滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」(日本橋)

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地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の日本橋にある「ここ滋賀」は2017年秋にできた滋賀県の情報発信拠点。近江商人とも関係が深い日本橋で、滋賀の魅力をさまざまな角度から知り、特産品や伝統工芸品も購入できる。地酒が味わえるバーや、レストランも含め、すみずみまでご紹介!

更新日:2021/06/18

アンテナショップのスタッフに聞く、「ここ滋賀」のここがスゴイ

琵琶湖をモチーフにしたものなど、かわいい雑貨も充実

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写真上/スタッフの矢崎里菜さん 写真左下/滋賀は良質なお茶の産地として有名で、特に信楽高原の朝宮で作られるお茶は日本5大銘茶のひとつに数えられる 写真右下/3階には緑化をほどこしたフリーテラスがあり、店内で購入した商品を飲食できる。日本橋交差点を見下ろす穴場スポット

滋賀県の情報発信拠点として2017年にオープンした「ここ滋賀」。
「1階の情報コーナーでは最新の観光情報やその時期ならではのおすすめツアーをご案内しています。旅行だけでなく、移住や就職の情報も手に入りますよ。滋賀県産の生鮮食品や地場産品を多数取り扱う1階マーケットでは、毎週木曜は和た与の「でっち羊羹」、金曜はいと重菓舗の「埋れ木」など、特定の曜日にだけ入荷する商品もあるのでぜひチェックを。琵琶湖の形をした付箋や、ご当地キャラ「とび太くん」のグッズなど、ユニークでかわいい雑貨も人気です。

『ここ滋賀』ではイベント情報や季節のおすすめ商品を掲載したニュースレターを毎月発行しています。米原市で活動されている切り絵作家・早川鉄兵さんの作品をあしらった、毎号揃えたくなる素敵な表紙デザインにも注目してくださいね」(スタッフの矢崎里菜さん)

アンテナショップに行くべき3つの魅力

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滋賀の一汁三十三品目膳(2500円)は土日祝のランチのみで1日限定10食

【1】滋賀の食材をふんだんに用いたおばんざい膳

2階のレストラン「日本橋 滋乃味(じのみ)」では、琵琶湖でとれる魚や、近江牛、発酵食品など、滋賀の食材をふんだんに使った料理を楽しめる。なかでも、滋賀の多彩な食の魅力がぎゅっと詰まった「滋賀の一汁三十三品目膳」は、郷土食も含めたいろいろなおばんざいを少しずつ味わえることと、野菜たっぷりのヘルシーさで女性に人気。信楽焼の器の温もりある手触りも堪能したい。

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「甘味と日本酒の会」など、日本酒をもっと好きになる魅力的なイベントも随時開催している

【2】地酒バーで季節のお酒や珍味を気軽に楽しめる

1階のエントランスを入ってすぐ右手にある「SHIGA's BAR」は、滋賀県内にある33蔵の日本酒を味わえる地酒バー。各蔵元からその時期におすすめの銘柄が届き、ラインナップはどんどん入れ替わる。おちょこ1杯(300円)のほか、4種飲み比べ(1000円)も。鮒ずし(500円~)など、滋賀らしい酒肴と一緒に気軽に味わって。

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1粒1粒に個性があり、身につけるほどに愛着がわく。ネックレスは1万800円~

【3】長い年月をかけて育つ希少な琵琶湖産パールに注目

琵琶湖で長い歳月をかけて生み出される「びわ湖真珠」を使ったアクセサリーは必見。貝を育てるのに3年、真珠が形成されるまでにさらに3年の時間を要し、自然のままに育つことで色も形も光沢も1粒ずつ違う仕上がりに。ネックレスやイヤリングは、カジュアルなファッションにもよく合う。

人気ランキング

滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!

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1
魚治の「おためし鮒寿し」

たくさんの種類が並ぶ鮒ずしの中でもいちばん人気がこちら。チーズを思わせるまろやかな酸味とコクは、初めて食べる人にもおすすめ。「おためし鮒寿し」(6切入り1728円)

2
奥村佃煮の「赤こんにゃく味付」

近江八幡名物の赤こんにゃくを醤油と砂糖で調味。中までしっかりと味が染みているので、このまま器に盛るだけでおかずの1品に。「赤こんにゃく味付」(200g入り486円)

3
冨田酒造の「七本鎗 純米大吟醸 渡船」

滋賀県でとれる希少な酒米「渡船」を100%使った純米大吟醸酒。バランスがとれた上品でキレのよい味で贈答用にも人気。「七本鎗 純米大吟醸 渡船」(720ml入り2160円)

東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ

【滋賀県・長浜市】つるやパンの「サラダパン」

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ユニークなサラダパン(200円)。月に4日だけの貴重な販売日は見逃せない

滋賀で60年近い歴史を持つ個性的なご当地パンで、コッペパンに挟んであるのはマヨネーズで和えたたくあん! パンとたくあんという異色の組み合わせながら、マヨネーズが加わることで全体が調和して、ほんのり甘いパン生地とたくあんの塩気が絶妙にマッチ。毎月第1・3週の金曜と土曜のみの販売で、懐かしい味を求めて買いに来る滋賀県出身者も多いそう。

滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」

SHOP DATA_ここ滋賀

TEL.03-6281-9871(1F) 03-6281-9872(2Fレストラン)
住所/東京都中央区日本橋2-7-1
営業時間/1Fマーケット10:00~20:00、地酒バー平日10:00~22:00、土日祝10:00~21:00、2Fレストラン平日11:30~14:30(14:00LO)、17:00~22:00(21:00LO)、土日祝 11:30~21:00(20:00LO)
定休日/無休(年末年始を除く)
アクセス/東京メトロ銀座線ほか「日本橋駅」B6・B8よりすぐ

滋賀県ってどんなところ?

日本一の大きさを誇り、県の面積の6分の1を占める琵琶湖がシンボル。その琵琶湖をぐるりと囲むように、湖南・湖東・湖西・湖北の各地域に風光明美な景勝地や観光スポットが充実している。ひこにゃんでおなじみの彦根城は、国内でも数少ない国宝天守が見どころ。延暦寺をはじめとする寺社仏閣や、古い町並みが味わい深い近江八幡など、散策を楽しみたいエリアもたくさん! 現在の寿司の源流とされる鮒ずしや、湖国の豊かな自然が育む近江米など特産品も魅力的。

PHOTO/NORIKO YONEYAMA TEXT/AYA ITO

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※記事は2021年6月18日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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