【8/11~13】降りそそぐ「ペルセウス座流星群」を見に行こう!新月の今年はより多くの流れ星を見るチャンス

©国立天文台

2018年8月11日(土)から13日(月)にかけて、今年も「ペルセウス座流星群」を見ることができる。星や宇宙に関する書籍の執筆、監修に加え、「コスモプラネタリウム渋谷」で解説員を務めている永田美絵さんに、流星群が見える時間帯や流れ星を探すコツを教えてもらいました。今年はより多くの流れ星に会える好条件の年だから、プラネタリウムの特別プログラムに参加したり、星空に会いに行く小旅行を計画してみて。

更新日:2018/08/07

流れ星に願い事を言うとかなうという話はどこからきたの?

「みなさんは流れ星を見たことはありますか? 流れ星は彗星の尾に含まれる塵が、地球の大気とぶつかって摩擦で輝くもの。いわば“彗星の落し物”が流れ星です。

流れ星が消えないうちに3回願い事を言えばかなうと言われている伝説は、昔の人が、流れ星は天の神様が地上を見下ろすときに天の窓を開け、その光が漏れたものと考えたからだそう。流れ星が見えているときは神様が天の窓を開けているときなので、そのときに願い事を言えば神様に願いが聞こえるだろうと思ったため。

ところで、流れ星が消えない間がどのくらいかというと1秒あるかないか。その時間に願い事を3回言うなんてほとんど無理なのです。でも、もしも言えるとしたらその人はいつも自分の願いを考えて努力している人。そんな人の願い事はかなうのです」(永田さん)

2016年8月12日に撮影されたペルセウス座流星群 ©国立天文台

3大流星群のひとつ、「ペルセウス座流星群」って?

流れ星には不規則に流れる「散在流星」と、事前に飛ぶ日にちや時間、個数がわかっている「流星群」がある。

「まだ流れ星を見たことがないという方は、この夏、ぜひペルセウス座流星群をお楽しみください」と、永田さん。流星群は年間通していくつもあるけれど、1月4日前後の「しぶんぎ座流星群」、8月12日前後の「ペルセウス座流星群」、12月14日前後の「ふたご座流星群」の3大流星群がおすすめなのだそう。

3大流星群のなかでもペルセウス座流星群は、星を眺めるのによい時期。ほかの2つの流星群が見られるのは冬だけれど、ペルセウス座流星群は夏なので、防寒対策をしっかりしなくてもじっくりと星空を眺めることができる。今年は1時間に60個ほどの星が流れる予想が出ていて、もっとも星が流れる8月13日(月)の明け方には月が出ていないので、天気がよければ例年よりたくさんの流れ星を楽しむことができそう。

©国立天文台

8月13日(月)の午前2時が流星群のピーク。流れ星を見るコツは?

流星群のピークは8月12日(日)の夜から13日(月)にかけて。ペルセウス座流星群は、明け方東から昇るペルセウス座の付近から四方八方に流れ星が飛ぶように見えるので、ペルセウス座が高くのぼる午前2時から3時が見ごろ。流れる星の数は明け方に向けてだんだんと増えていき、ピークの時間を過ぎると一気に減るそう。12日(日)の22時や0時でも流星群に出会えるチャンスは十分あるから、明け方に見ることが難しいという人も、ぜひ眠る前に夜空を眺めてみて。

流れ星は、日にちや時間は決まっていても、見られる方角はわからない。そこで、できるだけ暗く空が晴れた場所へでかけるのがおすすめ。木々に覆われている山の中では空の一部しか見られないので、流星群を鑑賞するのには不向きかも。できるだけ空が開けて暗い場所であれば、山でも海でも公園でもOK。都心部など周りが明るい場所では、見える流れ星の数は減ってしまうけれど、運がよければとても明るい流れ星を見ることができる。

流れ星は肉眼で見るものなので、高価な機材は必要なし。コツはできるだけ長い時間、できれば1時間以上、夜空を見上げること。横になってのんびり空を眺められるように、レジャーシートや枕を用意すれば、より快適に流れ星探しを楽しめそう。

今年のペルセウス座流星群、あなたはどこで見る?

流れ星を絶対に見たいという人は、「コスモプラネタリウム渋谷」へ。「伝説の解説員村松修の宇宙講座 火星大接近」のなかで、ペルセウス座流星群をプラネタリウムで楽しめるプログラムも予定しているそう。開催日は8月7日(火)、8月14日(火)、8月21日(火)の19時から40分間。大人600円、小中学生300円で参加できるので、ぜひチェックしてみて。

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取材協力:永田美絵さん

「コスモプラネタリウム渋谷」チーフ解説員として日々宇宙を語っている。現在、東京新聞「星の物語」を執筆中のほか、NHKラジオ第1「夏休み子ども科学電話相談」の天文宇宙を担当。著書に「カリスマ解説員の楽しい星空入門」筑摩書房など多数。

【特集】都心で、旅先で。きらめく星空に出会えるおでかけスポット

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