“純粋に感動すること、熱くなること”って今の自分に足りていない、と思ったことはない? そんな時には夏をもっとアツくする、踊り祭りを見に街へ繰り出そう! 東京では地方の有名な踊り祭りが行われ、年々大規模に発展中。街ぐるみの盛り上がりに加え、踊り手のパフォーマンスの完成度の高さは、生で見ると感動! 参加者のほとんどはチームに所属して、この日のために連日練習を重ね、衣装やデコレーションを自分達で手作りする人も多い。路上で踊ることの開放感や人と人とのつながり、達成感など、そんな熱い気持ちを思い起こさせてくれる魅力が踊りにはあるのだ。各公式サイトから、チームのメンバー募集のページにもリンクできるので、「来年は参加者に!」と思ったらアクセスしてみて。踊りのエクササイズ効果と見られることによって、もっともっとキレイになれるはず。
今も昔もストリートダンスで盛り上がる原宿・表参道。南国土佐のパワフルな祭りは今や全国的にひろがり、「スーパーよさこい」は、約100チームが全国から参加する大規模なものに。多くのチームがオリジナル曲で出場し、正調のよさこい節から、ロック調、サンバ調などさまざま。個性のある衣装を身につけ、鳴子(なるこ)と呼ばれる打楽器を手に、感動のパフォーマンスを見せてくれる。駅を降り立ったとたんズンズンとおなかに響くような迫力は、その場にいるだけで血が騒いでくること間違いなし! また、代々木公園イベント広場では、全国各地の名産が集まる「じまん市」も開催。よさこいを見物しながらグルメも楽しんで。
(c)原宿表参道元氣祭×GTF スーパーよさこい2008
普段はにぎやかな商店と住宅が並ぶ町が、2日間でなんと120万人もの観客が押し寄せる「東京高円寺阿波おどり」。徳島に400年以上前から続く阿波おどりが全国に広まり、特に高円寺では大規模なお祭りに発展。1つの団体は「連」と呼ばれ、長い竿の先に掲げた「高張り提灯」を先頭に、踊り手、お囃子が続く。豪快な「男踊り」と、艶っぽく優雅な「女踊り」に分かれ、その絶妙な掛け合いや連ごとに異なる個性的なアレンジが見どころ。通の楽しみ方としては、日中「おどれ高円寺セシオン2008」でゆったり舞台の阿波おどりを見て、夕方から街へ繰り出して周囲の熱気とともに踊りを楽しむというパターンも。
新しもの好きの浅草っ子が、本場ブラジルもびっくりのサンバカーニバルに発展させて今年で28回目。きわどい衣装と華やかな羽飾りというイメージが大きいけれど、タスキをかけている女性がトップダンサー、山車(アレゴリア)や打楽器隊のバテリア、衣装をそろえてテーマを表現するテーマアーラなど、パレードを構成するパートや各チームのテーマを事前にチェックしておくと、サンバを見る目がちょっと変わるかも。当日はコンテスト形式になっていて、上位のS1チームがパレードを始めるのは14:00くらいから。一般観客からのモバイル投票も実施されるので、ぜひ参加してみて。
第52回東京高円寺阿波おどり
■日時:2008年8月23日(土)・24日(日)18:00〜21:00
※荒天25日振替、25日荒天の場合は中止
■会場:高円寺・新高円寺駅周辺
■アクセス:JR高円寺駅、東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅よりすぐ
■問い合わせ:NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会
TEL.03-3312-2728
第28回浅草サンバカーニバル
■日時:2008年8月30日(土)13:30〜18:00(予定) ※小雨決行
■会場:馬道通り〜雷門通り
■アクセス:東京メトロ銀座線ほか浅草駅よりすぐ
■問い合わせ:浅草サンバカーニバル実行委員会事務局
TEL.03-3847-0038(平日10:00〜18:00)
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