【かき氷】ふわふわ天然氷のかき氷5選!かき氷ブームの火付け役となった谷中の超行列店、梅島の隠れた名店も

ふわふわ天然氷のかき氷5選

夏になると恋しくなるのがかき氷。都内でも天然氷を使ったかき氷が食べられるお店があるって知ってた? 「ふわふわ食感がたまらない」「頭がキーンと痛くならない」などファンが多い天然氷。自然環境の中できれいな水をゆっくり時間をかけて凍結させた天然氷は、手間ひまがかかることなどから、現在国内で天然氷をつくる蔵元はわずか5軒のみ。今回はそんな貴重な天然氷を使ったかき氷が食べられるお店をご紹介します。

更新日:2019/06/03

富士山の天然氷を使用!待ち時間は下町さんぽを楽しんで

巣鴨のかき氷専門店「雪菓」では、富士山麓の蔵元「不二」の天然氷を使用。かき氷を愛する店主が、いろんな氷を食べ比べてみてこれだ!と辿り着いた氷だから思い入れも深く、手回し式のかき氷機にこだわって、1杯ずつ丁寧に削っているそう。

店主が“食べたいもの”をつくっているというシロップは、「生いちごミルク」(900円)をはじめ、季節感あふれるフルーツを使ったものが中心。粉末納豆を使った「納豆きなこ」なんてユニークなものもあり、密かに支持を集めているよう。

かき氷ブームの火付け役となった、あの超人気店でも天然氷を使用!

谷中の超行列店「ひみつ堂」で使用する氷は、日光の「三ツ星氷室」のもの。完全手づくりにこだわる店主は、自ら蔵元まで行って採氷作業から参加するほどの徹底ぶり。昔ながらの手動式で削るから、綿あめのようにキメが細かくふわっふわ。手削りだからこその絶妙な不均一さも狙いだそう。

夏のおすすめは、自家調合したヨーグルトがこれでもか!とかかった「メロンヨーグルト」(1200円)。茨城県産の味の香(あじのか)など旬のメロンを使った果肉たっぷりソースは、好みの量をかけながら味わえるヨーグルトのまろやかさと、瑞々しい果実の甘味がたまらない。

足を運ぶたびに違う味に出会える、住宅街の隠れ家のかき氷

梅島にある隠れた名店「椛屋」では、かき氷に使う氷を日光「松月氷室」の天然氷と純氷から選ぶことができる。一つひとつの素材と丁寧に向き合うことを大切にしている店主は、天然氷は、真夏以外は日光まで足を運んで仕入れるという。

旬の果物を使った期間限定の味が多いため“お決まり”のメニューは少ないけれど、1年を通して食べられる「ミルクティークリーム」(1000円)は紅茶とホイップの組み合わせが大人気。ぽってりとかけられたホイップクリームの甘さが紅茶の味わいを引き立てる、絶妙なハーモニーに感動するはず。

あの名パティシエ・中島眞介さんが考案した、贅を極めたかき氷

本格的な日本料理を気軽に楽しめる「KATO'S DINING & BAR」でもてなしてくれるのが「サツキかき氷」(2160円 ※サービス料別)。2014年、ホテルニューオータニ開業50周年記念メニューとして、パティシエでもあるホテルのグランシェフ・中島眞介さんが考案。以来、これを食べなきゃ夏が始まらない!というファンが急増中。

氷は、日光天然氷の蔵元、「松月氷室」のものを使う。まるで綿菓子のようにふわっふわの食感と、驚くほど滑らかな口当たり。「氷が躍るように」盛り付けられた美しいフォルムにも感動するはず。

とろとろイチゴとキャラメルソースに、天然氷がふんわり

東京・三軒茶屋にあるかき氷専門店「和Kitchen かんな」の名物かき氷は、バニラビーンズを贅沢に使った自家製カスタードと、口の中でとろけるほど煮詰めたイチゴソースがたっぷりとかかった「キャラメル苺カスタード」(950円 ※期間7~9月上旬)。口に入れた途端、トロリととろける口当たりは、シロップというよりソースという言葉がぴったり。

ソースによって削る厚さを微妙に調整する氷は、プラス250円で日光天然水・松月氷室で作るかき氷をオーダーできる。たっぷりかかったソースが沈んでしまわないよう、シャキシャキ感のある固さと、潰れてしまわないよう土台を少し厚めの氷に仕上げた心づかいも嬉しい。

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東京の名物かき氷2019

夏になると恋しくなるかき氷。あまたあるかき氷の中でも、行列ができるほど有名なお店のかき氷には、どれも店主の愛情がたっぷり。今回は、そんな店主とお客さんが愛する名物かき氷の魅力を編集部が総力取材。この夏はかき氷の魅力を再発見しに、お出かけしてみませんか? 気になる待ち時間や整理券配布情報もチェックして。

PHOTO/AYA MORIMOTO(雪菓、椛屋) TEXT/MINORI KASAI

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