京福電鉄北野線「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」から徒歩約5分にある等持院。室町幕府を開いた初代征夷大将軍である足利尊氏が、天龍寺の夢窓国師を開山に迎え創建。応仁の乱などの戦乱や火災に見舞われたが、豊太閤が息子の秀頼に建て直させたほど重んじられた寺。
等持院とは?見どころは?
足利15代の歴史が眠る寺院
暦応四年(西暦1341年)、足利尊氏によって創建された等持院。足利将軍家歴代の菩提所として、足利家230余年の歴史を語るだけの貴重な文化財が保存されている。
境内には、静かに歩くと鶯張りの音が心地よく響く、年一回の寺宝展で公開される方丈(本堂)内や、足利歴代の将軍像などが並ぶ霊光殿、夢窓国師作として伝えられる庭園がある。
庭園は東西に分かれ、東の心字池(草書体の心の字をかたどって作られた池庭)は、半夏生(三白草)が咲く夏至の風景が特に見もの。
一方、西の芙蓉池は、衣笠山を借景にした池泉回遊式。北側に“義政好み”の謂れを持つ茶室「清漣亭」がひっそりと落ちついた姿で建っており、控えめなたたずまいを見せる。
初夏のさつき、七月頃からのくちなしの花、初秋の芙蓉の花など四季の草花が彩を添える清漣亭で、茶の香りを愛でながら景色を眺めてみては。
等持院の読者口コミ
- みんなの評価
- 9人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★★★★ 4人
満足 0人
普通 ★★★★★★★★★★ 4人
やや不満 ★★★ 1人
不満 0人
- まーちさんの口コミ
- 女性/30代/恋人・配偶者
紅葉のシーズンが一番おすすめ。小さな寺院ですが、足利家ゆかりのお寺はお庭が広く、池に反射する紅葉もきれいです。
人が少なく穴場感があります。お庭を眺めながら、抹茶とお菓子をいただけるのも良い。
行った時期:2020年11月 土日祝日・昼
混雑状況:やや空いていた
滞在時間:1~2時間
- さくらもみじさんの口コミ
- 女性/50代/恋人・配偶者
紅葉の時期に合わせて行ったのですが、白砂の枯山水庭園に真っ赤な紅葉が映え、大変素晴らしかったです。
行った時期:2021年11月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1~2時間
- もどりさんの口コミ
- 女性/50代/友達
庭園が印象的だった。周囲には他にもたくさん同じような寺院があるが、何か違っていた。穴場的なスポットだと思う。
行った時期:2010年より以前 土日祝日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
- 季節の見どころ
- 紅葉の名所
等持院の基本情報
- スポット名
- 等持院(とうじいん)
- 住所
- 〒603-8346 京都府京都市北区等持院北町63番地
- 営業時間
- 9:00~16:30(16:00受付終了)
※12/30~1/3は9:00~15:00(14:30受付終了)
- 定休日
- なし
- 参拝料
- 大人 500円 小人 300円
- 駐車場
- 10台(無料)
- 最寄り駅
- 等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅
- 交通アクセス
- 【バスでお越しの方】
京都市営バス10,26系統「等持院南町」下車、徒歩約8分
京都市営バス12,15,50,51,55,59系統,JRバス「立命館大学前」下車、徒歩約10分
【電車でお越しの方】
京福電鉄北野線「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」下車、徒歩約5分
【JR・近鉄京都駅から】
のりばD3から京都市営バス26系統にて約40分、「等持院南町」下車、徒歩約8分
のりばB2から京都市営バス50系統にて約40分、「立命館大学前」下車、徒歩約10分
のりばJR3からJRバスにて約30分、「立命館大学前」下車、徒歩約10分