沢と同じく、街中は明るく樹木がたくさん茂っていて星が見えにくいので、那須高原まで足をのばして。那須ハイランドパークの周辺は、空が一気に開けて星空観賞に最適。牧場は視界の障害になるものが少ないので、那須に点在する牧場の周辺を目的地にするのもいいかも。
日本を代表する天体望遠鏡・双眼鏡メーカー「ビクセン」から誕生した“宙ガール”とは、星が好き、宇宙が好き、星ってキレイだな・・・そんなさまざまな思いや方法で宙(そら)を楽しむ女性たちのこと。難しいことはさておき、おしゃれにかわいく宇宙に親しむことを提案していて、星空ハイキングやグッズの楽しみ方なども紹介。
ビクセン・宙ガール広報担当・岩城朱香さん
小さい頃、暗い夜空に輝く星に神秘と不思議を感じ、夏のキャンプ場で見た流れ星に夢中になったという岩城さんも、星が大好きな宙ガールの1人。「仕事の帰り道でも夜空を見上げるほど星が好き。同じ空なのに季節によって見える星座が変わっていく・・・そんな変化で“夏だなぁ”なんて感じるんです」
のんびり上質な温泉に浸かりながら、きらめく星空を眺められたらいいのに・・・。そんな願いがかなう“星空露天”がこちら。澄んだ夜空に流れ星を見つけることができたら、きっと恋の願いがかなうはず♪