島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」(日比谷)

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地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 2020年5月に日本橋から移転オープンした、島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」。「島根とのご縁を結ぶ場所」をコンセプトに、のどぐろや出雲そばなどの特産品や伝統工芸品など島根の魅力が大集合! 東京初進出の商品のラインナップやカフェコーナーも新設。観光や移住の情報が入手できる相談コーナーとともにチェックして

更新日:2020/08/27

アンテナショップのスタッフに聞く、「日比谷しまね館」のここがスゴイ

山陰の海の恵みと職人技を島根からお届け!

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写真上/店長の工藤弘安さん 写真左下/「ご縁カフェ」では、のどぐろ丼をはじめ、赤てんカレーや菓子付き抹茶セットなど、ご当地グルメがいただける 写真右下/県内ほぼすべて酒蔵の日本酒がラインナップ。「ご縁カフェ」の地酒飲み比べセット1000円で、自分好みの味をみつけても

島根県の物産1000商品以上のラインナップをはじめ、カフェコーナーやイベントスペースも展開する「日比谷しまね館」。
「宍道湖のしじみや日本海で獲れたノドグロなど鮮魚の干物、約10種類の出雲そば、『赤てん』や『あご野焼』など練り物製品も充実しています。島根県は日本酒発祥の地とも言われ、すっきり飲みやすいスパークリングなど、酒蔵自慢の希少な逸品に出会えます。

島根は古くから焼物の産地として知られ、湯町窯のエッグベーカーは、目玉焼きや蒸し調理などに重宝すると好評です。江戸時代から続く、松江の和紙手まりは独特の素朴さと味わいが魅力で、イヤリングやブローチなどアクセサリーも販売しています。ほかにも、物産品販売や島根の魅力を体験できるイベントの開催や、観光&ふるさと雇用情報コーナーも設置しています。店頭のデジタルサイネージで展開する観光案内もぜひお楽しみください」(店長の工藤弘安さん)

アンテナショップに行くべき3つの魅力

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1年中楽しめる、脂ののったのどぐろ丼(1200円)。しじみ汁と漬物が付く

【1】たっぷりと脂がのった名物「のどぐろ丼」

「ご縁カフェ」の名物が、浜田港で水揚げされるノドグロが堪能できる丼ぶり。「全国ご当地どんぶり選手権」で、2019年・2020年と2年連続グランプリを受賞するなど注目度も高い。ノドグロの刺身を、出雲地方・奥出雲町で収穫されるコシヒカリ・仁多米(にたまい)で炊いたごはんの上にのせ、ネギ、ワサビ、刻みノリと一緒に、少し甘めの出汁醤油でいただく。お土産用としてのどぐろ丼ネタセット(12枚入1296円)や、宍道湖産の冷凍しじみ(200g702円~)なども用意されている。

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左・ローズシロップ(120?1296円)、右・ローズのサイダー、プレミアムスパークリングローズ(540円)

【2】朝摘みのローズの香りを閉じ込めたシロップ

大田市の「奥出雲薔薇園」が独自に開発した、甘く芳醇な香りと深い赤色が特徴の食用バラ・さ姫。「ローズシロップ」は、このバラからエキスを煮出し、香り・色ともに濃厚なシロップに仕あげた1品。甘さ控えめなので、アイスやヨーグルト、ドレッシング、炭酸水の味付けなど幅広く楽しめる。ほかに、梅と薔薇のミックスジャムや、ローズソルト、ローズティーなどおしゃれなパッケージと合わせて要チェック。

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一度使ったらリピートしたくなる、玉造温泉水を配合した姫ラボ石鹸(1580円)

【3】美肌成分で知られる玉造温泉水を配合したコスメ

「姫ラボ」は、日本最古の美肌温泉と伝えられている松江市の玉造温泉を配合した(美肌)温泉水を配合したスキンケアシリーズ。とくに人気なのが、洗顔用の姫ラボ石鹸。ホイップクリームのようなきめ細かい泡が毛穴の隅々まで入り込み、汚れをしっかり落としてくれると評判。洗顔後の、化粧水などの浸透もスムーズ。ほかに、フェイスパック、ボディローション、ハンドクリームなど、美肌を叶えるアイテムが勢揃い。

人気ランキング

島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!

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1
江木蒲鉾店の「赤てん」

浜田市を中心に長く親しまれている練り物。魚のすり身を使用した1品は、唐辛子のピリピリ感と、パン粉でまぶしたサクサク食感がやみつきに。軽くあぶってマヨネーズ醤油で味わっても。「赤てん」(5枚入・648円)

2
寿隆蒲鉾「しめ鯖かまぼこ」

境港で水揚げされる、脂ののった鮮度抜群のサバを半身使用。つるんとした歯触りと独特な喉ごしの食感に。5~10㎜の厚さにカットして、ワサビや醤油、レモン汁をかけても美味。寿隆蒲鉾「しめ鯖かまぼこ」(1485円)

3
長岡屋「ジャンボあご野焼」

漁港で水揚げされたトビウオを主原料に、地酒を使い、職人の伝統の技で焼きあげた1品。口いっぱいに頬張ると、お酒とみりんの香りが鼻に抜け、飛魚のかすかな甘みが広がる。長岡屋「ジャンボあご野焼」(1425円)

東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ

【島根県・多伎町】JA島根「干しいちじく」

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干しいちじく(100g 713円)。個包装2個×4袋入り

太陽の恵みをたっぷり受けた多伎町の特産品で、いちじくの日本種・蓬莱柿(ほうらいし)を使用した、食品添加物不使用のセミドライスイーツ。個包装を開けた瞬間に広がる甘酸っぱい香り、口の中で広がるしっとりとしたやわらかさ、蓬莱柿ならでは甘さとプチプチとした食感が後を引く。いちじくゼリー192円やいちじくどら焼151円もおすすめ

SHOP DATA_日比谷しまね館(日比谷)

TEL.03-6457-9404(物販)、03-6205-4170(観光)、0120-60-2357(移住)
住所/東京都千代田区有楽町1-2-2日比谷シャンテB1F
営業時間/11:00~20:00
定休日/施設に準ずる
アクセス/東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷駅」直結

島根県ってどんなところ?

縁結びの神様として知られる出雲大社は、国内外から多くの人が訪れるパワースポット。松江のシンボルである松江城は別名千鳥城とも呼ばれ、国宝の現存天守は特に見応えがある。岩壁がそそり立つ立久恵峡など、美しく神秘的な自然を満喫できるスポットも多い。出雲そばやしじみ汁などのご当地グルメに加えて、山陰の海の幸をとびきり新鮮な状態で味わえるのが島根旅行の醍醐味。

PHOTO/KAZUHITO MIURA TEXT/NAOMI TERAKAWA

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※記事は2020年8月27日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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