こけし愛が詰まった津軽の新名物。おかしのオクムラの「こけしのあたまんじゅう」

オズモール、甲斐みのり/おかしのオクムラの「こけしのあたまんじゅう」

こけしのあたまんじゅう8個入り1836円

OZmagazine TRIPで好評連載中の「さて、おやつにしますか」は、文筆家・甲斐みのりさんが教える、旅の目的になるおやつの話。第12回目は青森県・黒石市にある「おかしのオクムラ」で販売中の「こけしのあたまんじゅう」をご紹介します。

更新日:2021/03/12

食べてにっこり。いい顔揃いの、甘い“津軽こけし”

一昨年の初春に、十和田から弘前へと青森を東西に横断する旅をした。本当は、弘前の手前の城下町で津軽こけしの産地でもある黒石も散策できたらよかったが、たどり着いたとき、時刻はすでに夕暮れどき。閉館直後の「津軽こけし館」を通り過ぎ、以前からファンだった、こけし工人の阿保六知秀さん・正文さん親子の工房「阿保こけしや」に立ち寄って、伝統的な津軽こけしや、りんご形のベレー帽をかぶった創作こけしをおみやげに求めた。

その旅ですっかり青森が好きになって、またいつか旅したいと思いながら次の行き先の情報収集をしていたところ、黒石で新たなこけしのお菓子、その名も「こけしのあたまんじゅう」が誕生したとネット新聞の記事で知って取り寄せた。

阿保正文さんのりんごこけしがデザインされた箱を開くと、ほっくり炊いた黄身餡を、もっちり柔らかな生地で包んだ焼きまんじゅうが。袋には、10人の津軽こけしの工人が描く異なる顔のこけしシールがランダムに貼られている。「おかしのオクムラ」の娘さんの、強いこけし愛から生まれたという新名物を、次回の青森旅では直接店で求めたい。

取材・文/甲斐みのり 撮影/鍵岡龍門

おやつDATA

こけしのあたまんじゅう
おかしのオクムラ
TEL.0172-52-2841
住所/青森県黒石市大町2-53
価格/8個入り1836円
ホームページ
おかしのオクムラ

PROFILE

甲斐みのり(かい・みのり)
文筆家。旅や散歩、お菓子や地元パン、クラシック建築やホテル、雑貨屋や暮らしなどを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。各地の観光パンフレットも手がける。著書は『地元パン手帖』『お菓子の包み紙』『アイスの旅』(ともにグラフィック社)など40冊以上。

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Loule

この記事が掲載されているのは、OZmagazine TRIP「春のひとり旅へ」

OZmagazine TRIP「春のひとり旅へ」

今回の特集は毎年恒例の「春のひとり旅へ」。密を避ける旅のスタイル「ひとり旅」に、自然とふれ合うというテーマを設けてご案内しています。江の島エリアでは海一望のテラスで本を片手にのんびりしたり、河口湖では湖のほとりで雄大な富士山を眺めたり・・・。ひとりでも気軽におでかけできるエリアと、そこでの特別な体験をご案内しています。大自然の中で空を見上げて深呼吸してみませんか?

発売日/2021年3月5日(金)
定価/800円
販売場所/全国の書店、コンビニエンスストアなど

※OZmagazine TRIP(2021年3月5日発売)の情報を転用して掲載しています。掲載情報は、2021年2月19日時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください

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