新潟県新潟市。豊かな自然とアートを感じる旅へ



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新潟県・新潟市 豊かな自然とアートを感じる旅へ

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街中に巨大なアートが出現!

“水と土”をアイデンティティとする新潟市で、3年に一度行われる「水と土の芸術祭」が、2015年7月18日(土)~10月12日(月・祝)の期間開催。今年のテーマは、“潟”。水と土の象徴である潟を中心に、街中あちこちで楽しめるアートを通じて、新潟市の風土と文化に触れて!

トキメキ1都市型アートフェスティバルでアートを体感!

約80万人が暮らす、日本海側最大の都市・新潟市。そんな市内には、“潟”と呼ばれる湖沼が点在し、人間と豊かな自然が共存している。そんな新潟ならではの豊かな水と土が形成する風土や文化を体感できるのが「水と土の芸術祭」。今年は“潟”をテーマに、56名の作家による69ものアート作品や、パフォーマンスなどを展開する。アートディレクターの丹治嘉彦さん曰く、「潟をはじめ、新潟市は独特の風土や文化が魅力の都市。そんな土地柄をテーマにした風土色豊かなアート作品を楽しめます」。ここでのアート体験は、豊かな人生を送るためのヒントになるはず。

新潟日報メディアシップの展望フロアからは、王文志作「新潟の夢―Dream of Niigata―」を上から鑑賞できる

ベースキャンプの入り口を彩るのは、日比野克彦さんのアートプロジェクト「明後日朝顔NIIGATA2015」。朝顔の種は、全国19都市から届いたもの

「アートから感じた経験は、人生を考える上でものさしになるもの」と教えてくれたのは、アートディレクターの丹治嘉彦さん

トキメキ2潟とアートのコラボレーションを楽しむ

芸術祭のメイン会場は、鳥屋野潟、福島潟、佐潟、上堰潟。その周りには、それぞれの潟の風土に合わせた作品が点在する。鳥屋野潟に「田舟で漕ぎ出す。」を展示する大矢りかさんは、“潟”の魅力にすっかりハマってしまったそう。「創造意欲が湧いてくる場所であり、緑豊かな潟は心が落ち着く場所でもある。そんなステキな空間を肌で感じたり、作品を通じていろいろな思いを馳せたりしてみては?」。潟の移動は路線バスまたは、土・日・祝日ならツアーバス(要予約)を利用して。豊かな自然を感じながら、アートを楽しもう。

上堰潟は土屋公雄APTの「海抜ゼロ」が。腰まで水に浸かりながら農作業をしていた頃を再現。海抜ゼロメートルの視線で潟を見られる

佐潟の広場と溶け込む関根哲男さんの「原生―立つ土」。佐潟を背景に、この土の力強さを土が自立しているような姿で表現している

万代島緑地に現れたのは、王文志(ワン・ウェンヂー)さんの「新潟織夢―Dream of Niigata」。巨大な作品に圧倒される

トキメキ3風土色豊かな潟の郷土料理をいただきます!

潟ならではの郷土食を味わえる、キッチンカーを利用した“潟るカフェ”が、それぞれの潟に登場。7月18日(土)~8月2日(日)は福島潟、8月8日(土)~8月23日(日)は鳥屋野潟、8月29日(土)~9月13日(日)は佐潟、9月19日(土)~10月4日(日)は上堰潟に、土・日(11:00〜15:00)にオープンする。その移動に合わせて、金野千恵さんの作品「timber messenger ―山から海へ旅するカフェ―」も展示。潟るカフェとアートのコラボは必見! 心とおなかが満足したら、芸術祭ならではのおみやげをベースキャンプ「blue & brown」でチェックするのも忘れずに。

緑豊かな自然に映える黄色いキッチンカー“潟るカフェ”。プロデュースする栗原里奈さんとフードプロデューサーの鈴木将さん

新潟のコシヒカリ3合を伝統的な手拭いで包んだ「新潟のお結び」各1836円。芸術祭公式グッズショップ「blue & brown」で

「潟るカフェ 購買部」の内装は、建築家・長谷川明さん(左)と丸山美紀さん(中央)の作品。「blue & brown」の小山真吾さん(右)

「ライターK」の旅だより

今まで口にしたことがなかった、おいしくってワクワクする風土色豊かな食文化を、“潟”で体感できました。寒ブナのからあげや、豊栄産のトマトを使った爽やかなトマトスカッシュ・・・。自然の恵みを丸ごといただいているような体に優しい味わいに感動しっぱなしでした。紹介したのは、福島潟でいただける“潟るカフェ”のランチプレートとドリンクの一例。その味わいに感動したら、その土地で採れる食材をおみやげにするのもいいかも。帰宅後に食材を口にすれば、アートの感動も思い出せる。家でも旅気分を味わえますよ。

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新潟県新潟市でめぐったスポット

スポット1

トヤノガタ鳥屋野潟

街中に潟が広がる、全国でも珍しい潟。日比野克彦「BOAT HOUSE DOCK YARD[船の家 造船所]」など、7作品と出会える。

  • 新潟県新潟市中央区
  • アクセス/JR新潟駅南口バスターミナル1番線より新潟市民病院行きバスで、天寿園前下車すぐ

スポット2

フクシマガタ福島潟

天然記念物・オオヒシクイの越冬地や水生植物・オニバスの生息地として有名。安藤栄作「大地のひと」などが展示されている。

  • 新潟県新潟市前新田
  • アクセス/JR白新線豊栄駅よりタクシーで約8分

スポット3

サカタ佐潟

水鳥の生息地としてラムサール条約に登録されている。アトリエ・ワン「佐潟なりわい観測舎」など2作品が見られる。

  • 新潟県新潟市西区赤塚5404-1
  • アクセス/JR越後線内野駅よりタクシーで約15分

スポット4

ウワセキガタ上堰潟

洪水調整池を兼ねた潟を中心に、自然と調和した上堰潟公園が広がる。藤野高志/生物建築舎「曲」など、2作品を楽しめる。

  • 新潟県新潟市西蒲区松野尾1番地
  • アクセス/JR越後線巻駅よりタクシーで約15分

スポット5

ブルー&ブラウンblue & brown

おみやげ探しは芸術祭限定ショップで。「羊羹みずつち」など、芸術祭限定アイテムやかわいらしい新潟オリジナルグッズが並ぶ。

  • TEL.070-6518-0589
  • 新潟県新潟市中央区二葉町2-5932(ベースキャンプ1階/旧二葉中学校)
  • 営業時間/10:00~18:00 水定休
  • アクセス/JR新潟駅より万代口バスターミナル7・8・9・11番線で「古町」下車、ベースキャンプ行きシャトル便で会場へ
    ※シャトル便乗車には「水と土の芸術祭2015公式ガイドブック」が必要
  • 詳細はこちら

新潟県新潟市に行こう!

水と土の芸術祭へのACCESS

電車でACCESS
JR東京駅より上越新幹線でJR新潟駅まで約2時間
でACCESS
関越自動車道練馬ICより北陸自動車道新潟西ICまで約3時間20分
会場までのACCESS
JR新潟駅より公共交通機関で古町へ。古町より主な会場までは、往復シャトル便運行
※会期中の土・日・祝の13:30古町発
<メインフィールド行きツアーバス>
予約受付窓口/日の出交通(株)貸切バス部025-274-4100(平日9:00~19:00)
※運行日直前の金曜日までに事前申し込みが必要

もっと新潟県新潟市を知りたくなったら、ここをチェック!

水と土の芸術祭2015開催中!

  • “水と土”をアイデンティティとする新潟で、3 年に一度行われる「水と土の芸術祭」が開催。3 回目を迎える今年のテーマは、〝潟″。水と土の象徴であるという、潟を中心に、街中あちこちで楽しめるアートを通じて、新潟市の風土と文化に触れてみよう。

    会期/2015年7月18日(土)~10月12日(月· 祝)
    会場/4つの潟および、新潟市内全域 メインフィールド(鳥屋野潟、佐潟、上堰潟、福島潟)、ベースキャンプ(旧二葉中学校)、サテライト(天寿園、いくとぴあ食花)
    料金/無料(パフォーマンス公演など一部有料)
    参加作家/ 56組
    【問い合わせ】TEL 025-226-2624(水と土の芸術祭2015 実行委員会 事務局) 開場時間/作品により異なる

    詳細はこちら

イベントも見逃せない!

Noism1『Nameless Voice~水の庭、砂の家』(2012年) (C)Kishin Shinoyama

Noism1メンバー振付公演

「潟」や市内各所に展示されるアート作品からインスピレーションを得て、Noismメンバーが振付。その場、そのときにしか観られない作品を上演。

8/29(土)15:00~秋葉公園
8/29(土)18:00~西海岸公園
8/30(日)15:00~上堰潟
9/5(土)17:30~信濃川やすらぎ堤
9/6(日)17:30~佐潟

 (C)Kishin Shinoyama

柳都会みずつちスペシャル

芸術祭のパフォーマンス・ディレクターの金森穣や芸術祭参加アーティストらを迎え、さまざまな言葉が出会うトークイベントを開催。芸術祭を通して見えてきた、新たな発見・課題・これからの可能性などについて語り合う。

9/6(日)14:30~16:00。場所は、ベースキャンプ(旧二葉中学校)体育館。無料。パネリストは、金森穣ほか

第2回 シンポジウム「水と土の地における米」

自然との共生の中で持続してきた「水と土の地」新潟の米作り。だが、過度な近代化の中で持続可能な環境営為からはかい離して・・・。豊かで健康な「食」を作り出す、「農」のあり方、「食」のあり方とは?

9/19(土)13:30~15:30(予定)。場所はベースキャンプ(旧二葉中学校)体育館。出演は藤沢周(作家)ほか

新潟県新潟市エリアMAP

地図はカーソルを乗せると自由に動きます。

取材・文/Pea Green(小竹あき) 撮影/瀬尾直道


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