東京で買う、旅みやげ vol.003 やさしい線香花火

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東京で買う、旅みやげ vol.003 やさしい線香花火

東京で買う、旅みやげ vol.003 やさしい線香花火

【毎週月曜日 16:00更新】
丁寧に作られた日本各地のイイモノを揃えたショップが東京にもたくさん。作り手や産地のストーリーを知って手にすると、より旅気分を味わえる、とっておきのお土産をご紹介

福岡の豊かな自然の恵みから生まれる
天然素材の線香花火は心にやさしい

夏の終わりとか、幼いころの思い出とか、切なさとか儚さとか。そんなちょっとノスタルジックな連想をさせてしまう線香花火。

見慣れたものとは明らかに一線を画すこの線香花火、故郷は福岡県みやま市にある、創業80年の筒井時正玩具花火製作所。WEBサイトを見る限り、果てなく広がる平野にぽつんとあるアトリエは、そのたたずまいからして丁寧にものづくりをしているのだなという印象。自然の草木で染めた福岡八女産の手すき和紙に火薬を包んで、細く撚っていく行程はすべて手作業なのだとか。

「ビームスの一部店舗で夏のシーズンのみ扱っていたものですが、人気商品のため、『ビームス ジャパン』では、通年の取り扱いにしました。色や形がきれいなので贈りものとしても人気です」と、ショップスタッフの太田友梨さん。柔らかい色合いと手触りは、職人さんからやさしさが伝わってくるよう。

福岡の豊かな自然の恵みから生まれる 天然素材の線香花火は心にやさしい

左から花42本入り5400円、蕾々(らいらい)32本入り3780円、橙(だいだい)10本入り756円

なんだか見ているだけで癒される
花の名前に例えた線香花火の一生

見るからに「火を点けるのがもったいない・・・」と思うけれど、そこは意を決して火をつけてみることに。
線香花火が燃える工程には、それぞれ美しい名前が付いている。それはまるで人生のようだと例えられることも。

蕾(つぼみ)=火をつけると火の玉に。じりじりと大きくなっていく様子は今にも花開く蕾のよう
牡丹(ぼたん)=やがてパシャ、パシャと火花が散りはじめる
松葉(まつば)=連続して火花がさかんに飛び出していく、最も鮮やかなひととき
散り菊(ちりぎく)=やがて音も静かになり、火花が線となって静かに垂れ下がっていく。まるで菊の花びらがハラハラと散るように・・・

何本か火を点けてみたけれど、途中で玉がポトっと落ちてがっかりするようなことは一度もなく、火花も大きくてみごと。なによりも、じっと見つめているだけで不思議と心穏やかになってくる。そう、この線香花火は大人のためのもの。ちょっとイライラするときや落ち込んだときにふと点けてみると、温かな光が癒してくれるかもしれない。

BEAMS JAPAN

BEAMS40周年を機に“日本”のまだ知られていないさまざまなモノ・コト・ヒトに光を当てて紹介するプロジェクトを立ち上げ。その中で、新宿のBEAMS JAPANは世界にJAPANを発信するためのフラッグシップショップとして2016年4月にオープン。東京人はもちろん外国からの観光客も多く、早くも新宿の名所に。

TEL.03-5368-7300
東京都新宿区新宿3-32-6 B1F-5F
営業/1F-5F11:00〜20:00/猿田彦珈琲8:30〜22:30/クラフトグリル11:30〜23:00(22:00LO) 不定休

BEAMS JAPAN
  • WRITING/YUKO MUKAI PHOTO/KAZUYOSHI MIURA
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